
ホラー小説:最大多数の最大恐怖-最終回
ある恐怖体験イベントの企画に関わりました。
そのときに僕が体験した苦悩と、そこで起こった不可解な事実について書きたいと思います。
とにかく僕に求められたのは、できるだけ汎用性の高い恐怖を演出することでした。
僕はプロの作家ではなく一般のライターで,、こんな仕事は初めてです。
できるだけリアルな「怖い話」を作るため、僕は現実に起きた事件からアイデアを得ることにしました。
恐怖は身近なものでないといけません。 そして、誰もが「自分ごと」として考えられるようなものでないと……
あらすじ・第一話からはこちら
前回・第33話はこちらから
■最終話■ ライターの日記より:5人分の呪い
(本文抜粋)
警察はいちおう事件と事故、あるいは自殺の線で捜査をしている。
喫煙所があった場所には監視カメラがなかったので、特定は困難だろうけど……木原が自分から死んだとはとても思えない。
たぶん事故だろう。
木原が死んだからと言ってイベントがストップするはずもなく、現在Tプロダクツでは木原の右腕だった副代表が急遽代表となり、開催に向けて粛々と準備が進められている。
しかしそれにしても……
このイベントに関してはもうすでに4人の人間が死んでいる。
T子もしくはD理と自分のプライベート動画を流出させた大学生S本。
心霊スポット潜入系動画配信者●●●●氏(チャンネル登録者数5万人)。
オンラインでした会ったことはないが、女子高生のD理。
そして今度は木原。
あ、それから……
『レジテンス●●●』の503号室に住んでいた少女。
その子も入れると5人ぶんの死が関わっている。
※以下より全文が読めます(完全無料)