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「さかなクン」ず「なかやたきんに君」に共通するものっお - 段階ある『奜き』の話。

 さかなクンずなかやたきんに君に共通するものは、䜕か

「くん」以倖で  

 それは、ヒロシさんや又吉盎暹さんにも通ずるものな気がする。



順番の話。


 ã€Œå¥œãã€ã«ãªã‚‹ã£ãŠã€å®Ÿã¯ã€é›£ã—いんだず思う。

 だから、きっず、人生でたった぀でも本気で「奜き」なこずを芋぀けられた人は、幞運だ––––それだけで人生が豊かになる。

「奜き」ずいうのは––––

 色々ず分かっおきお「奜き」になるんじゃなく
「奜き」になったから、色々たで知りたくなる

 ––––ずいう順序が、奜たしい。

「奜き」になるにも、
 䞀定の「努力」ず「忍耐」が必芁なのだ。

「石の䞊にも幎」を本気でやろうずするず、䜕も無い石の䞊に、幎間も、座り続けるための「歓び」を芋付ける以倖、実珟できる道はない。

「今日の空は綺麗だなぁ」

 ずか、

「あず䜕日で終わるんだっけ」

 ず、カりントダりンにしおみたり、些现なハプニングやサプラむズを楜しんだり  

 自分の䞭で、意図的に「䞍意に起こさせる」ような意識改革さえ生たないずいけない。

「継続は力なり」なんおのは、ずいぶんず蚀葉足らずな気がしおいお、正しくは「本気で続けるこずにだけ意味がある」––––

 本気になるには「意志の䞊で数幎」––––
 ようは「奜き」になるしかない。

 成功した人の倚くが「倩才」や「才胜」ずいう蚀葉を嫌う理由はそこにあるんじゃないか。

 その点、「奜きこそ物の䞊手なれ」は、たさにその通りだ。

「努力」を「普通」ず蚀い退け、「蟛い」に䞀本筋を通し「幞せ」ずする原動力こそ、「奜き」ずいう匷い気持ちだ。

 そしお、「奜きになるための努力」から「奜きだからやりたいやろうやらならないず ず、自発的自然にに思うコト」に移ろうプロセスにこそ倧きな意味があるず思う。

 だっお、本物の経隓倀ずいうのは、吞収型の孊びではなく実践的な気付きの䞭で、ずきに歓喜し、ずきに号泣しお、本気で悔しがったり、ぶっちゃけ劬んだり、正の感情を共有し、負の感情を抌し蟌めおこそ、生たれる。

 月䞊みだが「倱敗は成功の玠」––––

 挫折の先には匷さが光っおいる。

 その唇は、笑うためにもあるし、噛むためにもある。その歯は、前を芋せるためにもあるし、奥を食い瞛るためにもある。口は、歓びの蚀葉を音にしお発するためにもあるけど、無音の悲しみをグッず飲み蟌むためにもある。

 - - - - -

「生きおるだけで゚ラい」

 ずいう蚀葉を聞く。

 ずおも、玠敵な哲孊だず思う。

 それがホップだずすれば、
 その次のステップに、

「奜きなこずがあるず、もっず、゚ラい」

 を、据えおみおはどうだろう

 奜きなこずを぀くるのは、簡単じゃない。䜕かを、誰かを、奜きになれた人ぱラい

 そんな「奜き」の初段を乗り越えた人たちには朗報が届く––––

「奜き」ずいう胜力には汎甚性がある。

 マニアックにギヌクに熱し狂するコトで生たれる「奜き」の深床深さが増せば、自ずず拡匵性広がりが生たれるのだ––––

 それが、奜きの第段階だ。

 奜きなコトを本気でやろうずするず、それだけを奜きではいられなくなる。

 奜きずいう感情や感動は、それだけを奜きでいる状態を、決しお、蚱しおくれない。

 たずえば、芞人のヒロシさん––––

 キャンプがずんでもなく奜き。それがきっかけで、料理も奜きになっおるし、山も買っおいる。ヒロシさんは、火を焚くずきに地面に気を遣うらしい火を焚く前の状態に戻せるように泚意を払う。もはや、山ずいうか地球自然党䜓を奜きになっおいるように思えた。今ずなっおは、キャンプ芞人ずいうムヌノメントたである。

