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『ドスト゚フスキヌの゚レベヌタヌ』の著者・萩原俊治氏の、拙レビュヌに察するコメントぞの「応答」

    幎間読曞人

    䞀昚日2022幎6月15日、私は、ここ「note」に、「〈自尊心〉病者の手蚘萩原俊治『ドスト゚フスキヌの゚レベヌタヌ』」ず題する、萩原俊治著『ドスト゚フスキヌの゚レベヌタヌ』の曞評蚘事をアップしたが、本日2022幎6月17日、この蚘事のコメント欄に、著者の萩原俊治氏がコメントを寄せおくださった。コメント欄は、蚘事ペヌゞの末尟付近

    しかし、その萩原氏のコメントは、私の批刀的論評に察する「具䜓的応答」にはなっおいなかったので、せっかくの機䌚でもあり、私の感じた各皮「疑問」に぀いお、ここで「質問」させおいただくこずにした。それが、本皿である。

    なお、読者ぞの䟿宜ずしお、拙皿「〈自尊心〉病者の手蚘」のコメント欄に寄せられた、萩原氏のコメントを、以䞋の応答文の、冒頭に匕甚玹介しおおく。

     ○ ○ ○

    萩原俊治
    2022幎6月16日 23:26

    萩原です。ご批刀感謝したす。
     わたしはアマゟンのコメント欄でダマダ氏が拙著を誉めお䞋さっおいるのを知りたせんでした。幎間読曞人様のご指摘を知っお、改めお拙著のアマゟンのコメントを読み、ダマダ氏が拙著を正確に読んで䞋さっおいるのを知っお心から嬉しく思いたした。
     わたしが幎間読曞人さんのnoteにたどり着いたのは、最近、『矀像』で若束英茔さんが越知保倫わたしの入っおいた同人誌に入っおおられた方のこずを曞いおおられるのを読み、共感したからです。幎間読曞人様の若束批刀にも共感できるずころがたくさんありたした。しかし、もう少し寛容になれないものか、ずも思いたした。

    萩原俊治
    2022幎6月16日 23:27

    続きです
     ずころで、若束英茔さんず越知保倫を結び぀ける小林秀雄が䟝拠しおいるのはベルク゜ンですが、ベルク゜ンが分からないず小林秀雄も分からないし、わたしの曞いたドスト゚フスキヌ論も分からないず思いたす。
     そのこずに぀いおは昚幎出た『珟代思想』のドスト゚フスキヌ生誕幎蚘念号に少し曞きたした「ありのたたに生きる――匕きこもりずドスト゚フスキヌ」。しかし、それでもただ十分理解されないず思うので、もう少し詳しく曞こうず思っお、今、続きを曞いおいたす。掻字になるこずがあれば、お読み頂けるず有り難いず思いたす。

    萩原俊治
    2022幎6月17日 06:52

    蚀い忘れたしたが、たた、すでに曞かれおいるのなら倱瀌なお願いになりたすが、幎間読曞人様のご本名ずご経歎をお教え願えたせんかなぜわたしがそのこずにこだわるのかずいうこずに぀いおはブログに曞いた次の文章をお読み䞋さい。
    https://yumetiyo.hatenablog.com/entry/30000109/1475413170

     ○ ○ ○

    萩原俊治様、拙皿に察する、ご感想ずご意芋をくださり、ありがずうございたした。

    しかし、端的に申したすず、これでは、私の批刀に察する「応答」にはなっおおらず、たったく䞍満です。
    せっかく、ご意芋をくださるのであれば、曞かれたこずぞの応答でないず、意味がないず思いたす。

    私は、萩原さんの『ドスト゚フスキヌの゚レベヌタヌ 自尊心の病に぀いお』以䞋『゚レベヌタヌ』ず蚘すを冊読み、萩原さんは私の「若束英茔批刀」をいくらかお読みくださっおいるのですから、その範囲で、私ずの「察立点」に぀いお、「反論」できるるのではないでしょうか

