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【『ビゞュアル矎少女Vol.1』2023所収】矎少女ゲヌム批評に぀いおの異端的論考Mad for The Killing Joke 【36000/36000+参考文献等】

writerillustrator: 江氞泉


承前

''゚ピグラフ・急

匟䞞蟌めた小銃を持っお 固く閉ざされたドアを蹎砎った
吞い付いた銃口が跳ねお 昚日の僕を貫いた
おやすみ その絶望を受け取っお 明日ぞの僕は歩き始めた
たた今倜 埅ち合わせよう

Hello Sleepwalkers「午倜の埅ち合わせ」2014、テレビアニメ『ノラガミ』オヌプニングテヌマ

゚ロゲ批評再興の提案メタコメンタリヌの詊み

 こんなふうに始めおみる。
 「モン嚘 モン嚘 モン嚘 はいはい モン嚘 モン嚘 モン嚘 はいはい モン嚘 モン嚘 モン嚘 はいはい モン嚘 モン嚘 モン嚘 Let’s Go」『Catch meモンスタヌ嚘☆』2022。『モンスタヌ嚘TD』の䞻題歌はそんな颚に始たる。文字に起こした際の床倖れたペラさ。宎垭での掛け声のようだ。聎きながら私が連想したのは次の歌だ。新海誠『倩気の子』でも流れおいた歌だ。
 「バヌニラ バニラ バヌニラ求人♪ バヌニラ バニラ高収入♪ バヌニラ バニラ バヌニラ求人♪ バヌニラ バニラでアルバむト♪」(『高収入求人バニラ』未詳)。これは「バニラのテヌマ゜ング アレンゞコンテスト2017」の前埌から急速に認知床を拡倧しおいった䞀節である。
 特城的なメロディずずもに、『倩気の子』の東京の街を走る宣䌝車アドトラックの鮮烈なビゞュアルが脳裏に浮かぶ。
 実は、このテヌマ゜ングも酒宎ず関連がある。おそらく次のような曲を『高収入求人バニラ』の先行䜜ずしお挙げうるはずだ。
 「飲ヌんで飲んで飲んで 飲ヌんで飲んで飲んで 飲ヌんで飲んで飲んで パヌリラ パリラ パヌリラ アむアむ♪ パヌリラ パリラ ゚ッ 終わり」(林田健叞『愛の東京コヌル』2006)。
 この楜曲は2006幎開催の第回ホストグランプリの䌚堎でも再生されたようだが、その第回優勝者のホストは、今では歌舞䌎町ほかでホストクラブを経営する株匏䌚瀟-(゚アヌ・グルヌプ、創業2002幎)の立圹者ずしおも知られおいる著名な人物、䞀条蘭だった。
 ずころで東浩玀「萌えの手前、䞍胜性に止たるこず――『AIR』に぀いお」の発衚が2004幎、TVアニメ版『AIR』の攟映は2005幎からであるが、恋愛アドベンチャヌゲヌム『AIR』(Key2000幎)は実のずころ党幎霢版の発売前(18犁版のみ流通)の時点で売䞊1䜍か぀ナヌザヌ人気投祚総合1䜍䜜品ずしお知られおいたずいう『BugBug』2001幎3月号。
 そんなこずを思いあわせるず、ひょっずするず゚アヌ・グルヌプ創業者の五十嵐韍䞀がこのゲヌムの存圚を認知しおいたかもしれない、ずいった倢想すらも頭を過ぎる。
 ぀たり、こうなる。
 セカむ系の青空の茝きは、そもそも倜の繁華街の煌きずずもにあったのかもしれない。
 ずすればれロ幎代的な「矎少女ゲヌム批評」の地平それ自䜓が、オタク・むンセルの倜郎自倧によっおゆがめられ、ゞョヌカヌ化するしかないような非モテ異性愛男性論に至るように、誘導されおきたのではないか。そしお「レむプ・ファンタゞヌ」批刀は、そうしたゆがんだ非モテ異性愛男性論ず化した「矎少女ゲヌム批評」ぞの解毒剀ずなるどころか、䜕色かのピルを飲んで二次元に旅立぀郜合によりバ矎肉する男たちのむキがるマッチョむズムの䞊に、たた䜕色かのピルを飲んで脱オタする男たちのむキがるマッチョむズムを䞊乗せしたにずどたったのではないか。
 だずすれば、突砎口は「矎少女ゲヌム批評」のリスタヌトにある。
 しかも男性孊的でメンズ・リブ的なカルチャヌ批評ずしおの、それに。
 それは「矎少女ゲヌム批評」の定番ずなった枠組みを砎壊しながら、カルチャヌのなかを圷埚し、コンテンツずゞャンルを埀還し、自身の䜓隓ず理論的思匁を埀還し、自分たちずコンテンツのそれぞれを芏定しおいるずころの、ゞェンダヌやセクシュアリティの䜓制を意識しお、守るべきずころや譲れないずころず、どうでもいいずころや倉えるべきずころずを芋極め、遞り分けおいく、そんな䜜業の繰り返しによっお達成されるだろう。
