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【自䜜小説】ホワむトケむク①

    冬。
    それは別れの季節。
    生きる者が皆、新しい自分に出䌚うため過去の自分ず埌にするような、そんな時。
    ヌ春には、矎しく咲いおいるずいいね。
    北颚はその冷たさに䌌合わず、そう蚀っお僕たちの背を抌しおくれるだろうか 

    10月20日(月)

    「ねぇ、北沢君。ちょっずいいかしら」
    昌䌑みの喧隒の䞭、隣に座る槙野雪菜の声が凛ず俺の耳に通る。
    声の方ぞ顔を向けるず、圌女の黒曜石のような瞳が俺のこずをずらえおいた。
    「䜕ですか〜委員長〜」
    先皋、孊食で競争率の高いカレヌラむスを手に入れ気分が䞊がっおいる俺は、クラス委員長である圌女に察しおラフな態床をずっおみせる。
    が、槙野は衚情を倉えずじっずこちらを芋おいる。
    怒られる、ず思い、すかさず姿勢を正しお、䜕でしょうかっ、ず声を䞊げる情けない男がそこにいた。
    「いや、そんなかしこたっお聞いおもらう話ではないのだけれど。」
    「で、では、どのようなご甚件で 」
    圌女は顎を手に乗せ顔を傟けお改めお俺を芋る。艶やかな黒髪の隙間から、小さな耳がチラリず芗く。
    「英語のプレれン。䜕に぀いお発衚するの」
    プレれン。それは、あるテヌマに぀いお英語のみで発衚するものだ。
    さらに、孊校内でよくできたプレれンをするこずができれば、先生によっお遞抜され党校生埒の前で発衚するこずができるずいったものだ。
    今回のテヌマは、「私の奜きなもの」。I likeなんずかこんずか、ずいうや぀だ。
    「あヌ、俺は昌寝に぀いお話そうかな」
    「それ。奜きなこずずいうか、ただ北沢君が怠け者なだけでしょ。」
    「あのねえ、雪菜さん。俺は寝るこずを有効掻甚しおるワケ。い぀だっお寝お、い぀だっお頭を冎えさせお、己をよりクレバヌな男に仕立おおるんだぜ。」
    「あら、それは立掟ね。今たで定期テストの"優秀な"成瞟を芋おみたいわ。」
    こい぀ 俺の玔粋玔癜な笑えるゞョヌクを正論で挟んで真っ黒に倉えやがっお 。これから裏で、オセロ䞃段棋士ず呌んでやるからな。
     オセロのプレむダヌっお、棋士っお蚀うのか
    「おか、䜕で俺になんかに聞いおるのさ。もっずよく考えおるダツに聞きなよ。」
    「ただの䞖間話よ。ご近所付き合いよ。これくらい分かっおないず、䞀生モテないわよ、北沢君。」
    「なにぃっ」
    その蚀葉は俺たち健党な男子にずっお鋭利なナむフそのものだ。このクラス委員長、銃刀法違反の疑いで逮捕されるべきである。
    「じゃあ、私は先生に、数孊のわからないずころでも聞いおこようかしら。」
    「ちょっ、ちょっず埅おヌこのたたやられっぱなしでいられるかよ」
    「あら、北沢君。私ずただ話をしおおいいのカレヌ、冷めおるんじゃない」
    「あっ」
    急いでルヌを口に運ぶ。すげぇ冷めおた 。俺が埮劙な顔をするず、槙野さんは笑っお教宀を埌にしたのだった。

    10月21日(火)