 さかなクンは、東京氎産倧孊に合栌はできなかったが、魚奜きが高じお、ペットショップや寿叞屋で働きながら、魚のむラストを描いおいた––––

 そしお、タレントずしお掻躍するようになり、東京海掋倧孊の准教授に就任し、名誉博士の称号が授䞎された。東京海掋倧孊は、東京氎産倧孊ず東京商船倧孊が統合された孊校だ。こうしお、か぀おの目暙を叶え、海掋立囜掚進功劎者ずしお内閣総理倧臣賞を受賞し、自䌝は、映画「さかなのこ」の原䜜にもなった。「ずんでもなく奜きから生たれるずお぀もない䟡倀」の、ロヌルモデルみたいな人だな、ず、い぀も思う。

 マルチスキルずいうのは、たった぀の「奜き」っお気持ちから生たれるんじゃないか。

 あず、䜕をするにも「センス」は必芁だけど、それも、やはり、奜きの汎甚性が効いおいる状態を指すのではないか。

 クリ゚むタヌが「センス」ずか蚀うず、なんずも、いけ奜かない語感になるのは重々承知の䞊––––でも、どうか、我慢しお最埌たで聞いお欲しい。

 たぶん、思っおいる内容ず真逆なはず  

 たず、センスずいうものは、
 先倩的なものではない。
぀たり、鍛えられる

 センス埌倩性、これは断蚀しおおきたい––––クリ゚むティノ胜力は、誰にでも宿る––––本圓だ。

 音楜業界で働くボクに起こった珟実で蚀えば––––

 デビュヌ前のアヌティストや入瀟圓時のスタッフで、ファッションに興味がなく野暮ったかった人たちでも、音楜業界の制䜜珟堎で働いおいれば、自分なりにオシャレになっおいく––––

 䞀流のスタむリングを、間近で芋れるのが倧きいんだろう––––

 ぀たり、センスは、倧量にむンプットすれば、必ず、磚かれる。

 ただし、「奜き」ずいう情熱を䌎っおいればの話。

 ボクのざっずした経歎だっお、ただ、音楜が奜きでいたら、「映像䜜家」→「アヌト・ディレクタヌ」→「クリ゚むティノ・ディレクタヌ」→「メディア・アヌティスト」→「舞台挔出家」の順に、自然ず瀟䌚から䞎えられる圹割呌び名が増えおいっただけのこず。

 ボク自身は、必芁に迫られなければ、「レコヌドメヌカヌのディレクタヌです」ず名乗っおいたかったが、珟実はそうもいかない。

「奜き」に䞀生懞呜になればなるほど、楜しくお、蟛い  この本の最埌で正盎に明かすけど、だから、ボクは、この本を曞いた。

 クリ゚むションには「明確な正解先人たちが築き䞊げたメ゜ッド」があるコトも倧きい。センスを磚きたければ、最初は、過去のクリ゚むションをお手本にすればいい。

 「守砎離」の「守」っおや぀だ。倚くの偉人が「真䌌」したり「盗甚」するこずの倧切さを説いおいる。

 そしお、アヌティストでなくビゞネス寄りのクリ゚むタヌを目指すなら、ぶっちゃけ「離」ずいう最終段階たで達する必芁はない。

「砎」たでで、十分。

 それは、かなり楜しい勉匷だ。

 だっお、奜きの呚蟺にあるコトだから––––音楜業界を目指す人であれば、音楜を聎くだけじゃなく、映画やアニメを芳たり、ラむノに行き、ファッション雑誌を研究しおりィンドりショッピングするのもいい。ずにかく、倧量のむンプット、これに、尜きる。

 センスは、神様から䞎えられる自然ず鍛えられる挠然ずした倩賊なんかじゃなく、環境ず埌倩的な勉匷で成長する技胜だ。

 ただし、あなたがアヌティストになりたいなら、その限りではない。だから、アヌティストはすごい。人生、党振りで「奜き」に賭けおいる人を蚀う。

 察しお、ビゞネスに片足突っ蟌んだ職人やクリ゚むタヌになりたいなら、きちんず勉匷しお修行を乗り越えれば、誰でもいっぱしにはなれる。䞀流になれるかは別だけど、䞀人前にはなれる。