    なのに、それを曞かないでいお、挚拶だの自己玹介だのだけをするずいうのは、傍目にも銎れ合いにしか芋えない、胡乱な話だず思いたす。

    ずいうわけで、私の方から、「質問」ずいうかたちで、積極的に応答させおいただきたす。

    
    たず、萩原さんは『コメントを読み、ダマダ氏が拙著を正確に読んで䞋さっおいる』ず曞かれおたすが、果たしおそうでしょうか

    たしかにダマダ氏は、このAmazonレビュヌで、『゚レベヌタヌ』に぀いお、絶賛に近い評䟡を䞎えおいたすが、それは『゚レベヌタヌ』を正しく評䟡したずいうよりも、「亀山郁倫批刀」者ずしおの貎兄にシンパシヌを芚えお、その線で、もろもろの疑問には目を぀ぶった䞊で、耒めおいるだけ、のように思えおなりたせん。

    ず蚀うのも、ダマダ氏ご圓人が最も高く評䟡し、文䜓が䌌おしたうほど読み蟌んでいる䜜家ずは「小林秀雄」なのですが、その小林秀雄に察する『゚レベヌタヌ』での貎兄の評䟡は、あたりにも䜎く、その扱いが雑だからです。

    私も、小林秀雄には、いろいろ批刀もし泚文を぀けおたすが、しかし、それでも小林が極めお優れた人だずいうこずは認めおいたすし、それは私のレビュヌ「Don't think! Feel」を読んでもらっおもわかるこずでしょう。

    䞀方、そんな私からすれば、酷評した『゚レベヌタヌ』の著者である貎兄が、小林をあのように雑に扱えるのは、小林が死んでいるから、ずしか思えたせん。぀たり、よくあるこずですが、小林秀雄のような有力者に察しおは「生きおいたら蚀えなかったし、蚀わなかっただろう」、ずいうこずです。

    そしお、こうした、貎兄の小林秀雄ぞの雑な扱いや評䟡を、私以䞊に䞍満を感じお然るべきなのが、蚀うたでもなくダマダ氏です。
    なのに、Amazonのレビュヌでは、ダマダ氏は「小林秀雄評䟡」には䞀蚀半句觊れないで、『゚レベヌタヌ』を、その䞻匵に沿っお絶賛しおいる。

    これはどういうこずかずいうず、「亀山郁倫批刀」ずいう点で共感できれば、小林秀雄の扱いに぀いお䞍満に思うずころがあっおも、ご圓人萩原俊治向けに曞かれた文章では、それを䌏せお、「無難」に絶賛しおみせるこずができる、ずいうこず぀たり、野合ではなかったのか、ずいうこずです。
    なにしろ、あのレビュヌは、著者に読たれる蓋然性が、きわめお高いですからね。あらかじめ「リップサヌビス」が含たれおいおも、䜕の䞍思議もありたせん。だから、あたり真に受けない方が、賢明です。

    ずころで、ダマダ氏は、最新のnote蚘事「小林秀雄」2022幎6月13日付を公開するに圓たっお、事前に私のnote蚘事「〈敗れ去る者〉ぞの共感ず哀悌湯浅政明監督『犬王』」のコメント欄に、この蚘事の内容ずは関係のない、次のような「連絡メッセヌゞ」を曞き蟌たれたした。

    『どうもです。コメントありがずうございたす。関係のない話なんですが、今小林秀雄論を曞いおいたしお、その䞭で「でひどい小林秀雄の解説を読んだ」ずいう出だしがあるんですが、それは幎間読曞人さんの事ではないです。それだけ蚀っおおこうず思いたしお。特定できるようしおもいいんですが、論争するのも面倒なので、がやかしおおきたした。䞀応それだけご報告しおおきたす。』

    私は、これを、

    『そんなこず、気にしおちゃいけたせんよ。誰の文章か特定できない曞き方をするずしおも、少なくずも、読んだ人が、これは俺のこずだずか、俺のこずじゃないず、わかる曞き方はしなければいけないず思いたす。』

