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推しと出会え推せるは才能。

こんにちは。
おっちょさん|帰ってきた保育士です🐣


先日、

何の話題からか園長先生に、

「おっちょ先生は推しはいらっしゃるの?」

と聞かれた。

唐突すぎて、

「へぇ!?」

と変な声が出る。

―――――

私は、

推しがいなくて、

推しがいてキラキラと輝く人に、

常に憧れと
ちょっとしたジェラシーを持っている。

少し申し訳ないような気持ちで、

「推しはいないのですよ」

と答えると、

私の返事はどうでも良いような様子で、

「推しがいるのはいいわよ!
これからの時代は推しよ」

と少女のような眼差しでおっしゃった。

きっとその眼差しの先には、

園長先生が推しておられる人物がいるのだろう。

うっとりとしている。

―――――

普段は穏やかで、

時には園のトップとして

厳しい姿を見せる園長先生。

でもその時は、

そんな姿はどこにもなかった。

推しの効果よ、恐るべし。

肌艶さえ良く見える。

羨ましい。

―――――

ふと、

自分の祖母を思い出す。

数年前に他界した祖母も、

推しがいた。

時に宝塚のスター。

時に羽生結弦。

時にEXILE。

時に秋川雅史。

推しに一貫性はなかったけれど、

祖父を亡くした後、

100歳近くまで生きた祖母は、

推しの話をする時だけは、

恋する乙女だった。

私も、

恋する乙女になりたい。

―――――

でも昔から私は、

心が没頭するほどの推しを
見つけられたことがない。

中学の頃、

アイドルに夢中だった友人。

スポーツ選手にのめり込んでいた友人。

みんな、

推しを語る時はキラキラしていた。

羨ましくて、

真似事のようにしてみたけれど、

友人たちのように熱狂することはなかった。

―――――

最近もそうだ。

少し年上のママ友は、

「子育てが終わったら推し活よ」

と言って、

アイドルのライブがあれば、

少し遠くても足を伸ばす。

俳優推しのママ友は、

その俳優の作品が発表されれば、

試写会へ足を運ぶ。

みんな、

推しを推し切る力が半端ない。

―――――

私も今は、

子育てという忙しい理由があるけれど、

数年後、

子離れが現実味を帯びてきた今、

推しを見つけて輝きたい。


推しを見つけて、

ちゃんと推せるのは才能だ。

私にその才能があるかしらん?


―――――


結局、

園長先生の推しだけは、

最後まで謎のままだった。

今回も読んでくれて、ありがとうございました
🐣🐣🐣🐣🐣

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