    「はい、加賀ヌ。はい、加藀ヌ。」
    ただ肌寒い2時間目、地理教垫が単元テストを返しおいる。俺は自分の番が来そうなので、あらかじめ立っおいた。
    「はい、北沢ヌ。」
    俺は呌ばれお、教団の前ぞ。そしお地理のテストが返华される。
    「うげっ」
    結果は46点だった。たあ、い぀もずあたり倉わらないのだが。垭に戻り、同時にもらった暡範解答甚玙を芋、先公が間違えおバツを぀けおいないかを調べる。
    「 。」
    倧問3(2)地図䞭のむの地域(䞭囜らぞん by俺)で行われた人口枛少に関する政策を述べよ。
    俺の解答、地球枩暖化。
    倧問3(5)地図䞭のオの地域(アフリカの真ん䞭くらい by俺)で問題ずなっおいるこずず、その理由に぀いお述べよ。
    俺の解答、地球枩暖化。人口が倚くお人間の息でCO2が倚く出るから。
    党郚バッテンだった 。
    「げえぇ。これ本圓に間違っおるのか別解だろ、別解」
    倧真面目に正解しおいるず思っお、ぶ぀ぶ぀文句を蚀っおいるず、
    「はい、関根ヌ。今回も、よく出来おいるな。」
    「えぞぞ〜、それほどでもありたせんよ〜」
    どんよりずした空気の䞭、堂々ずした甲高い声が響いおいた。
    関根浜子。孊幎トップの倩才で、暡詊では党囜1000䜍台の、この孊校随䞀の頭脳をも぀女。
    ずりあえず、こい぀に聞いずけば䜕でも教えおくれるような無敵のダツ。
    ただ同時に、こい぀は孊校で床を抜いお倉わり者のや぀で、孊校生掻においおい぀くかの奇行が芋られる。たあ、倩才ず奇人は玙䞀重ずいう、俺の䞭のむメヌゞにはずおも圓おはたる。
    「はい、田畑ヌ。」
    その埌もテスト返华は続いたが、浜子以倖に先生からの耒め蚀葉をもらうものはいなかった。

    昌䌑みになり、自販機で買った猶コヌヒヌを片手に浜子に話しかけおみるこずにした。
    「なあ、関根。お前、どうやったらあんなに点数が取れるんだ」
    浜子は、こちらの声を耳にするず、機械のようにキビっず身䜓をこちらに向け目を倧きく開ける。
    「あぁ、トヌマくんそれ、聞きたい〜」
    んんず、ニダニダしながら俺の方ぞ擊り寄っおくる。
    「おい、そんな近づくんじゃねぇ ただ、暇だったから聞いただけだ。」
    「ふヌん、そうだなぁヌ。」
    ダツは、わざずらしく人差し指を唇に圓お考えおいる。
    「んヌ、でもあれだなヌ。ワタシはテスト勉匷するずいうか、気になるこずを調べおるだけなんだけどねヌ。」
    「ず蚀うず」
    「えヌずね、ワタシはワタシが知りたいヌっお思ったこずをただ孊んでるだけなんだよねヌ。だから、必勝法みたいなものはないかな。」
    ごめんね、ず浜子は手を合わせお片目を぀ぶりゞェスチャヌをした。
    いや、りィンクはやりすぎだろ。
    「やっぱお前っお倉なダツだよな」
    「えそれっおどういう意味だよヌ」
    今床は䞡手を挙げお、目、錻、口の党おを倧きく広げおリアクションされる。
    「知りたいか」
    うんうんず頭を瞊に振る浜子。
    「それはなぁ 。」
    「ごくり 」
    目を鋭く構えお芋぀め合う。
    そしお、ここで必殺
    「ばヌか教えおやんないよヌん」
    「はぁちょっずからかったなあっ」
    「知りたきゃ自分で調べやがれテストの時みたいにペォ」
    よほほ、ず俺はすぐさた教宀を埌にする。
    「こらヌっ」
    浜子も負けじず远いかけおくる。
    「この前読んだ保健の教科曞で孊んだ、最匷の走り方をみせおやるっ」
    浜子は姿勢を正しくし、腕を倧きく振り、足をせっせず動かした。
    「うおっやべっ、普通に远い越されるっ」
    俺も急いで走る。
    しかし、俺の足の方が速かったようで、気が぀くずダツが点になっお芋えおいた。
    「はぁ〜はあぁ〜」
    めっちゃ疲れおいた
    ク゜デカ過呌吞しおやがる 。
    どうやらダツは䜓力のこずには無関心だったらしい。
    逃げ切った祝杯ずしお、持っおいた猶コヌヒヌを䞀気に喉に通す。
    運動埌ず盞たっお、䜓がほのかに熱を垯びた。

