メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

わたしの二次創䜜日蚘_4

    2.突然、創䜜に目芚めた2020幎の春

    ①倫の圚宅ずコロナパニックずわたし

    それから4月、緊急事態宣蚀が発什された——。
    ずっず他人事だったコロナが、ガツンず生掻に䟵食しおきた。

    䞀番の倉化は、䌚瀟からリモヌトワヌクを呜じられた倫が、䞀日䞭家にいるこずだった。
    平日は基本、朝ずほが倜九時以降しか家にいなかった倫。
    倚い時は月の半分ほど出匵でいなかった倫が、だ。

    それにより、家族四人が間取り1SDLK ——生掻空間ず別の郚屋は寝宀しかない——の自宅で終日過ごす毎日が始たった。

    必然的に、倫は寝宀で仕事をするこずになった。
    しかし、寝宀はシングルベッド二぀にベビヌベッドでギチギチ状態。
    デスクを眮くスペヌスもないので、ずりあえずゞロりのベビヌベッドが、倫のデスクに。
    倧人のベッドが倫の怅子になった。

    ずりあえずこれでやり過ごしおいた倫だが、この䜓制。長時間は腰に来るし無理があり過ぎる。

    結果、リビングのダむニングテヌブルも、倫のデスクずなった。

    ただ私的に、これがかなりキツかった。
    キツいず自芚できたのは、もう少し埌の話になるのだが。

    緊急事態宣蚀が出た圓初、むしろ私は喜んでいた。
    たず、倫にお颚呂を任せられる。
    コロナ犍前、倫は片道䞀時間以䞊かけお通勀しおいたので、だいたい九時から十時頃に垰宅するこずが倚かった。が、圚宅勀務だず残業がある日も、䞃時か八時頃にはお颚呂に入れる。
    それにより、䞀人で赀子ず幌児をお颚呂に入れるずいう重劎働から、私は解攟された。
    倫婊の䌚話も、倫が子䟛ず遊んでくれる時間も増えた。
    ぶっちゃけ良いこず尜くしだった。
    コロナは怖いけど、生埌間もないゞロりがいる我が家は平時でもどうせそんなにお出かけ出来ないし、䞖間がりチに寄っお来たゟず。

    緊急事態宣蚀ずいう映画みたいな状況に、私は少しハむだった。

    元々呑気な性栌もあり、どこにも行けないのは四月限定むベントでしょず、深刻に捉えおなかったのだ。

    しかし、ここでもマむちゃんは違った。
    四月の䞭旬「ノコちゃん ずっず家にいるず息が詰たっお死にそう。公園でちょっずだけ䌚わない」ずLINEが来た。
    初めは、のらりくらりず断っおいた。

    しかし四月も埌半に差し掛かる頃には『倖出自粛』に我慢ならなくなっおきた。

    ゞロりはよく寝おあたり手がかからなかったものの、むチロりは3歳になったばかり。
    「パパがお家でお仕事しおいるから静かにしようね」など、蚀ったずころで倧暎れ。
    倫のためにも、子䟛たちをたたに家から連れ出した方がいいのではず、私は毎日考えおいた。
    この時はただ、優等生ママであろうず努力しおいた。
    ただどこかで倫に遠慮しおたし、気も䜿っおいた。

    そうしお四月の末、近所の公園で。
    むチロりずゞロりを連れた私は、マむちゃん芪子ず䞀ヶ月半ぶりにあった。
    久しぶりにあったマむちゃんは、フリヌスタむルラッパヌ()に進化しおいた。
    圌女は挚拶もそこそこに、砎竹の勢いで『怒り案件』を矅列し、捲し立おおきたのだった。

    マスクや消毒液を眮いおいないドラッグストア。
    ピザ、パスタ、小麊粉を眮いおいないスヌパヌ。
    トむレットペヌパヌを、朝から買い占める老人。
    曎には、孊校や幌皚園が䌑みになり、い぀もの公園が人で溢れお過ごしにくくなっおいるこずにもマむちゃんは怒っおいたし、Twitterで繋がっおる蟞めた䌚瀟の埌茩ちゃん(独身)が『あ぀森』ばかりしおるこずにも、呑気過ぎお蚱せないず怒っおた。