 逆に蚀えば、先倩的な感芚でなれる道理はない。

 センスは、鍛えるこずのできる埌倩的な技胜––––これも、声を倧にしお蚀っおおきたい。

 だから、ボクのいる業界では、音楜さえ奜きでいれば、「新人発掘」に必芁な「目利き」ずいうセンスは誰にでも宿る––––それ以䞊に倧切な胜力はない。

 新人を芋出すコトは、音楜業界人にずっお、垞に最倧の目暙なのだ。

 そしお、自分自身は音楜を぀くれなくおも、音楜が奜きであれば、誰にでも音楜にた぀わるあらゆる䜓隓のプロデュヌスはできる。぀たり、ディレクタヌになれる。それは、音楜そのものではなく、音楜の呚蟺にある䜓隓䟡倀を぀くる仕事だからだ。

 その先、倧ヒットやムヌノメントを生む可胜性は、熱心なリスナヌの党員にある少し専門的なこずを蚀うず、それには、熱心な音楜 “ナヌザヌ” ではなく、熱心な音楜 “リスナヌ” である必芁がある。音楜を䜿っお楜しむTikTokerよりも、ただ、真剣に奜きなアヌティストの曲を聎くコト  守砎離の「守」段階ぞの倢䞭や没頭が必芁だ。

 䜕か぀奜きなコトがあれば、その呚りの色んなコトをどんどんず連鎖的に奜きになっおしたう。この「惚れやすい䜓質になるコト」こそが、奜きの第段階だ。

 奜きにおいおは、深さず広さは䞡立できる。専門性か マルチスキルか ずいうのは、愚問だ。専門性がなければマルチスキルは生たれないし、専門性ずはマルチスキルの䞭でこそ際立぀ものなのだ、きっず。

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 さお、いよいよ、最終段階の話––––

 倧奜きなコトを䞭心に奜きなコトが増えおいくず、どんな状態に陥るか––––

 時間が足りなくなる  

 うヌん、切ない、でも、だからこそ––––どうしおも、䜕かを切り捚おる必芁が出おくる。ずもすれば、䜕かを犠牲にする必芁が出おくる。

 しかし、それを恐れる必芁はない。

 さかなクンやなかやたきんに君が、
 ノヌリスクで、ああ、なれただろうか
 圌らは、奜きなこずのために、
 たしかに、䜕かを、切り捚おおいる––––

 それを「芚悟」ず呌ぶ。

 芚悟ずいう「取捚遞択の勇気」があれば、自ずず盎感的に、どうしおも奜きになれない事象が分かるようになる––––容赊なく、自信を持っお、自ら進んで、切り捚おるこずができるようになる––––この「他人はどうか知らないけど、自分だけはやるべきではないこずを、迅速に拒絶する機胜」を内包しお、「奜き」は免蚱皆䌝ずなる––––『自分の自分による自分のためだけの遞択ず集䞭システム』の完成だ。

 タタタ、タッタッタッ、タッタッタヌン♪

 それは、䞀生、絶察に、自分がすべきではないコトを、他人の目や長いものに巻かれるコトなく、自分らしく刀断できる「物差しスケヌル」だ。

 それの別名が「個性」だ。

この䞖界には、
あなた以倖のすべおの人にずっおは良いコトでも、あなたにずっおだけ、良くないコトが存圚する。


 倚くの人にずっおは良いコトでも、自分だけにずっおは良くないコトを、いかに避けお通るかは、圓然、瀟䌚における自身のキャラクタヌやアむデンティティに繋がる堎面が倚い。

 流行りに敏感なコトも倧切だけど、流行りに鈍感な流されないコトも倧切。敏感は䞍芁な恐れたで呌ぶが、鈍感はずきに適切な意志を生む。

 珟圚すでに流行っおいる物事ずいうのは、裏を返せば「レッド・オヌシャン」である蚌だ。これから倧きなムヌノメントを起こすのは「今は流行っおいないコト」––––もっず蚀えば「ダサいず思われおるコト」や「むタいコト」にこそ将来性は宿っおいる。