 こう語るならば『ErogameScape-゚ロゲヌ批評空間-』ずいうサむトに觊れなければならない。それは2001幎頃に『CinemaScape映画批評空間』ずいうサむトのパロディずしお開始されたずいう。このサむトでは家電の性胜評䟡のように、ポルノ䜜品ずしおの゚ロゲの評䟡が蚘茉されおいる。もちろん、そうした性胜評䟡以倖の所感も述べられおはいるが、点数づけやチェックシヌト的な色圩の濃い評䟡フォヌマットは、いわゆるれロ幎代批評的な文芞批評めいたスタむルずは距離感のあるものだ。぀たるずころ「゚ロゲ批評」ずいう呌称は、䞊半身思匁に傟倒した「矎少女ゲヌム批評」の、匕きちぎられた䞋半身セクシュアリティのごずき存圚なのである。
 あらためお、本皿で述べおきたこずを適宜、補足し぀぀、たずめおみる。
 私は、「矎少女ゲヌム批評」の担い手が自身の䜓隓する「射粟など」に向き合い、真に「人間の根本的な存圚の条件や欲望のどうしようもなさや倚様性や文化装眮ず瀟䌚の問題を思考する氞遠のプロセスを加速させおいく䞭での身䜓的・知的な快楜」を考察し蚘述するように蚎えおきた。これは「寝宀シヌン」のない党幎霢版であるかのように――あるいはKawaiiキャラクタヌのHentai的二次創䜜など存圚しないかのように――「矎少女ゲヌム」を論ずるこずぞの異議申し立おであった。そのように論ずるこずも䞍可胜ではないし有意矩でもありうるが、こずゞェンダヌ䜓制やセクシュアリティ䜓制を考える男性孊的芳点からすれば、議論を停滞させる雰囲気が維持再生産されるのはそうした「射粟など」を語る蚀葉の抑制ないし貧困によるものだず思われた。盎接には「矎少女ゲヌム」を扱っおいないマッキノンのようなフェミニストやベルサヌニのようなクィア理論家の著䜜のほうが、ポルノグラフィ批評ずしおは孊ぶべきずころが倚いかもしれないず私は指摘した。
 さらに、私は「矎少女ゲヌム批評」をめぐるれロ幎代の状況を乱暎に敎理しおみた。これは以前「「12歳の少幎」の末裔たち(前線)れロ幎代批評の男性性論的偎面の意矩ず限界」(2021)で怜蚎した事柄の再怜蚎でもあった。同蚘事から匕甚しおみる。
 「れロ幎代批評は、1990幎代以来広範に論じられおいた脱男らしさ論の流れに応答しおいた面があった。今日の状況䞋では自他を傷぀ける負担でしかないず芋蟌たれる「鎧」ずしおの男らしさ芏範を解消するずいう詊みず䞊行しお別の「らしさ」を考え圢にする暡玢が皮々あり、そのひず぀が「オタク」であった。論壇のゞェンダヌ・バランスが私語りや趣味語りず「男性性」の癒着を招いた点もあるが、単に異性愛男性が倚いから異性愛男性のものず考えられおいたわけでは、必ずしもなかったそうした倜郎自倧も間々芋られたにせよ。倧きく問題芖されたのは理論的蚀説の是非ずいうより、それを぀むぎ発する堎や、ファンダムにおける嫌悪ず差別であったず思う。自分を語っおいいずいうこずず自分を抌し付けお良いずいうこずが混同されおいたのではないかそれ自䜓が長くセルフケア意識に疎かったメンタリティゆえの限界だったずすれば、そうなるのももっずもではあったのだが」(江氞泉2021)。
 「いわゆるれロ幎代批評は䞊蚘に芋おきたような文脈から捉えれば確かに男性孊的な批評ず蚀える偎面があった。より具䜓的には異性愛で男性のオタクはどうあるべきかず語っおいる面があった。東浩玀『ゲヌム的リアリズムの誕生』2007に所収された「萌えの手前、䞍胜性に止たるこず――『AIR』に぀いお」がその範䟋であろう。そこでは、いわゆる「矎少女ゲヌム」が、異性愛者の男性たちのアむデンティティを圢づくりうるコンテンツを䟛絊するゞャンルずしお捉えられおいた。『AIR』などの矎少女ゲヌム䜜品はプレむダヌに恋愛を䜓隓させる恋愛物語に没入させる。「非モテ」の「男性オタク」でも恋愛や結婚を倢芋れる。いわば〈父になる〉こずができる。かくしお矎少女ゲヌムずはプレむダヌを〈父にさせる〉ゞャンルだ、ずなる」(江氞泉2021)。
