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【雲間月怪異譚】 第話

【雲間月怪異譚】第話 プロロヌグ


※泚意※
本䜜『雲間月怪異譚』には、
怪異・郜垂䌝説・因習・和颚ホラヌ衚珟が含たれたす。

薄暗い話や、
“じわりず嫌な感じ”のする話が苊手な方は、
どうか無理をなさらず回れ右でお願いしたす。

それでも芗いおくださる方は――
どうぞ、雲間の怪異譚ぞ。

【䜏人玹介ヌここから始たる話は 】


県北郚。東越自動車道花坂むンタヌより南
むノシシや野生のシカもいる山近く
北偎には、小さなみかん蟲園もちらほらの川がある所

祖父はそんな片田舎に居を構えおいた。
昚今では叀民家ずいう家だろうか。
でも、普通に暮らしおいたす。

倖は、叀めかしいず云うよりは、ボロっちい家
䞭は、仕事柄Wi-Fiにデむトレヌダヌもかくやずいう皋の
構築にリビングには、倧きな゜ファにバヌカりンタヌたで
ありたす。僕は、䞋戞なのに。

祖父は、ラむフワヌクずいっお民俗孊を専攻しお
最近は、党囜各地を飛び回っおおり、
この家の䜏民は、僕こず
『䞉日月 保』歳。
人気YouTuber怪談垫などをしおおりたす。

他に䜏民は、
『圱瞫 クロり』歳
゚ロ・むラストレヌタヌ、匕き篭もり歎幎
䜕凊でず疑問芖しおいる匕き篭もり
圌は、ここず隣接の蔵改造した家に䜏んでいる。
勿論、圌の仕事柄もありたすが、蔵の䞭もPC構築完璧です。
そしお、料理担圓でもある。

他に雑皮猫のサビ猫ノアヌル 歳

黒色プヌリヌ犬完党芋た目は動くモップ名前はゞョリィ

以䞊がここに暮らす家族です。

バヌカりンタヌにあるコヌヒヌサヌバヌ
スむッチポンで本栌コヌヒヌ。
料理苊手な僕でも出来る本栌コヌヒヌ。

お気に入りのコヌヒヌカップに泚ぎ、゜ファに座る。
なんず至犏の時間だろうか

至犏  

「はあ〜怪談癒しが足りない〜」

「たた蚀っおる」クロりがい぀もの事ず
焌いた食パンを持っお来た。

「ほれ、食パン、カリカリベヌコンに目玉焌き」
それだけではなく、ちゃんずサラダも付いおいる。
完璧朝食です。クロり様

「サンキュヌ。だっおさヌ最近の投皿メヌル芋およ。
どんぐりの背比べですかっおくらいに
オリゞナリティヌないんですよ」

「人が送っおくださる怪談に文句蚀う怪談垫っお無いわ〜」

クロりは、朝食はコヌヒヌのみ。
匕き篭もりだけど、僕こず保の話し盞手は饒舌だ。

飌い猫ノアヌルが玄関に反応した。
誰か歩いお来るようだ。

犬はっお思うだろうけど
ゞョディは、人の気配がするず奥に匕っ蟌む。
クロり以䞊に人芋知りだ。

ピンポヌン

「はヌい」僕が出た。

隣人の高橋さんだ。昚幎ご䞻人が亡くなり、今は䞀人暮らし。

「高橋さん、どうしたした」

「はい、回芧板。それず 聞きたいのだけど」

「ん」
暫く話をしお、玄関先で高橋さんず別れた。

「どうしたのい぀もなら回芧板は、ポストに入れお行くでしょう」クロりが聞く。

「実はね、うちの所もらしいけど、玄関前っお私道で
舗装した道じゃないじゃん」

「うん。そうだね。雚が降るずぬかるみ倧倉だよね」

「それ以倖にも意倖ず足跡っお぀くんだよ」

「足跡」

「そう。高橋さんが心配しおたんだけど、倧きくお螵の方が䞞くお氎かきのある足跡が幟぀も぀いおるっお」

「氎かきのっお蚀うず䜕だろうね」
クロりが保に芋お来およっお目配せする。

「ぞヌぞヌ芋お参りたすよ」

匕き篭もり、玄関たでも倖ですか

ゞャヌゞにサンダル姿で玄関たで行く。
確かにうろちょろしおいる感じの足跡があった。
人間の物ずは蚀い難い。
山に近い堎所だ。熊の可胜性も無くはないが

ビチャンビチャンした歩き方

スマホで足跡を撮圱しお、家に戻った。

「どう」クロりが聞く。

「これ」ず蚀っお、スマホで撮圱した画像を芋せる。

「あヌこれは、圌案件かな」

「じゃよろしく。怪談だったら埌で教えお💕」

クロりは、慌おお蔵に戻っお行った。

âž»

蔵には、もう䞀぀秘密がある。
倖壁は、癜い挆喰に黒の栌子
䞭は、クロりの仕事堎颚に構築されたパ゜コン呚り
デスクず怅子以倖には、

ベッド兌゜ファには、薄い垃団が䞇幎しおいる。

そしお、目立぀のは
センチほどの倧きさの鏡
どう芋おも骚董扱いになりそうな瞁食り。

鏡も普通に映っおいるのに普通じゃない雰囲気がある。

クロりが戻っお来お蚀った。

「雲倖鏡爺、どうやら客人が来たようだよ」

「誰じゃ」鏡が喋った。

「玄関前にうろちょろしおるらしいぞ、河童が」

「ほう、ただいたか。倜にでも呌んでくれや、気が匱い奎だから
玄関から入っお来れんか」

クロりは、蔵の䞭でガサゎ゜しおいる。
出しお来たのは、提灯。

「倜に掲げおおくね」

劖怪呌び提灯。ここにはただ、人倖魔境が存圚する。

「よかったね、保。明日には癒されそうだよ」

持ち蟌たれる話はなんだろうね。
ここのもう䞀人の䜏人雲倖鏡の客人が持たされる
盞談事は、䞀筋瞄では行かないだろう。

プロロヌグなので
蚪ねおきた河童さんのお話はただ茉っおたせん。
いずれ、保くんが
「癒しが〜」っおゞタバタした時にお話を茉せたすね。

→次の話は鬌の棲家線

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