ブランディングずいうのは、
やるコトを決めるコトじゃなく、
やるべきではないコトを削ぎ萜ずすコト。


 倚くの結果は運だず思うし、個人が仕掛けられるコトなんお、高が知れおいる。幅だっお狭い。でも、その運を呌び蟌む粟床は、凡人にも䞊げるコトができる。ただ、ほずんど呌び蟌めおもない僕が蚀っおも説埗力はないだろうけど––––

「奜きなコトを、粟䞀杯、奜きになるっお
本気で楜しくお、本気で蟛くお痛いコト」


 っおのは、その぀に違いない。
 これだけは、どうか、信じおほしい。

 だから、音楜の裏方でスタヌになる資栌は「音楜が奜き」だけで十分だ。なれるかどうかは運だずしおも、その資栌は、倩才アヌティストだけでなく凡人のファンにもある。


段階のたずめ


 ã€Œã©ã†ã›ã€ã§ããªã„」や「できるわけがない」ず、やる前から諊めるのではなく、「できるかも」からスタヌトすべき堎合がある。

「やっおみたけど、合わない奜きじゃない」の数撃ちゃ圓るスピリッツで、たずは挑戊しおみお、どんどんず切り捚おおいく。自分自身が動かなければ、自分自身には䜕も起こらないコトだけは、絶察的な真実だ。

①
䜕か぀でも奜きなコトを芋぀けるこずは、実は、ずおも、難しいコト。それを芋付けたあなたぱラいすごい

②
奜きなコトが぀でもできれば、汎甚性が効きはじめる。その奜きは、それだけが奜きな状態を蚱しおはくれない。たずえば、音楜を奜きになるず、その呚蟺のコト––––聎くのが奜きから、歌うのが挔奏するのが䜜曲するのが奜きになったり、挫画アニメ映画を奜きになったり、ラむノに行くためのバむト先で新たな友情奜きな人を育んだり––––芋づる匏に、草朚の根のようにむンプットずアりトプットが増えおいく。「深さ」ず「広さ」は盞反する状態ではなく共存できる

③
぀の「深い」奜きが、「広く」倚岐にわたる奜きを生むコトで、時間が足りなくなる––––結果、切り捚おないずいけないコトが出おくる。みんながカフェに倢䞭になっおいるずきに、独り、郚屋で音楜を聎いたり、流行りの服を買うためのショッピングするよりもバむトをしたり  い぀も、みんなず䞀緒でないず䞍安な気持ちよりも、自分の奜きを優先する時間も倧切に感じはじめる。孀独を䞀定愛しはじめる  恐れるこずはない––––それは、きっず、悪くない未来に繋がっおいる。

【 音楜から広がった旅ずテクノロゞヌの話 】


【 マ ガ ゞ ン 】

人間に限っお䞖界の半分以䞊は「想像による創造」で出来おいる。

鳥は自由に囜境を飛び越えおいく
人がそう呌ばれる「幻」の「壁」を越えられないのは
物質的な高さではなく、粟神的に没入する深さのせい

某レコヌド䌚瀟で音楜ディレクタヌずしお働きながら、クリ゚ティノ・ディレクタヌずしお、アヌト広告建築人工知胜地域創生ファッションメタバヌスなど倚皮倚様な業界ず運良く仕事させおもらえたボクが、叀くは『神話時代』から『ルネサンス』を経お『どこでもドアが普及した遠い未来』たで、史実ず、考察ず予枬、芳枬ず垌望を亀え、プロトタむピングしおいく。

音楜業界を目指す人はもちろん、「」ず「」の良くも悪くもな歎史レファレンスず未来将来性を知りたいあらゆる人向け。

 本圓のタむトルは––––

「本圓の商品には付録を読み終わるたではできれば觊れないで欲しくっお、
 付録の最埌のペヌゞを先に読んで音楜を聎くのもできればやめお欲しい。
 たた、この商品に収録されおいる音楜は誰のどの曲なのか非公開だから、
 音楜に関するこずをむンタヌネット䞊で䞖界䞭に晒すなんおこずは  」


【 自 å·± 玹 介 ず 目 次 】

【 プ ロ ロ ヌ グ 】



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