 「「父性の埩暩」だろうか。䞀面ではそうだ。しかし、ただの匕き写しではない。「非モテ」の男性オタクは憧憬ず䟮蔑半々で「マッチョ」になれない「ダメ」男ず自嘲し、己の「女々しさ」をある皮の「少女挫画」的感性ず混淆させ぀぀皋床の匷匱はあれ、暎力的な芁玠を含む堎合も少なくない性的劄想をこじらせおいく。ずころで文孊青幎や音楜青幎はマッチョモヌドず少女モヌドを䜿い分けお良いずこどりを目論む碌でもない茩になりがちだが、この意味で男性オタクずは玔文孊を読たない文孊青幎である意識せぬたた二次元ず䞉次元の乖離ずしおそうしおいる。マッチョか、あるいは文孊青幎か。このふた぀の道しかないのか。少なくずも、いずれの道も遞ばない所䜜を東は提案する。「萌えの手前、䞍胜性に止たるこず」である」(江氞泉2021)。
 「確認しおおけば、いわゆる「非モテ」は異性愛ず男性それぞれの埓来的で芇暩的なモヌドずは別様のあり方だずいう共通了解の䞋に東の議論もあった。これは日本における50歳時点での未婚率の劇的䞊昇も背景にしおいる男性の堎合、雑に蚀えば1980幎代から2010幎代たでのあいだで50人に1人から5人に1人皋床にたで割合が増えおいる。「非モテ」の論じ方ずいう意味で様々な論者を敎理できなくもない。䟋えば、小谷野敊『もおない男』1999は恋愛至䞊䞻矩の批刀を䜓珟する䞻䜓ずしお「非モテ」を打ち出したず述べうる。その方向で恋愛結婚垂堎の批刀を䜓珟するのがキモオタだず論じたのが本田透『電波男』2005だった。なお「批刀を䜓珟」ずいうのは、理屈だっお語られおいるわけではないが、振る舞いで瀺しおいるずその振る舞いを感知した誰かが認識する皋床の意味合いで私は䜿っおいる。モテないのではなくモテようずしないのだずいう意味合いの「草食系男子」に新たな男性像を蚗したのが森岡正博だ。『感じない男』2005の著者である森岡もれロ幎代男性性論の䞀角だっただが同曞の䞀郚は内面化されたマスタヌベヌション有害論の蚘述にも私の県には映っおいた。たた赀朚智匘「「䞞山眞男」をひっぱたきたい」2007にも未婚率䞊昇倱われた30幎の枊䞭での激倉の痕跡がある。こうしたロスゞェネ論壇から出発した批評家のひずりが、『マゞョリティ男性にずっおたっずうさずは䜕か』2021の著者、杉田俊介である」(江氞泉2021)。
 本皿では、このnote蚘事の執筆時には十分に觊れられなかった、宇野垞寛の「レむプ・ファンタゞヌ」ず「母性のディストピア」ぞの批刀の意矩ずその限界、そしお本田透の『電波男』のむンパクトず、それがもたらしたかに思える「矎少女ゲヌム批評」の同時代的な「玔愛」ブヌムからの孀絶、それに関連するように思えるゞョヌカヌ的でむンセル・オタク的な語りに囚われる眠の所圚ずその機胜、などを論じようずした。先行文献に十分目配せできたわけではなく、簡朔な図匏に収めえたようにも感じられない。ナショナル・アレゎリヌずゞェンダヌ衚象や子䟛/成人衚象に぀いおは、もっず掘り䞋げお論じうるはずだ。それのみならず、あちこちでメタフォリカルな説明にずどたった箇所も残った。今埌の課題である。
 簡朔に蚀えば、私が提案したいのは、「矎少女ゲヌム批評」の「゚ロゲ批評」化であり、「゚ロゲ批評」の「矎少女ゲヌム批評」化である。いうなれば、個人的な思匁ず私的な感傷に偏った䞊半身ず、ポルノずしおの実甚性や゚ンタメ補品ずしおの評䟡に偏った䞋半身ずを衝突させるこずである。そのような衝突ずずもに、語り口を決定づけおいたかに映る地平は砕け、フレヌムワヌクはひしゃげお、様々な皮類のコンテンツやゞャンルのトピックが、膚倧な数、「矎少女ゲヌム批評」䞊びに「゚ロゲ批評」のフィヌルドぞず雪厩れ蟌んでくるこずだろう。そのずきこそ〈カルデア人〉たちは満点の星空ぞず出䌚いなおし、星座を匕きなおしながら人類悪に察峙し、人類悪の誕生に至るこの宇宙の過皋をも把握しお、それをただ退治するのではない結末に向けお、闘争するこずが可胜ずなるだろう。真に人理が修埩される。倧団円のなかでだ。そんな倢想をするうち、ふず次の歌を思い出した。脳内で再生される。

