
【マイレージの話】日系航空会社のマイレージプログラムにさよならを告げた話
こんにちは、ドイツ在住「煮ても焼いてもドイツ」のニヤキです。
ドイツ生活のあれこれを中心に情報発信をしています。
皆さん、航空会社のマイルは貯めていますか?
毎年最低2回、ドイツ⇔日本を往復する我が家族ですが、もったいないことにこれまで10年以上「なんとなく」しかマイルを貯めてきませんでした。
その都度、一番条件のいい航空会社を使うので、なかなか同じグループ内で効率よくマイルを貯められなかったり、知らないうちにマイルが失効していたり、そもそも子連れなので特典航空券の予約ハードルが高かったり(時期)、アップグレードも小さな子連れでは気が引掛けたり。
そして年2回の欧州・日本往復ごときでは貯められるマイル数もたかが知れていたり。
これまではJAL・ANAのマイレージプログラムを利用していましたが、色々再考した結果、この度、スターアライアンスのルフトハンザ航空・Mile and Moreをメインにマイル活動をすることにしました。
その経緯と、私が考える利点について紹介したいと思います。
何も考えずにマイレージカードだけをもっていた私たち
そこまで頻繁でもないにせよ、ある程度は飛行機移動をする生活スタイルの私ですが、これまでは残念ながらマイルを「ドブに捨ててきた」と言っても過言ではないかもしれません。
日本に暮らしていた時代にJALやANAのクレジットカード機能付きカードの会員になればよかったのですが、独身だった当時は将来、家族のマイル合算をするためにはカード会員である必要があるというようなことは調べることもせず、普通のマイレージカードのみを使用。
海外に出てしまうとクレジットカードの発行もグレーな部分(日本に住所があること←住民票がなくてはダメ?、日本の銀行口座が必要←非居住者口座の場合はどうなの?など)もあるため、申し込みをしようとするモチベーションも湧かず。
現在は、私と子ども2人がそれぞれ、ワンワールドとスターアライアンスを細々と貯めているという非効率な状況です。
ルフトハンザ航空に魂を売ることにしたこと
今年、日本の家族に色々とあり、通常は2往復だけの日本帰省が1年で5往復することになりました。
これを機に、「なんとなく」マイルを貯めては忘れて失効して・・・という現状を打破しようとマイレージプログラムを見直すことにしました。
私が鞍替えを決めた先は「ルフトハンザ航空」のMiles and Moreというマイレージプログラムです。
私が重視したのは3点。
① スターアライアンス系であること
→ 利便性から日本では羽田空港発着がありがたく、できるだけANA便を利用しています。飛行機自体はJALの方が好みだったりするのですが、やはり成田空港は私にとっては勝手が悪く・・・。JALの方が断然値段が安いときにはJAL便を利用しますが、できるだけ到着後の移動を楽にするために羽田着便を選ぶようにしています。
アライアンスであれば、今後もANA便を利用することもできますので、条件のその①は「スターアライアンス系」であることでした。
② クレジットカード機能付きマイレージカードであること
→ ドイツはまだ驚くほど現金社会です。この5年間で大分キャッシュレス決済が進みましたが、多くの人が使っているのはECカードと呼ばれる「銀行口座に直結した即時引き落とし型のカード」を利用している人が殆どです。
2023年度の数字なので少し古いものですが、ドイツ人の決済方法は以下の通りです。
51%・・・現金
27%・・・ECカード(即時引き落とし型カード)
6%・・・クレジットカード
6%・・・モバイル決済(Apple PayやGoogle Pay)
私もこれまでは何も考えずにECカード決済一本だったのですが、これだと即時銀行から引き落とされるので使い過ぎるようなリスクはない一方で、ただお金がでていくだけで特にそこに付加価値はつきません。
日々の日用品の買い物は絶対するので、ここに付加価値がついたらなぁ、とはずっと思っていました。③に出てくるPaybackというドイツ版楽天ポイントもドイツにある数少ないポイントシステムですが、このようなシステムがあったらもっと楽しく買い物ができるなぁ、と。
ドイツでは銀行系のクレジットカードを使っていますが、こちらも特にポイントなどはつきません。
そして何年か前まで月の上限が500€(88,000円ほど)で何に使えというのか!?という額で全く利用せず。(現在はもう少しは増えました)
ポイントが貯まる方式で日常使いができて、最低でも月の生活費がカバーできるくらいの上限があるカードにしたいな、ということでMiles and Moreのクレジットカードにすることにしました。
私はマイルが失効しないことを重視したのでゴールドカードにすることにしました。毎月11,50ユーロの会費がかかりますが、こちらはマイルでも支払い可能(3.450マイル)です。
それ以外のメリットは以下の通りです。
🎁 マイル関連の特典
マイルの有効期限が無期限に(カード保有中は失効しない)
入会ボーナス:4,000マイル+40ステータスポイント(キャンペーンによる)
日常利用でマイルが貯まる:プライベートカードは2ユーロ=1マイル、ビジネスカードは1ユーロ=1マイル