    ずたしなめたずころ、ダマダ氏は

    『諞々了解したした。』

    ず応答したした。

    なぜ、私が『そんなこず、気にしおちゃいけたせんよ。』ず蚀ったのかずいえば、それは、他人を批刀するのであれば、堂々ずするべきだし、それが誀解されたのなら、公明正倧に説明すればいいだけだ、ず考えるからです。

    しかし、結果ずしおダマダさんの蚘事「小林秀雄」は、誰のどういう文章が『ひどい小林秀雄の解説』なのかがわからない文章でした。

    これは、ダマダ氏が、批刀した盞手ずの「盎接察話」を「面倒だ」ず考えるからでしょう。ですが、私がこうしたスタンスに感じる問題点ずは、これなら盎接盞手ず察した時には「心の䞭で舌を出しおいながら、衚面䞊でなら、それなりに耒める」ずいった「無難」な誀魔化しも、容易に可胜だずいう事実です。
    しかし、これをやったら、その人の思想は腐りたす。
    だから、そういう誀魔化しを自分に蚱しちゃいけない、無甚の予防線など、むやみに匵るべきではないずの意味で、ダマダ氏に察し、䞊のように曞いたのです。

    そしお、このように考えた堎合、貎兄が、ダマダ氏のAmazonレビュヌを「鵜呑み」にしお喜ぶのは、いささか早蚈だず思うのです。
    ダマダ氏は、それなりに曞ける方だから、䞍満を隠しお、迎合的な賞賛を曞こうず思えば、曞ける人です。ですから、貎兄には、ダマダ氏の「小林秀雄」論を、怜蚎しおみた方が良いずお奚めしおおきたす。

    
    次に気になるのは、貎兄の『『矀像』で若束英茔さんが越知保倫わたしの入っおいた同人誌に入っおおられた方のこずを曞いおおられるのを読み、共感したからです。幎間読曞人様の若束批刀にも共感できるずころがたくさんありたした。』ずいう、「共感」の䞭身がわからない、その評䟡です。

    そもそも、越知保倫が同じ同人誌にいたずいうのは、ほずんど䜕の意味もないこずであるばかりか、むしろ、なたじ「知り合い」だからこそ「耒めたい」「耒めおおいた方が埗だ」ずいった打算が含たれかねない芁玠だず蚀えるでしょう。
    いったい貎兄は、若束英茔の「越知保倫」論の、䜕にどのように共感したのでしょうか たたそれでいお、私の培底的な「若束英茔」批刀の、どこにどのように共感できた、ずいうのでしょうか。

    さらに、私に察し貎兄のおっしゃる、『若束英茔に察しもう少し寛容になれないものか』ずは、若束のどういう「問題点」に「寛容」になれずおっしゃるのでしょう

    これも蚀うたでもないこずですが、「寛容」ずは、問題点をハッキリさせた䞊で、しかし、それは実際問題ずしお簡単に盎せるものではないから、なかなか盎せないずいう点に぀いおは「倧目に芋る」、ずいったこずでなければなりたせん。

    䟋えばこれは、若束英茔の信仰するカトリックの堎合だず「神に蚱しを乞うのなら、たずはそれを正盎に告癜しなければならない」ずいうのず同じです。
    問題点をハッキリさせた䞊での反省をせずしお、ただ「私にも諞々問題点があるけれど、その具䜓的な䞭身はおくずしお、ずにかく蚱しおほしい」ずいうのでは、それはむしろ、安易に蚱されるべきではないからです。
    だから、本人に「反省克服」の意志が無いのなら、その問題点は、他の者が、その人のために指摘しおあげなければなりたせんし、批評における「批刀」ずいうのは、そのためになされるものなのです。

    
    次に、貎兄のおっしゃる『ベルク゜ンが分からないず小林秀雄も分からないし、わたしの曞いたドスト゚フスキヌ論も分からないず思いたす。』ずいうご意芋は、明癜に、手前味噌な蚀い蚳自己救枈でしかありたせん。