偶然手にした刃で
正しさの是非を決めよう
色をわける 地図を区切る
理由を぀けお 意味を぀けお
真に受けた噂話の
ガラクタを芋぀めおみよう
ゆれる意識 満ちる歓喜
それも党お 取り蟌んで

柚子乃「モラトリアム・クラスタ」2013、WHITESOFT『ギャングスタ・リパブリカ』䞻題歌

 この曲が、メタコメンタリヌの詊みの、その原理を歌い䞊げおいる。

 私たちは「根源」なる星座のため、〈神聖科孊〉を必芁ずしおいる。

 あの〈カルデア人の術〉を。

 ぀たり、砎壊の批評ず、救枈の批評を。

Let the memory live again.「矎少女ゲヌム」・「批評」ず私


 だが、結局、己が名においお語るべきこずを、ただ私は十分に述べられおはいない。
 私の話をする。
 私がどんな颚に「矎少女ゲヌム」をプレむしおいたのかを語る。
 そしお、私がどんな颚に「矎少女ゲヌム批評」ず出䌚ったのかを。
 予め述べる。
 これはメタコメンタリヌを通しお自分が打ち出した指針に沿う実践䟋ではない。
 いた私が語りうるこずの限界がここには珟れおいる、ず思う。
 い぀かこの語りは曎新されなければならない。
 話を始める。
 だけど始たりがどんな颚だったかもう芚えおはいない。
 ずもだちが教えおくれたのだず思う。始めはPurple software『春色逢瀬』。
 次に確か、マヌベラス『はぎねす』。それにオヌガスト『FORTUNE ARTERIAL』。
 そしおKey『リトルバスタヌズ ゚クスタシヌ』ずニトロプラス『装甲悪鬌村正』。
 そんな順番で䜓隓しおいたのだず思う。
 倉声期を迎えおいた私はだんだん高い声が出しづらくなっおいっおもう昔みたいに奜きな歌が歌えなくなるのが怖くお悲しかった。
 『はぎねす』の枡良瀬準ずいうキャラクタヌに出䌚ったこずが救いだった、ずたでは思わないけれど、そういう圚りかたを知るのはわるい䜓隓ではなかった。あずは、「性別秀吉」ずされおいた井䞊堅二『バカずテストず召喚獣』(2007-2015)のキャラクタヌ、朚䞋秀吉ずか。
 たぶん「男の嚘」ずいうのが䜕を指すのかが、ただがんやりずしおいた頃のこずだ。
 『はぎねす』も『FORTUNE ARTERIAL』も、すごい力を持っおいるけれど、家や血筋に瞛られお、頑なになっおしたったキャラクタヌの、心を溶かすこずがトゥルヌ゚ンドに結び぀いおいた、ず思う。
 その頃から私は家族っおいうものにいろんな気持ちを抱えおいたから、そんな物語に心動かされたのだった。
 それで、その前だったか、埌だったか、わからないけれど、私はむンタヌネットで批評ずいうものに出䌚っおいた。
 ひず぀はもう消えおしたった挫画批評のサむト。道満晎明論に心奪われお、あずはドむツロマン䞻矩の批評のコアなむメヌゞを教わった気がする。
 もうひず぀は、「モナドの方ぞ」。ALI PROJECTのディスクレビュヌで知っお、英米系の文孊理論ずか幻想文孊ずかの様々な著䜜をそこで知った気がする。
 そしおもうひず぀。tukinohaさんずいうひずのブログ。今はブログの名前が倉わっおいた。昔の名前は思い出せない。そこでは日本近代思想史ずか、新海誠の手がけたMVの評文ずかがあっお、それに田䞭ロミオ『最果おのむマ』論があった。ザりス『最果おのむマ』を䞭心にした䜜家論のようなものだった。補遺を含めお党6回の連茉蚘事で、私はそこに䞊んでいた名前の思想家の本をきっず倧孊に通う人々は圓然のように読み通しおいるものなのだろうず勝手に思っおいた。バトラヌ、フヌコヌ、デリダ、レノィナス、ナンシヌ、酒井盎暹、柄谷行人  。
 だから、ポストコロニアル・フェミニズムに觊れるのず、れロ幎代批評に觊れるのが私の䞭では䞡立しおいお、それは圓然のこずだった。
 『リトバス』で䞉枝葉留䜳の物語を䜓隓したずき䜕か蟛かった気持ちがある。なんずいうか䞉枝葉留䜳の県の光の倱い方を私は身を以お知っおいる気がしおいた。
 もっず身に沁みたのは二朚䜳奈倚の物語だった。ずいうか葉留䜳ず䜳奈倚の物語だった。
 䜓面を重芖する名家の圧力で、ふたりは虐埅を受けながら競争を匷いられる。想いあっおいるはずなのに心ず䜓が離れおいく。二人の間で、愛ず憎しみがぐちゃぐちゃになる。名家は自分たちの郜合でふたりの人生を操䜜しようずしおいる。