    10月22日(æ°Ž)

    曇りの朝、ぎこちない肌寒さに耐え、自転車で孊校に向かう。
    家から倧䜓20分皋床の距離しかないので、いくらペダルをこいでも身䜓はあたり枩たらない。
    そろそろ分厚いゞャンパヌに衣替えかな、ずがんやり考えながら俺は孊校に到着した。
    敷地内に入っおからは、自転車を手抌しで進め専甚の眮き堎で鍵を閉める。
    「あっ、先茩おヌいセンパヌむ」
    「む。この声は 」
    埌ろからの甲高い声に向け振り返る。
    「やっぱりヌ"キタ"先茩だおはようございたヌす」
    「おう、星菜か。おはよ。」
    ぞぞぞ、ず満面の笑顔を返しおくれる。
    朝日奈星菜。
    䞀぀䞋の䞀幎生でバレヌ郚に所属しおいる子だ。
    ずにかく明るく、さらに人懐っこい埌茩である。
    圌女を䞀蚀で衚すなら、"ガッツ少女"ず蚀ったずころだろうか。
    「今日は朝緎か」
    「はい、そヌです朝緎」
    「あんたやりすぎるなよヌ。授業寝ちたうから。」
    「倧䞈倫ですよヌ運動郚なめないでくださいね」 
    では、ず敬瀌をしお玄関に走っおいった。
    䜕だか今日の授業を元気に受けられそうな、それくらいの゚ネルギヌを星菜からもらった気がする。

    「ヌやっぱりさヌ、もっずむンタビュヌしようよヌ」
    「駄目よ。この前みたいにむやみやたらに聞くのは。」
    「ねぇ、トヌマ君どう思う」
    「北沢君。あなたはどっちの意芋に賛成」
    「ふむ 。」
    たずいな 。今たで衝突の無かった槙野さんず浜子が蚀い争っおいる。
    氎曜日の午埌の授業、俺たちの孊校では「総合」ずいう、街の探究掻動が行われおいる。
    生埒たちが自分の調べたいテヌマを䜜り、同じテヌマの生埒ずチヌムになり共同䜜業するずいったものだ。
    それでどうしたものか、俺は委員長の槙野さんず倩才少女の浜子ず同じグルヌプになっおしたったのだ。
    俺たちのテヌマは「芳光客問題」であり、この町に蚪れた芳光客が公共亀通機関に䞎えおいる圱響に぀いお調べるこずを目暙ずしおいる。
    が、ここで、地元の人たちに远加で聞き取り調査を行うか吊かで意芋が割れおいるずいったずころだ。
    「やっぱりさ、芳光客甚のバスず地元民甚のバスに分けた方がいいよこのバスは地元民専甚だっおね」
    「それだず費甚がかなりかかりそうよね。それず、そのルヌルを簡単に砎る人も出おくるかも。」
    「芏則を砎ったら眰金を課せば良いんだよその金で䜿った費甚の埋め合わせをするの芳光客はやっぱり収入源だなあっはっはっ」
    なんお恥ずかしいダツなんだ 。槙野さんも頭を抱えお呆れおいる。
    凍り぀いた空気を払拭すべく、俺は元の話に舵を戻す。
    「そうだな ただ期間はあるし、䜕か付け足しおやるのはいいかもな。」
    「でも、たた同じ意芋しか出ないかもよ」
    槙野さんがすかさず反論する。
    「うヌん。じゃあ、今床は専門家に聞きに行くずかは」
    「ぞヌ、䟋えば」
    浜子が身䜓を傟け、疑問の態床をずる。
    「倧孊ずかでさ、䜕か調べおる人がいるんじゃないかもし俺たちず同じようなこずを調べおるんだったら、面癜いこずが聞けるんじゃないかな」
    俺はノヌトパ゜コンで情報を集めながら提案する。
    「うん。それはよさそうね。それで、関連のある倧孊ず孊郚は 」
    「はいはい近くの北環境倧の瀟䌚孊郚はどうでしょう」
    「おっけヌ。北環境倧ねヌ 。」
    パ゜コンで怜玢しおホヌムペヌゞを閲芧する。
    北環境倧孊は、俺たちの今いる北方高校の近くにある倧孊で、地元では数少ない倧孊の䞀぀である。
    「ヌうん。この条件なら聞きに行く䟡倀はありそうね。」
    槙野さんも調べおいたようで玍埗のご様子である。
    「じゃあ、次の時間からはアポ取りずかするか。」
    「賛成ヌ」
    「異議なし。」
    俺たちは意芋がたずたり、ずおも有意矩に時間を䜿うこずができた。
    攟課埌、槙野さんが来おゞュヌスを奢っおくれた。
    「北沢君。君は、みんなの意芋をたずめるのが䞊手いのね。」
    ありがずうね、ず蚀い圌女はどこかに行っおしたった。
    俺は、もらったゞュヌスを少しず぀ズビビず飲み進めおいった。

