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Photo byolivia01

忘れてしまうくらいがちょうどいい

    父の命日が近いからなのか?
    父が早々と天国に行ってしまってから
    早いもので、30年以上の時が流れた。
    もう時効だし故人を思い出すのは供養にもなるから許してもらおう。

    私が小さい頃、父からよく言われていた言葉を
    突然思い出した。
    「わかるか?丸い卵も切りようで四角。ものも言いようで角が立つ」と言われていた。
    言い聞かせるような問いかけるような様子だった事を覚えている。
    勘の良い方は、もうおわかりかもしれない。

    父と母はしょっちゅう喧嘩をしていた。
    どちらもなかなかの罵詈雑言な応酬だったが
    母の方が的を射た事を言う分
    父にはダメージが大きかったのかもしれない。

    子供だった私にも「お母さん言っちゃいけないこと言ってるなぁ〜」と聞いていてわかる時もあった。(苦笑)
    そして、父の言い返し方は、「ババア!」
    とか、子供っぽかったな‥‥。

    しかし、現在90歳を超える母の中では
    父は、とっても良い人になっている時もあり
    昔の発言とのあまりのズレに、娘ながらに
    驚いてしまう事がある。

    人生の過ごしてきた時間と言うのは

    いろいろな出来事や思いをろ過してくれるものなのかもしれない。
    楽しかった事を忘れるのは残念だけれど
    悪い事も忘れられるからある意味バランスが取れているのかもしれない。

    一緒にお茶を飲みながら話す時
    物忘れをして話が噛み合わない時母は
    「私バカだからさぁ〜すぐ忘れちゃうの」と
    言ってきたりする。忘れてしまう事を嘆くことができるなんてしっかりしている証拠。
    それで充分だと思う。

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    最後まで読んでいただき
         ありがとうございました😊





     
     
    読んでいただきありがとうございます。 駆け足したつもりもないのに、あっという間に時は過ぎますね。やりがい探しをして 子供の頃から好きだった文章を書くことにしました。読むと、気持ちがほっこりするような作品を書けるようになりたいです。よろしくお願いします。

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