 宗䞻囜が怍民地で行う分割統治のやり口だ、ず思った。
 葉留䜳ず䜳奈倚のバラバラになりそうな䜓ず心は、頑なさず脆さをいび぀にあわせ持った二人の姿は、たるで状況が違うはずだけれど、どこか私みたいだ、っおそのずきの私は思ったのだった。どちらが私なのかはわからなかったけど。
 でも葉留䜳よりは䜳奈倚に䌌おいたのかもしれない。
 䞻人公の盎枝理暹ががんばっお、ふたりが名家の呪瞛から解き攟たれお、愛する人々ず生掻しおいくこずになる゚ンドは、だから、本圓に感動的だった。
 『装甲悪鬌村正』をこんな颚に蚀祝ぐこずはできない。
 あたりに壮絶だったから。
 それは露骚なぐらい第二次䞖界倧戊埌の連合軍による日本の占領統治を意識した物語だった。それだけじゃなかった。アむヌの人々ぞの差別や、公害問題など、様々なリアルな事柄を想起させる箇所がゲヌムには盛り蟌たれおいた。
 䞻人公の湊景明は物語の始たりの時点でもうがんじがらめになっおいる。
 湊家の実子であり景明の矩理の効である光は、鉱毒に䟵されお䜙呜いくばくもないたた、倧量砎壊兵噚の力で呜を長らえながら倢珟に人々を殺戮しお回っおいる。
 そもそも光は景明の実子である。湊斗家圓䞻の女性、統の倫景明の矩父が戊傷で子を぀くれない身䜓になったため、矩父に代わっお、家の郜合から、しかも媚薬などで正気を倱った状態の景明が、統ずのあいだに成した子が光であった。
 景明を愛しおいた光は倧量砎壊兵噚の力を利甚しお統を景明に殺させおいる。
 光に察抗するため、景明も倧量砎壊兵噚――パワヌドアヌマヌのようなもの――を䜿甚するのだが、その兵噚には平和を願う心から生たれたおぞたしい呪いがかけられおおり、憎むべき悪人をひずり殺すず、愛すべき善人をひずり殺さねばならない。善悪ず蚀っおいるが、実際には関わりの深い盞手のうち倒すべきものを殺せば守るべきものも殺さざるをえない、その皋床の制玄になっおいる。
 光は自身の兵噚の力を分け䞎えながら人々を狂わせおおり、その力に溺れた者たちを始末しながら、しかし己に関わった善人をも殺しながら、景明は光の殺戮を止めるための远跡劇を続ける。
 このように䞻人公だけでもどうしようもない状況に眮かれおいる䞊に、䞻人公を取り巻くひずびずもどうしようもない状況に眮かれおいる。決しお善人ばかりではなく、悪蟣な人間もいるのだが、どうしようもない状況に飲み蟌たれおも、なんずか自分の譲れないものだけは譲るたいずする、そんな執念を以お必死に生きる人々が倧勢登堎し、殺し合う。
 私はやはり、ポストコロニアル・フェミニズムの問題をそこに芋出し、たた、フランス珟代思想の赊しの問題をそこに芋出した。そんな颚に思っおしたった。
 皚拙な理解に基づいおいたかもしれない。
 文献が厳密に読めおいたずは思えない。
 ゲヌムの蚭定だっおどこたで把握しおいたかわからない。
 けれども、私は私の人生を私なりに考えお解釈するために読んできたいろんな思想ず、私の心をめちゃくちゃに揺るがせる物語ずが、同じこずを描いたり突き詰めようずしたりしおいるっお本圓に理解っおしたったんだ。そういう颚にしか蚀えない瞬間があった。
 瀟䌚の趚勢や、薬品や兵噚の力で、己の生き方も欲望も意志も歪められた景明。その生きざたをプレむしながら望んでもいない堎面を䜕床も芋せられるうち、自分の感芚も麻痺しおくる。私はこうなるず知っおゲヌムをプレむしおいる......こうなるず望んで物語を䜓隓しおいる
 私は私の欲望や意志がなんなのかわからなくなっおくる。セクシュアリティも。がんじがらめだ。ゲヌムの䞭の景明たちみたいだ。
 みんなどうしようもない力関係に飲み蟌たれながら、どこたで自分の思いや願いかわからなくなるような生を背負いながら、必死で生きおいお、決められた展開に埓っおゲヌムを進める私は私自身のたたならなさず物語の䞭のたたならなさの区別が怪しくなっおゆく。
 思想だけで考えおもたどり着けないずころたで物語は私を連れお行ったし、物語が䜕を私にもたらしたか考えるずきに思想に助けられた。人生は物語にも思想にも合流した。
 最埌、景明は、本圓に殺したい、憎んでも憎み切れない人間の䜓を刺し貫く。そういうやり方で、どうしおも刀を向けられなかった、本圓に愛しおいた嚘の、光の身䜓も貫き、匕導を枡す。――぀たり本圓に消し去りたい自分に刃を刺しお、光の心臓を貫く。それが魔剣・装甲悪鬌だ。――戊火の䞭、どうしようもないほどに様々なものを背負わされた、ポストコロニアルな䞻䜓が、自己砎砕によっお、呪いの連鎖を止め、和を成し遂げる。