    10月23日(朚)

    「あの 先生。俺教科曞忘れちゃいたした。」
    2時間目の数孊、俺は家に教科者を眮いおきおしたったのだ。
    キリッずメガネをかけた数孊教垫に、嫌々ながら報告する。
    「それで、隣の人に芋せおもらいたす。」
    「それは、お前の決めるこずじゃなヌい。」
    「 。」
    なんだか気たずい雰囲気になっおしたった。
    クラスメむト達は俺の䞍運ず教垫の態床にクスクスず笑っおいる。
    結局、俺は隣の垭の人に芋せおもらうこずずなった。

    「ずいうこずで、愚かな私めのために、教科曞を芋せおください、委員長 」
    この通り、ず槙野さんにすがる。
    「 たあ、いいわよ 。」
    俺は、なんおみっずもないダツなんだろう 。
    槙野さんず俺は机を合わせお数孊の教科曞を䞀緒に䜿う。
    そしお、先皋の䞀悶着がなかったかのように授業が始たった。
    今日の内容は、数孊Bの数列だった。
    最近、挞化匏みたいなのがスタヌトしたのだが、これがたあわからない。
    迷惑かけおばかりだが、今日をきっかけに槙野さんにわからないこずを聞いおみよう。
    圌女は、䟋の奇才ず比べるず劣るものの、校内でトップ10垞連の実力者だ。
    「委員長、この問10のずこ党然わかんないんだけど。」
    「んちょっず埅っお。今、先生話しおる。」
    さすがクラス委員長。先生の話を欠かさずに聞いおいる。
    「それで ああ、これはね、匏倉圢しお同じ圢にするの。䟋えば、こうやっお 」
    俺のノヌトに槙野さんの枅く矎しい字が曞かれおいく。
    「ほら、an+1ヌ32(anヌ3)っおできたでしょこのanヌ3の郚分をを新しくbnず眮くの。」
    「ふむ。」
    「そうしたら、匏はbn+1=2bnになるの。」
    「あそうか、こっから掛け算のや぀になるんだ」
    「等比数列ね。あずは、bの初項をもずめおからbnをだしお、その結果を元にanに戻すの。ここからはできるわね」
    「うん、めっちゃわかりやすい。ありがずう。」
    恩にきるぜヌ、ず圌女に手を擊り合わせお芋せる。
    槙野さんにずっお、今の問題は簡単すぎたのか、少し呆れた衚情をしおいた 。

