
猫│路務語り
今、現在、六月二十一日、日曜日の十一時。
緊急でnoteの記事を書いております。
これが投稿されるのは、火曜日の朝。
無事に迎えているでしょうか?
それはいましがたの事であります。
「ちょっとぉーー」
朝起きてから、子供の着替えやトイレなどをしていると、嫁が外から呼ぶ声。
「どしたのー」
出て行くと
「猫がいる」
昨今のテレビでよく見る、保護猫のテレビ。
時代に逆行するように、うちの嫁が猫が大嫌い。
というわけで、
「捨ててきて」
これは、新婚当初の台詞。
今や、そんな事も言いません。
「捨ててきます」
自ら言いながら、専用のゴム手袋とカゴの準備をはじめます。
それは、子猫で元気も無し。
近づいても逃げません。
逆に言うと、こういう子じゃないと捕獲など難しいのです。
近づいて、ガバッ!
我ながら、慣れたものです。
首の後ろを掴んで、カゴの中にいれそのまま、五分ほど歩いた先にある草むらへ放流。
そういう流れです。
「では、行ってまいります」
ためらってなどいられません。捕獲を完了すれば、草むらまで行軍です。
しかし
あまりに慣れすぎたせいでしょうか。
人は、緊張感が無くなった時に、ミスをする。
そんな典型的な事を、ワタクシ、犯してしまったのです。
左手で猫を掴んでいたのですが、首を掴む手が幾分ゆるんでいたようです。
猫がくるりと体勢を変えたのです。
そして
ガブリ!
ワタクシの左手中指を、やりました。
「いってぇ!!」
お留守になっていた、左手の意識を強め、再び首根っこを掴みなおします。
再び、草むらへと行軍を再開しました。
考えが頭を巡ります。
ーーああ、俺、死ぬのかな。
中指から、何か強力な、細菌か病原菌かウィルスが体中を駆け巡って、死ぬのかな。
今だ猫を掴んでいるため、傷口を確認出来ません。
ゴム手袋してるから、実は大丈夫かも。
いや、めっちゃ痛い。これは致命傷だ。
心が揺れます。
草むらに到着したら、猫を放流。
「もう帰ってくるなよ」
一応言います。
あとは、指のほうがニャんとかなればいいのですが、
恐る恐る、ゴム手袋を脱ぎます。
血ぃ出てます。
傷口は二つ、もう流血もしていません。
でも痛いです。
嫁よ娘よ
すまぬ、父ちゃんは猫に噛まれて死ぬのかもしれニャい。
ワタクシ、一人で傷口を消毒して、絆創膏を貼って今に至りニャす。
無事に、明日を迎える事が出来るのでしょうか?
とてもとても心配です。
万が一に備えて、この投稿は予約投稿にしておきます。
木曜日、何事もなく『勝手に読了レビュー』投稿している、新堂路務がいることをお祈りくだニャい。
はーーい。
今し方嫁から、昼ご飯何がいいと聞かれました。
もちろん、ワタクシ
生魚
と答えました。
#実は恐い話 ?