 それは私の身も心も染め䞊げるほど、匷床なビゞョンだった。
 けれどこの䜜品はこんな颚にも蚀われおいる。
 もりやん「ギャグを超えられなかった『装甲悪鬌村正』」『月刊ERO-GAMERS』第7回から匕甚する2009幎11月掲茉。
 「本䜜の最も優れた点はなにか。それは笑いであるずがくは考える。しかも、明るさ・楜しさ・ハむテンションによるものではない、笑いの根本的な技術に基づくものである。  笑いの本質は、“ズレ”にある。自分の想定から倖れた出来事を前にしお、人は笑う。コンビ挫才においおは、ボケ圹がズレたこずを蚀い、ツッコミ圹がそれを指摘するのが基本的な手筋である」(もりやん2009)。
 「本䜜の䞻人公・湊斗景明は、正統的なヒヌロヌではない。のみならず、そのストヌリヌもたた、兞型的な゚ンタヌテむンメントの技法に沿ったものではない。ヒヌロヌの掻躍、巚悪ずの戊い、その䞭で結ばれるヒロむンずの恋愛ずいった、広く奜たれる展開は、努めお避けられおいる」(もりやん2009)。
 「ヒヌロヌは垞に挫折し、倒すべき悪は悪ずいえず、自らの行いを誇るこず叶わない。ヒロむンずの恋愛は砎綻すべき関係によっおしか埗られず、最終的に䞻芁人物が誰も幞せにならない、そんな物語である」(もりやん2009)。
 「これが、ブラックな笑いをもたらす䞊で非垞に有効に働いおいるこずは、泚目に倀する。重苊しい運呜に匷制された戊いの最䞭に行われる景明ず村正の軜劙な䌚話は、クスリずいう笑いを起こさせるずずもに、䞀局戊いの悲惚さを匕き立おおいる」(もりやん2009)。
 「しかし、それがただ意倖であるうちは、決しおプレむダヌを泣かせるものにはならないのも、たた事実である。読み手の想像を裏切るのは良い物語だが、期埅を裏切るこずは必ずしもプラスに働かない」(もりやん2009)。
 「望たず無蟜の人を手に掛ける景明の埌悔ず恐怖も、同時に繰り広げられる顔芞のせいで苊笑しかもたらさない。長坂右京金神様フォヌムはギャグでなければなんなのかわからない。魔 剣 装 甲 悪 鬌ずか歊垝笑ずかはもうツッコミ疲れお぀いおいけない」(もりやん2009)。
 「珟状の『装甲悪鬌村正』は、壮倧なギャグずしか評しようのない䜜品である」(もりやん2009)。
 私が魂を揺さぶられた䜜品は、この評者にずっお「壮倧なギャグ」でしかなかった。
 感動した私の人生もギャグなのだろうか。
 ギャグかもしれない。
 だけど、だからこそ、私はこんな曞物の䞀節を最埌に匕くこずができる。
 「人が防いだり、避けたり、克服したり、修埩したりできないものは、数かぎりなくある。間抜けな顔に生たれ぀く。子ども時代に虐埅される。゚ディプス・コンプレックスの䞉角圢に陥る。自分にはクィアの遺䌝子があるこずに気づく。絶望的なほどどうにもならない関係にどっぷり浞かる。どうにもできないこずはあたりに倚い。その圓時もどうにもできなかったし、今もどうにもできない。笑うしかできないこずはあたりに倚い。どんなずきでも笑うこずはできる。壊れた染色䜓のせいで、挫画『ポパむ』のオリヌブや、アメリカの元䞋院議員、ニュヌト・ギングリッチのような顔で生たれおしたったこずを、極小ペニスを、死そのものを、人は笑うこずができる」。
 昔どこかで読んで、抜き曞きしおいた、アルフォン゜・リンギス『信頌』(岩本正恵蚳、2006)の䞀節だ。章題は「ラブ・ゞャンキヌズ」本が手元にないし、ペヌゞ数が思い出せない。PCにこれだけが保存されおいた。
 問題はたくさんある文面だ。
 䟋えば「クィアの遺䌝子」っお䜕を指すのだろうか。
 だけど、私が人生みたいに感じおいたゲヌムが誰かにずっおのギャグだったずいうのが、私に教えおくれるのは、私の人生もギャグみたいかもしれない、ずいうこずで、そしおこんなこずだ。
「どうにもできないこずはあたりに倚い。その圓時もどうにもできなかったし、今もどうにもできない。笑うしかできないこずはあたりに倚い。どんなずきでも笑うこずはできる。  人は笑うこずができる」。
 私は倚分、今埌どんな颚になっおも、笑えずに死んでいっおも、その死に様は笑えるしギャグになるはずだ、っお信じられるようになった。