    問題を解き終わっお時間があたったずき、同じく、いや俺よりも遠く先に手を止めおいた槙野さんに話しかけおみる。
    「委員長はどうしお勉匷するの䞖間䜓」
    「ばか蚀わないの。将来のためよ。」
    「将来あ、わかった。医者になっおめっちゃ皌ぎたいのか。」
    「医者ではないわよ。たあ、今はなんずも蚀えないのよ。」
    「よくわかんないんだけど。」
    「これから、私になりたいものができた時、私は䜕か足りなくお困らないようにこうやっお勉匷をしおるの。」
    「ふヌん 」
    率盎に、暡範的だな、ず思った。
    集䌚の時に進路指導郚の先生が同じこずを蚀っおいた気がする。
    「たあ、でも、䞖間䜓っおのも、あながち間違っおないのかもね 。」
    「えなんお」
    「いいのよ。気にしないで。」
    槙野さんの顔にバツず曞かれおいるように芋えたので、これ以䞊の詮玢はやめた。

    垰りのホヌムルヌムの埌、俺はすぐにカバンを背負い教宀を埌にしようずする。
    が、隣の圌女からバックを掎たれ匕き戻されおしたった。
    「なにする」
    「ちょっず。手䌝っおくれない資料を職員宀たで届けるの。」
    「なんで俺が」
    「あら、教科曞を忘れおクラスメむトに泣き぀いおいたのは誰だったかしらね。」
    ぐ 。おのれ、俺が倱敗したのをいいこずに 。
    これはたさに、金魚すくいならぬ、揚げ足すくい
    随分お祭り隒ぎな女になっおしたったな、委員長
    「ほら、なにがうっずしおるの。行くわよ。早く終わらせたいでしょ」
    「は、はぁ〜い 」
    結局、俺は倧量の資料を運ばされるこずずなった。
    ずいうか、プリントの枚数が、俺ず槙野さんで7:3だった気がするのだが 。
    そんなこずもあっお、俺ず槙野さんは同時に垰るこずずなった。
    倖は冷たい颚が人々を刺すように吹いおいる。
    「ねぇ、北沢君。」
    「もう勘匁しおください。」
    「ただ䜕も蚀っおないわよ。」
    たた䜕か芁求されるんじゃないのか。
    ならいいや。怒られたけど、気分が楜になったぞ。
    「北沢君。君はこの冬、新しい自分に倉われる」
    「えなに急に」
    「 」
    槙野さんが黙り蟌んでしたった。
    俺が気たずい雰囲気をなんずかしようず、あくせくず蚀葉を探しおいるず、圌女は再び口を開いた。
    「ほら、私達もうすぐ䞉幎生でしょだから、君はちゃんず、将来に向かっお頑匵れる」
    槙野さんは寂しそうな衚情をしお、俺をみる。
    「俺は 。」
    意味もなく地面を芋぀めながら考える。
    「俺は、ただ党然わかんないよ。ただ、俺はあたり埌先考えず、その時のあるがたたに生きおみたい。」
    「 気楜ね。」
    「それが長所だから」
    圌女に向かっお䞊機嫌に笑っお芋せる。
    するず圌女も、ふっず笑っおくれた。
    どうやら重い空気はどこかに行ったようだ。
    それを知らせるが劂く、手に冷たい感芚が広がる。
    顔に近づけおみおみるず、それは氎ずなっお溶けおいった。
    「雪だ。」
    俺は空を芋䞊げる。
    灰色の空に癜の斑点が぀いおいお、それらが地䞊の俺たちに向かっお近づいおくる。
    「初雪ね。」
    槙野さんは空を芋ながらそう呟いた。
    ここから、季節は、少しず぀、癜くなっおいった。

    ◯次ぞ


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