提携サービスでマイル加速:Avisレンタカー、ホテル、Paybackなど
🛡️ 保険・セキュリティ
海外・国内旅行傷害保険付き(最高300万円)
ショッピング保険付き(年間200万円まで補償)
不正利用時の補償制度あり
📱 利便性・管理機能
Miles & Moreアプリでカード管理が可能
PIN設定や利用履歴の確認もスマホで完結
Apple Pay / Google Pay対応
🧳 旅の快適さ
特典航空券の発券が柔軟に(2025年から価格連動型に変更)
家族や友人への航空券発券も可能
ルフトハンザグループ(SWISS, Austrianなど)との相性抜群
ドイツでのクレジットカードの審査はどうなの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、日本のような収入に応じた審査というよりは、信頼情報が重視されるようです。(これまでの契約や支払い状況など)
これはSchufaスコアと呼ばれ、ドイツ版の信用情報機関で、過去の支払い履歴や契約状況を元にスコアが算出されます。クレジットカード申請時には、Schufa照会が行われ、スコアが低いと審査に通らないこともあります。
あとはドイツ国内に住所があることやドイツの銀行口座をもっていることも条件になります。
私の場合、唯一求められたのは「在留証明証」(滞在許可証・ビザのようなもの)のコピーで、これはオンラインで写真を提出する形でした。
また、Video-Ident(オンライン本人確認)という本人確認も必要になります。
申し込みから審査終了まであっという間。
すぐに手元にカードが届きました。
③ Paybackからポイント移行をできること
ドイツでは日本のようにポイ活はあまりメジャーでありません。
その中でPayback(ペイバック)は、ドイツ最大級のポイントプログラムで、日本の楽天ポイントやTポイントに似た仕組みです。
提携店舗で買い物をするたびにポイントが貯まるサービスで、2025年現在700以上の企業が加盟しており、日常の買い物で効率よくポイントを集めることができます。(実店舗及びオンラインショップ)
使い方はとても簡単で、支払い時に。レジでカードまたはアプリのバーコードを提示するだけで、支払い金額に応じてポイントが付与されます。さらに、アプリ内のクーポンを事前に有効化しておくと、通常の数倍のポイントが貯まることもあります。
貯まったポイントは、現金のように支払いに使用したり、商品やギフトカードへ交換できるのですが、私にとって嬉しいのは航空マイル(Miles & More)へ1ポイント=1マイルという高レートで交換できること。
もし、現金として買い物の支払いに使いたい場合は1ポイント=1セントなのでそこまでお得感はないのですが、1ポイント=1マイルはすごくいい交換レートです。
例えば4000ポイントあったら、お店では40ユーロ分のお買い物に使用できるだけですが、マイルにした場合、4000マイルに。
格安エコノミーチケットだと、片道(ドイツ・日本)で付与されるマイルが2000~3000マイルほどであることを考えると、4000マイルがもらえるというのは単純にドイツと日本を1往復したようなもの。これは、かなり太っ腹な設定です。
毎日の買い物でPaybackポイントを貯めつつ、マイルに交換。Miles and Moreのカードで支払いうことでそちらのマイルも付与。
これをするようになってから、かなりマイルの貯まるペースが上がってきました。
色々なキャンペーンで楽しめる
こうしてルフトハンザ空港のMiles and Moreへ鞍替えを果たした私ですが、利用する航空会社は相変わらずANAが多いです。
(ドイツの企業は・・・あまり・・・好まない ボソっ)
ルフトハンザ経由でANAのチケットを購入すると事前座席指定ができなかったり、制限があったりして不便ではあり、ネックではあるのですが、今はまだ子どもと飛んでいるので、そちらを考慮した席にいつもしてくれているようです。
以前、ご紹介した「Uptrip」という搭乗券をトレーディングカードに替えて色々な特典と交換できるアプリもMiles and Moreのメーリングリストで知りました。
ルフトハンザ便は個人的にはあまり好きではないものの(本音)、予約後のアップグレード(定額変動制・入札方式)が実は結構ねらい目だったりするため(こちらはまた別記事にします)安くアップグレードを狙えそうなときやMiles and Moreのキャンペーンがあるようなときには利用している現状です。
実際に利用することはあまりないにせよ、Miles and Moreが打ち出すキャンペーンには色々興味深いものも多く、案内を見ているだけでもかなり楽しめます。
私なりの結論ですが、結局自分が居住している国のナショナルキャリアの航空会社のマイルを中心に貯めていくのが1番いいのかなぁ、と思いました。
まだJALもANAも残っていますが、中途半端に貯まったままになっている分は国内旅行にでもあてようかなぁ、と思っています。
以上、日系マイルプログラムからルフトハンザ航空のMiles and Moreへ替えたことについて、私の決断ポイントについて紹介しました。