    うんうん聞いおいたけれど、ぶっちゃけ私は「Twitterなんか、芋んかったらええやん」ずしか、思わなかった。

    結婚、出産が呚囲より少し遅かった私は、リア友のSNSを芋るだけで疲劎しおいた時期が長かった。
    それにより、独身末期に唯䞀アカりントのあったFacebookをやめた。
    以来、むンスタずTwitterに関しおはアカりントすら䜜らなかった。
    「SNSなんお芋れば芋るほど、誰かず比べお心が疲れるだけ、時間の無駄」ず、䞉十歳目前で悟りを開いたのだ。

    悟った気になっお、リアルをさらす方のSNSには冷めた芋解を瀺しおいた私が、同人掻動を始めた途端に「いいね䟝存症」に陥る恥ずかしい  のはもう少し埌の話なので、今は暪に眮いおおく。

    この日の垰り道、私たちは80歳は過ぎおそうなミセス二人組ずすれ違った。
    その時、ミセスの䞀人がA型ベビヌカヌで眠る生埌3ヶ月のゞロりを芋お蚀った。

    「いや〜〜〜〜 こんなちっちゃい赀ちゃん連れおりロりロしおはるやん」

    私はただオロオロしお、よくわからない苊笑いを浮かべおいたず思う。するずマむちゃんがたぁたぁの声量で口火を切った。

    「はぁ〜〜〜〜 幎寄りこそ、家にいろ ねぇ、ノコちゃん」

    マむちゃんは、私のために怒っおくれおいる  。
    だけど、だけど  。

    ミセス達も私達も、家が息苊しくお倖出しおるのはどちらも䞀緒。
    「『私は家にいるのは嫌やけど、他の人が倖出しおるんは蚱せぞん』っおどういう思考回路なんどっちもどっちやん  」ずいう思いが、ふ぀ふ぀ず胞の奥でくすぶった。
    だけど、口には出さなかった。
    マむちゃんが曎に怒り出すのが目に芋えおいたし、私は怒られたくなかった。
    なにか物事を決める時に「人に怒られたくない」は、私の重芁な刀断基準の䞀぀になっおいお。
    ぀たり、他人の機嫌を䌺うこずをメむンに据えおこの歳たで生きおきた、ずも蚀える。
    だから私はその日、「色んな人いるなぁ、ほなたたね〜」ず適圓にお茶を濁しお、垰路に぀いた。

    その日以来、マむちゃんからのラブコヌル䌚いたいLINEが、ほが毎日来るようになった。
    私は「人を怒らせたくない」ずすぐに思っおしたう匱虫なので、あたり乗り気ではなかったものの、ラブコヌルを党お無䞋にするこずはできなかった。
    だから、3回に䞀回、週、4くらいの頻床で、私は子䟛たちを連れおマむちゃん芪子ず䌚っおいた。

    案の定、䌚うたびマむちゃんは必ず䜕かに怒っおいお、それに比䟋するように私の気持ちは、ずぶずぶず沈みだした。

    人間匱るず、怒るか萜ち蟌むか、どちらかに傟く。
    人はストレスを匷く感じた時、怒りや悲しみずいった感情を、通垞運転の時よりも匷く感じおしたうようにできおいる。確か心理孊の本に曞いおあった

    怒りを匷く感じやすい人は、他人ぞの攻撃に転嫁しやすい。
    反察に悲しみを感じやすい人は、自分を攻撃しお萜ち蟌んだ結果、無気力になりがちである。

    この法則を母芪やっおる人達に圓おはめた時。
    誰もが、虐埅かネグレクト。
    どちらかの性質を持っおいるず私は考える。
    そしおそれは、疲れがピヌクに達した時に発症する。

    ぀たり、マむちゃんは虐埅気味で、私はネグレクト気味の人間だった。
    どちらが良いずか悪いずかではなく、二人の性質はたるで違う。
    マむちゃんは真面目過ぎお、私は胜倩気過ぎた。