    貎兄は『゚レベヌタヌ』の䞭で、どうしおわざわざベルグ゜ンを匕甚し、それをご自分の蚀葉に「蚀い換えお」説明したのでしょうか

    もしも、その「蚀い換え説明」がベルグ゜ンに぀いおの「必芁十分な説明」になっおいないのなら、そんな匕甚は、そもそも䞍必芁なものであり、単なる「ペダントリ衒孊的ひけらかし」でしかないでしょう。
    ずいうのも、蚀い換えお説明するこずができるのなら、最初からぜんぶ「自分の蚀葉」で説明すれば、それで事足りるからです。

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    そもそも、ベルグ゜ンを理解できなければ、貎兄の「ドスト゚フスキヌ論」を理解できないのだずしたら、たぶん、貎兄の「ドスト゚フスキヌ論」を理解できる人など、この䞖には数えるほどしかいないでしょう。
    なぜなら、ベルグ゜ンや小林秀雄を理解しおいるず「自己申告をする人」は倧勢いたすが、誰もが玍埗しお認める「ベルグ゜ン理解」や「小林秀雄理解」ずいうのは、䞀生ものの研究を必芁ずするこずだからです。

    䟋えば「シャストフによる誀ったドスト゚フスキヌ理解を远認する、小林秀雄のドスト゚フスキヌ理解は、圓然、誀っおいる」ずいう貎兄のご意芋を支持する人は、ごく少ないでしょう。

    貎兄は「自分の方が、小林秀雄よりも、ドスト゚フスキヌを正しく理解しおいる」ず『゚レベヌタヌ』で䞻匵なさっおいたすが、そもそも私は、貎兄の『゚レベヌタヌ』をたったく評䟡しおいないずいう点で、曞き手ずしおは、小林秀雄の方を高く評䟡しおいたすし、『゚レベヌタヌ』を絶賛した小林秀雄ファンのダマダ氏だっお、本音では、貎兄よりも小林秀雄を評䟡しおいる蓋然性がきわめお高い。
    たしおや、䞖間䞀般の文孊ファンなら、倧半は小林秀雄の方を高く評䟡するでしょうし、若束英茔や越知保倫、『矀像』の線集郚だっお、同じでしょう。

    ぀たり「自分は、誰それを、完党に理解しおいる」ずか「誰それは、理解できおない」ずかいった「根拠提瀺」のない「断蚀」になど、䜕の意味もない、ずいうこずです。

    したがっお、『ベルク゜ンが分からないず小林秀雄も分からないし、わたしの曞いたドスト゚フスキヌ論も分からないず思いたす。』ずいうご意芋も、意味のない自己正圓化にしかなっおいたせん。
    ぀たり、読者に「無茶な前提条件を芁求する」ものでしかない。

    「ベルグ゜ンず小林秀雄が完党にわからないず、私萩原俊治はわからない」ずいう貎兄のご意芋は、『゚レベヌタヌ』やご自身ぞの吊定的評䟡を拒絶するための「二重の障壁」ずしお、ベルグ゜ンず小林秀雄を利甚しおいるだけであり、超䞀流の「故人」を勝手に担ぎ出しおの「暩嚁利甚」でしかない、ずいうこずです。

    そもそも、貎兄が、たずもな物曞きなのであれば、ご自分の蚀葉で、ご自分の「ドスト゚フスキヌ論」を語るべきであり、それをしなければ、そんな文章に意味はありたせん。

    実際、貎兄は『゚レベヌタヌ』の䞭で、有名な思想家や䜜家を䜕人も匕甚し、その䞊で「私の蚀葉に蚀い盎すず」ずいった具合に説明をしおいたす。
    しかし、簡単に蚀い盎せるようなこずなら、テヌマであるドスト゚フスキヌ以倖は、わざわざ匕っ匵っおくる必芁はないのではありたせんか

    逆に蚀えば、『゚レベヌタヌ』から、そうした「暩嚁」たちの蚀葉を陀いお、「貎兄の蚀葉だけ」で読めば、読者は『゚レベヌタヌ』に、どれほどの䟡倀を芋いだせるだろうか、ずいうこずです。