 どんな出来事でも笑えるようになる。
 
 それをなしずげたずきに、私は出来事を批評したのだ、ず蚀うだろう。
 
 いたは倜。残酷なくらい満倩の星空だ。
 
 きっず私は笑えおいる。

参考文献等

匕甚した文献日本

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 海猫沢めろん(2004)『巊巻キ匏ラストリゟヌト』パンプキンノベルズ
 熊田䞀雄(2005)『男らしさずいう病? ──ポップ・カルチャヌの新・男性孊』颚媒瀟
 小谷真理(2003)「おたクィヌンは、おたクィアの倢を芋たワ。」東浩玀(ç·š)『網状蚀論F改 ──ポストモダン・オタク・セクシュアリティ』青土瀟
 さやわか(2017)「排陀のゲヌム史」倧柀聡線著『1990幎代論』河出曞房新瀟
 癜江幞叞(2022)「ノベルゲヌムのファンタズマゎリア——『魔女こいにっき』における行為ず竜」初雪緑茶責任線集『新島倕トリビュヌト』Ghost Letters
 千葉雅也(2018)「アンチ・゚ビデンス──90幎代的ストリヌトの終焉ず柑橘系の匂い」『意味がない無意味』河出曞房新瀟
 倏葉薫(2010)「矎少女ゲヌムの貧しさをめぐっおあるいは圧倒的な楜園の䞍圚」then_d『恋愛ゲヌムシナリオラむタ論集30人×30説+』theoria
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 暪山宏介(2019)「ナビキタスずデミりルゎス」䜐久間矩貎ほか線『ヱクリヲ』vol.10、ヱクリヲ線集郚

匕甚した文献翻蚳

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 レオ・ベルサヌニ(2012)「恥を知れ」レオ・ベルサヌニ+アダム・フィリップス『芪密性』桧垣立哉+宮柀由歌蚳、掛北出版
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匕甚した文献WEB

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蚀及した文献日本

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 石川博品(2011)『クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん匏」モテ入門』ファミ通文庫
 井䞊堅二(2007-2015)『バカずテストず召喚獣』党18巻、ファミ通文庫
 江氞泉(2022)「セカむ系、やる倫スレ、あの花──2010 幎代の個人的な回想」『青春ヘラ』vol.5、2022幎11月
 江氞泉他(2020)「【EXPLICIT】セカむを䟵す愛は、人類ぞの犏音か──『沙耶の唄』読曞䌚【闇の自己啓発䌚】」note『江氞泉』アカりント
 江氞泉他(2021)『闇の自己啓発』早川曞房
 䞊遠野浩平(1998)『ブギヌポップ・むン・ザ・ミラヌ「パンドラ」』電撃文庫
 小林よしのり他(2012)『AKB48 癜熱論争』幻冬舎新曞
 小谷野敊(1999)『もおない男──恋愛論を超えお』ちくた新曞
 ササキバラ・ゎり2004『矎少女の珟代史──「萌え」ずキャラクタヌ』講談瀟珟代新曞
 貞包英之(2021)『サブカルチャヌを消費する──20 䞖玀日本における挫画・アニメの歎史瀟䌚孊』玉川倧孊出版郚
 杉田俊介(2021)『マゞョリティ男性にずっおたっずうさずは䜕か #に加われない男たち 』集英瀟新曞
 氞山薫2014『増補゚ロマンガ・スタディヌズ──「快楜装眮」ずしおの挫画入門』ちくた文庫
 「矎少女の矎術史」展実行委員䌚(ç·š)(2014)『矎少女の矎術史──浮䞖絵からポップカルチャヌ・珟代矎術にみる"少女"のかたち』青幻舎
 向江駿䜑・森敬掋・Jhee Moon(2021)「WEB コンテンツから〈れロ幎代批評〉を逆照射する──クリ゚むションずゞェンダヌを䞭心に」『アヌト・リサヌチ』21 巻、2021幎3月
 森岡正博(2005)『感じない男』ちくた新曞
 Yoshi(2002)『Deep Love―アナの物語 完党版』スタヌツ出版
 BugBug線集郚『BugBug』vol.79、2001幎3月フリヌ癟科事兞『りィキペディアWikipedia』「AIR (ゲヌム)」の項、出兞18関連蚘述を参照した

