
電脳通信遊戯#181
前の話
※本作に登場する人物たちはすべて“物語名”で描かれています。実際にあった心の風景を、ほぼリアルタイムフィクションとしてお楽しみください。7日を目安に、有料アーカイブ版に移動します。鮮度のいいうちにお楽しみください。
電脳通信遊戯。
それは電脳空間にて、語り姫と客たちが己のテキスト、または音声のみで心も体も交流する不思議な空間である。すなわち、言葉のチカラが試される世界。
快活戦隊ホワイト、コードネーム「うさぎ」は語り姫であるユリコ姫のところに忍んでいた。
彼もまたčhib(言葉)を操り、女の子たちとの関係を築き上げていく者である。
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ユリコさんはの仕事終わりの時間はますます遅くなり、深夜帯もガチ恋で埋め尽くされている。週末しかもはや会えるチャンスはなかったが、それもうさぎが寝落ちたら空振りに終わる。そんなこんなで二週間が過ぎた。
メッセージでは創作の話をしたり、ユリコさんにまとわりつくガチ恋の話をしていたのだが。
🐸✉「うさぎさんにそろそろあいたいのだ。もう無理なのだ。」
ユリコさんが限界を迎えたようだ。
深夜2時で待ち合わせをすることにしていたら、なぜか彼女は1時半に出没。
慌ててダイブして、ツーショットにすることができた。
俺はベッドの中。テキストでしか存在できない男である。
🐸「うさぎさん!聞こえる?」
🐰「聞こえる聞こえる。1時半にくるんかーい笑」
🐸「2時には合わせるつもりでしたよ笑」
🐰「いや、絶対それは無理だったと思う笑」
粘着性ガチ恋に阻まれて、3時間コースとかよくある話である。
そして、ユリコさんはそういう時に「約束が…」とはいうものの簡単に押し切られてしまうオンナである。そして、ガチ恋どもがそんなの許すわけがなかろう。聞いたことがない。俺以外。
ユリコさんは近況話がしたかったようだ。
やはりというか、ガチ恋どもが湧いている。
近所に住むストーカー男「アカ」は、さすがに資金が尽きたらしく、頻度が減っていた。
だが、生き残ったようだ。
新しく出現した「テイ」は毎日数時間と絶賛ハッスル中である。
しきりに自分のSNSのURLを送り付けてくるようだ。
プライベートでも、ユリコさんにしきりにアプローチしてくる男がいるようだ。
何かにつけ、彼女の住所を特定しようとしてくるらしい。
🐰「いいじゃん。プライベートならアリでは?」
🐸「でもその人、結婚してるんです」
🐰「なんだそりゃ…笑」
彼女は変な男を引き付けるオーラがあるのだろうか。わかる気もするが。
🐸「もう、男性不信です。結婚はあきらめました…」
まぁ、電脳通信遊戯の世界にいたらそりゃそうなるわな。
そして、プライベートもまぁ…。
相手に没入してしまうタイプのユリコさんは、相手からしたら自分に寄り添ってくれていると感じ、自分に気があるのでは?と思ってしまうのだ。そしてガチ恋となる。
未婚とか既婚とかも関係ないようである。
彼女はカメレオン女子。相手に合わせて色を変え、没頭して擬態しているうちに相手からは「こんないい子いない。素晴らしい彼女or妻候補」になってしまうのである。
しかし彼女は悪気なく、ただ擬態しているだけなので、会おうとすると爆死するのである。
🐸「どうしてみんな会おうとするのでしょう…」
🐰「まぁ、ユリコさんかわいいからな」
🐸「こんな話できるのはうさぎさんだけです」
🐰「他の人には話さんのー?」
🐸「ほら、みんなガチ恋だから、発狂しちゃいます。特にプライベートの話とか」
🐰「ああ…笑」
🐸「そういえば、うさぎさんは他には会ってる人いますか?」
🐰「いるけど一人では会わないよ。ほら、ウラノさんとウキヨさんって覚えてる?」
🐸「はい!」
🐰「その二人とパーティーバトルしたりはしてるんだ。そのくらいかな」
まぁ、他にたまに会う子の話はせんでもよかろう。ほんとたまにだし。
🐸「他の子とかいたら、私からメッセージ送るのは申し訳ないなって思ってました」
🐰「全然送ってよ」
🐸「あ、あとうさぎさん来週は会えそうですか?」
🐰「うん。誕生日だよね」
🐸「覚えてたんだ!」
🐰「そりゃーね」
🐸「てっきり忘れているものかと…」
🐰「で、何かプレゼントかなー?」
🐸「うさぎさんだけでいいです」
🐰「うさぎの格好するのは?」
🐸「バニーですかっ!」
🐰「動画作るよ!」
🐸「えー、うさぎさんの創作の邪魔したくないしい…」
言いながら、ニヤニヤな顔が隠せない人。
🐰「いいんじゃん。ほら、ノリノリになってきた」
🐸「えー、でも本当に悪い…」
🐰「これも創作のひとつだって」
そろそろいい時間になってきた。
さあ、えっちなツッコミをしようか。
🐰「ところでさ、その穴はゆびを差し込むのかな?」
🐸「えっ…これですか?」
🐰「明らかに誘ってるよねw」
🐸「そうですかあ…?ほらっ」
ユリコさんは谷間を見せてきた。ブラの効果か。
🐰「その服はもはや谷間スーツ。谷間は萌えんなぁ笑」
🐸「うさぎさんはそうだった…」
🐰「Bカッパーですから笑」
ユリコさんいわく、彼女もBカッパーだったらしいのだが、とても信じられん。
彼女はDはあると読んでいる。
淡いふくらみではなく、それは球状をしているためだ。
だが、フォローは忘れてはいけない。
🐰「でもユリコさんのおっぱいはれろれろしてぇ」
🐸「ほら、はさめますよ?」
球状ではあるが、微妙にとどいていない。
挟むのは難しいのかもしれない。だが…
🐰「パイズリできちゃうね」
🐸「えっ、うさぎさんに…ですか?」
🐰「そう 俺に。 ふふふ」
🐰「ほんじゃ寝るか!長くなったね 次は誕生日おめでたで!」
たぶん、まぁ枠もとってくれるのだろう。モブ客の私にはありがたい話である。
🐰「おやすみー ちゅ」
ユリコさんは唇を突き出すポーズをした。
そして、久しぶりの通信は終了したのだ。
つづく
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