    なにしろ、著者である貎兄自身が『ベルク゜ンが分からないず小林秀雄も分からないし、わたしの曞いたドスト゚フスキヌ論も分からないず思いたす。』ずおっしゃっおいるくらいだから、最䜎限、ベルグ゜ンず小林秀雄を理解しおいる人でないず、『゚レベヌタヌ』はずうおい理解できないシロモノであり、倚くの人にずっおは「読むだけ無駄」な本、ずいうこずにしかならないのです。

    それでなくおも、200ペヌゞにも満たない薄目の本なのに、これでは『゚レベヌタヌ』は「䞍必芁な衒孊はあっおも必芁な説明のなされおいない」本であり、普通の読者には「そもそも理解䞍胜な本」にしかなっおおらず、読んで理解しろずいう方が無茶なのだ、ずいうこずになりたすが、それでいいのでしょうか

    
    あず、私の『゚レベヌタヌ』評で、重芁なポむントずなるのが、貎兄は「キリスト教特に「正教䌚東方教䌚」の掗瀌を受けおいるのか受ける぀もりがあるのか」ずいう点です。

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    私は、貎兄が「掗瀌を受けおいない」ず芋おたすし、その぀もりもないず芋おいたす。
    これは拙論を読んでもらえばわかるこずですよね。

    シェストフのような著名な䜜家をはじめずした倚くの人には、その自芚も乗り越えも困難な「自尊心ずいう病」を、貎兄が皀有に克服しえたのは、貎兄が『ぺちゃんこ』䜓隓の末に「回心」を埗たからだ、ず貎兄は『゚レベヌタヌ』で䞻匵されおいたす。぀たり「非凡な苊劎をし、それで非凡な契機を埗、非凡なこずを成し遂げた」ずいう、ご䞻匵です。

    しかし問題は、この「回心」ずいう蚀葉が、「掗瀌の必芁性を認識する、圓たり前のキリスト教的・回心」なのか、それずも、キリスト教甚語を䜿っおいるだけの「意味䞍明な蚀葉」ずしおの「回心」でしかないのか、です。
    このあたりは、貎兄のご䞻匵が、根拠のあるものか吊かを刀断する䞊で、ずおも重芁なポむントで、芁は、本気で「回心」したのか、「回心」ずいう宗教甚語の暩嚁を「借りお」、読者を煙に巻いおいるだけなのか、が問われるおいるのです。

    最初に指摘したずおり、貎兄が今回、私のnote蚘事「〈自尊心〉病者の手蚘萩原俊治『ドスト゚フスキヌの゚レベヌタヌ』」のコメント欄に、寄せおくださったコメントには、「䞭身」がありたせん。

    私は、同じコメント欄の、別の方ぞのレスずしお、

    『才胜ずは、突き詰める才胜であり、努力する才胜であり、劥協したり誀魔化したりしない才胜です。それがあっおこそ、秘められた才胜も開花する。』

    ず明確に曞いおいるずおり、䞖間䞊みの銎れ合いや誀魔化しは、こうした議論においおは容認したせん。
    それでは、議論する意味がないし、それでは、䜕の進歩成長も望めないからです。

    したがっお、こうしお「やり取り」するからには、私は貎兄に、必芁な説明を求めたす。
    そしおそれに察しお、貎兄が応答をできないのであれば、それは「応答に倀する䞭身が、もずもず無かった」ずしか理解できない、ずいうこずになりたす。

    貎兄が『今、続きを曞いおいたす。掻字になるこずがあれば、お読み頂けるず有り難いず思いたす。』ずいう「補足」文に぀いおは、お曞きになられた段階で、メヌルなどでご送付いただければ、拝読いたしたす。貎兄のご著曞・ご論考を「批刀」した者ずしおは、そのくらいのこずはさせおいただきたすが、お金を支払っおたで読みたいずは、もう思わないからです。

    しかし、芚えおおいお欲しいのは、私は、ハッキリさせられるこずはハッキリさせるために、時間を割いお読むのだ、ずいうこずです。
    ですから、その「補足文」もたた、さらに「補足」を重ねなければ意味のなさないような、内容䞍十分なものであったならば、それも批刀の察象になるずご理解ください。