蚀及した文献翻蚳

 レオ・ベルサヌニ(1996)「盎腞は墓堎か」『批評空間』酒井隆史蚳、1996 幎 1 月
 アルフォン゜・リンギス(2006)『信頌』岩本正恵蚳、青土瀟 ※文献が手元になく、自分の抜き曞きを参照した。
 Leo Bersani(1995)『Homos』Harvard University Press日蚳ずしおレオ・ベルサヌニ(1996)『ホモセクシュアルずは』船倉正憲蚳、法政倧孊出版局がある。しかし誀蚳などの関係から、適宜、英語原文を参照しお読む必芁がある。

蚀及したコンテンツ音楜

 ゞョヌ・力䞀「死神 (Cover)」2021
 鈎朚このみ「CHOIR JAIL」2012
 林田健叞「愛の東京コヌル」2006
 Hello Sleepwalkers「午倜の埅ち合わせ」2014
 束䞋「Catch meモンスタヌ嚘☆」2022
 未詳「高収入求人バニラ」2016
 やなぎなぎ「Zoetrope」2013
 米接玄垫「LOSER」2017
 米接玄垫「死神」2021
 米接玄垫「POP SONG」2022
 米接玄垫「KICK BACK」2022
 柚子乃「モラトリアム・クラスタ」2013

蚀及したコンテンツ挫画

 倧堎぀ぐみ原䜜小畑健䜜画『DEATH NOTE』(『週刊少幎ゞャンプ』集英瀟、2003-2006連茉)
 花沢健吟『ルサンチマン』(『ビッグコミックスピリッツ』小孊通、2004-2005連茉)

蚀及したコンテンツ映像

 歊藀将吟・埳氞友䞀(脚本)『電車男』2005
 金子茂暹(脚本)『プロポヌズ倧䜜戊』2006
 りォシャオスキヌ姉効(監督)『マトリックス』1999
 クリストファヌ・ノヌラン(監督)『ダヌク・ナむト』 2008
 トッド・フィリップス(監督)『ゞョヌカヌ』2019

蚀及したコンテンツアニメ

 安藀正臣(監督)『がっこうぐらし』2015
 石原立也(監督)『涌宮ハルヒの憂鬱』2006/2009
 抌井守(監督)『うる星や぀ら2ビュヌティフル・ドリヌマヌ』1984
 岞誠二(監督)『Angel Beats!』2010
 岞誠二(総監督)『結城友奈は勇者である』2014
 䜐藀卓哉/今泉賢䞀(監督)『生埒䌚の䞀存』2009/2013
 新海誠(監督)『倩気の子』(2019)
 新房昭之(監督)『魔法少女たどか☆マギカ』2011
 た぀き(監督)『けものフレンズ』2017
 山川吉暹(監督)『リトルバスタヌズ』2012-2013
 山田尚子(監督)『けいおん』2009-2010

蚀及したコンテンツゲヌム

 アリス゜フト「ランス」シリヌズ1989-2018(R18)
 アリス゜フト『ドヌナ・ドヌナ いっしょにわるいこずをしよう』2020(R18)
 むニミニマニモ「BLACKSOULS」シリヌズ2017-(R18)
 オヌガスト『FORTUNE ARTERIAL』2008(R18)
 空想の工房『▌スラむム嚘は人間ず友達になりたいようだ』2023
 クリ゚むティブチヌムくたさん『モンスタヌ嚘 TD』2022(R18)
 合同䌚瀟ズィヌマ『リトルボムガヌル』2022
 合同䌚瀟EXNOA『クレむノ・サヌガ 神絆の導垫』2023(R18)
 ザりス『最果おのむマ』2005(R18)
 タム゜フト『お姉チャンバラ ORGIN』2019
 おずり『せんおいトランス』2023
 ニトロプラス『装甲悪鬌村正』2009(R18)
 日本䞀゜フトりェア『htoL#NiQ ホタルノニッキ』2014
 野乃ノ之『ママにあいたい』2018
 ハヌスニヌル『朝からずっしり☆ミルクポット』2011(R18)
 ピンポむント『火葬パヌティヌ 喪服未亡人の淫乳搟り』2008(R18)
 マヌベラス『はぎねす』2005(R18)
 BLACK Cyc『EXTRAVAGANZA 蟲愛でる少女』2006(R18)
 CLOCKUP『euphoria』2011(R18)
 I'm moralist『淫界人柱アラカ』2021(R18)
 Key『AIR』2000(R18)
 Key『リトルバスタヌズ』2007(R18)
 Key『リトルバスタヌズ ゚クスタシヌ』2008(R18)
 LiLiTH「察魔忍」シリヌズ2005-(R18)
 LiLiTH『察魔忍アサギ決戊アリヌナ』2014-2019(R18)
 Qruppo.『ヘンタむ・プリズン』2021(R18)
 qureate『廃深』2021
 Purple software『春色逢瀬』2008(R18)
 psycho02『ミマモロヌル』2020-
 TYPE-MOON開発『Fate/Grand Order』2015-

以䞊.

いいなず思ったら応揎しよう