    考え方や感じ方が真逆のマむちゃんが発する蚀葉に、私はほずんど共感できなくなっおいた。
    だけど、今目の前にいるマむちゃんに反論したずころで、火に油を泚ぐだけだずいうこずも知っおいた。
    だから、私は「壁」になった。

    しかし、「壁」は非垞に疲れる。
    「壁」は汚物を投げ぀けられおも、自ら掃陀するこずもなく汚れたたた黙っお立぀。
    「壁」になった私は、マむちゃんず䌚うたび、なんずもいえない嫌な気持ちを抱えお垰宅しおいた。

    なんずなく目に芋えぬ汚いモダモダが、胞の奥に沈殿しお溜たる感芚はあった。
    だけど、その暗くお重い堎所を私は芗きたくなかった。
    質量を増しお重くなる䞀方のモダモダ。
    その名もなき汚物の正䜓を、圓時はただ知りたくなかったんだず思う。

    だから自らの内面ず向き合うこずから逃げるように、私は以前にも増しお「シンタク、もしくはタクシン(腐カプ)」を読み持るようになっおいった。

    そうしお五月に入りGWが終わる頃には ——。
    深倜の授乳䞭はもちろん、倫が寝宀で仕事をしおいる日䞭も、ピクシブアプリを立ち䞊げお「シンタク、もしくはタクシン(腐カプ)」を、読むおばさんに私は進化した。
    ゞロりはバりンサヌに攟眮、むチロりにはテレビを芋せおこれたた攟眮。
    そうしお倫が芖界から消えた時間垯は、ひたすらスマホをスクロヌルするようになった。
    おかげさたで私の脳内には、完璧な理想の二人がいた。
    しかし、ほが毎日新しい小説を探しお怜玢を繰り返すうちに、䞉行ほど読んでなんか違うな ず画面を閉じるこずが倚くなっおきお  。
    それから䜕かに駆られるように、新たな小説を探しお読み  「うわ〜 これも違うぅ〜〜 めげずに怜玢だぁ〜〜」ずいうこずを、懲りずに長時間やっおた。

    たぁ、いわゆる「解釈違い」に悶え苊しんでいたのである。
    ただ「解釈違い」ずいうワヌドも抂念も知らない私は「あ〜 違うこれも違う 萌えられるのは読んだこずあるダツばっかりやん(涙)もっず、もっず私を萌えさせおくれぇ〜〜  」ず、匷欲に怜玢を繰り返すしか脳がなかった。
    自分が「曞く」なんお発想は、䞀ミリもなかったし。

    「こんなん、よく思い぀くわぁ  」
    「自分は䞀ミリも思い぀かぞん」
    「誰か、誰か  奜みのダツをお願いしたす」
    ず、私は心底願い、祈っおいた。

    ——はずなのに。
    緊急事態宣蚀が長匕く5月䞭旬の深倜。
    ふず目が芚めた私の脳内で、異倉が起きた。

    「自分も理想の二人を曞いおみたい 曞きたい、曞ける」ず、突然思ったのだ。
    マゞで唐突だった。

    「たるで倩啓に打たれたかのようだ  」ずか厚二病みたいなこずを考えたけど、たぶん違う。
    「䞡片想いでモダモダするも最埌はハピ゚ンのシンタク、もしくはタクシン腐カプ」を倧量にむンプットし過ぎお、どこかでアりトプットしないず、私の脳内にもう入らなくなっただけだず思う。

    そうしお私は。
    いきなり、『長線小説』をピクシブで連茉するずいう暎挙にでたのだった——。


    NEXT→
    緊急事態宣蚀が、じんわりず延長した5月。家族やママ友ず向き合うこずから逃げたわたしが、pixivピクシブで二次創䜜小説の連茉を開始する
    2.突然創䜜に目芚めた2020幎の春 ②わたし、創䜜デビュヌする
    ぞず続く  

    この蚘事が参加しおいる募集

     
     
    コロナ犍に突然同人に沌った昭和生たれ。 略歎䞭小広告代理店勀務真っ黒→倧手メヌカヌ掟遣定時で垰れる玔癜の倧奥→婚掻・結婚・出産→育児しんどい←今ココ

    あなたぞのおすすめ