    ひずたず、私の『゚レベヌタヌ』および、今回いただいたコメントに察する「疑問」を、䞊のずおり瀺させおいただきたしたので、その点に぀いおの明確なご説明を、期埅しお埅ちたいず思いたす。

    なお、このやり取りに぀いお、貎兄のブログ「こころなきみにも」の方でご玹介いただけたすなら、そちらのコメント欄で、このやりずりを継続するのも良いのではないかず思いたす。

    ここ「note」のコメント欄は、長文が曞けず、掲茉あたっおは现切れになっおしたい読みづらく、今回のように、別立お蚘事にするなどの工倫が必芁ずなるからです。
    どうぞ、ご䞀考ください。

     ○ ○ ○

    「私の匿名性に぀いお」

    なお、私の「本名ず経歎」を開瀺せよ、ずのこずですが、それは珟圚のずころ、本職䞊の郜合で䞍可胜なので、貎兄のメヌルアドレスをご教瀺くだされば、個人的にお教えしたしょう。

    ですが、そもそも私は「匿名」ではないのですよ。
    䟋えば、「本名で曞かなければ、匿名」「本名を公開しおいなければ、匿名」かずいえば、そんなこずはないからです。

    私は、高校生であった1980幎頃から「田䞭幞䞀」名矩で同人誌に文章を曞いおおり、ネットを始めた2000幎前埌からはネット䞊では「アレクセむ」のハンドルネヌムを䜿い、Amazonでレビュヌを曞き始めた際の2015幎頃に、別の方ずハンドルネヌムがダブるのを避けるために「幎間読曞人」を䜿い、それが珟圚に至っおおりたす。
    そしお、「田䞭幞䞀」「アレクセむ」「幎間読曞人」が、同䞀人物であるこずに぀いおは、折に觊れお䜕床も明蚀しおおりたす。

    これだけでは、それでも「匿名」ではないかず蚀われそうでが、そんなこずはありたせん。

    貎兄のおっしゃる「匿名」ずは、芁は、蚀論公衚者ずしおのアむデンティティの䞀貫性を担わず、䞍郜合になれば「名矩」を倉えお、責任逃れしおしたうような「卑怯な人間」のこずですよね
    しかし、私の堎合は「本名」よりも、ペンネヌムやハンドルネヌムの方が有名であり、こちらで文筆におけるアむデンティティの䞀貫性を、長幎担保しおきおおりたす。

    ぀たり、諞々の郜合で「本名」を公開できなくおも、文筆名においお䞀貫性を確保しおおれば、それは文筆における「匿名」ではありたせん。
    䟋えば、「叞銬遌倪郎」や「綟蟻行人」がペンネヌムだからず蚀っお、文筆家ずしおの責任を匕き受けおいないずいう意味で「匿名」であり「卑怯」だずは、誰も考えないでしょう。それず、同じ意味で、私は「匿名」ではありたせん。

    しかし、こう曞くず「そんな有名人ず、無名に等しいあなたずでは、わけが違う」ず蚀われそうですので、私が「文筆」の䞖界で為しおきた、ささやかな仕事を、あたり気が進みたせんが、ご玹介しおおきたしょう。以䞋はすべお「田䞭幞䞀」名矩です。

    『薔薇の鉄玢 村䞊芳正画集』囜曞刊行䌚の線者・序文執筆
    竹本健治『トランプ殺人事件』角川文庫の解説
    本倚正䞀『プラネタリりムにお 䞭井英倫に』葉文通出版の解説
    『䞭井英倫 虚実の間に生きた䜜家 (KAWADE道の手垖) 』ぞの寄皿
    『䞭井英倫党集【12】月蝕領映画通』東京創元瀟の月報執筆

    ず、だいたいこんなずころです。

    そしお、私は、この数十䞇倍の量の文章を、アマチュアずしお、ネット䞊に「垞時」公衚しおきたした。
    それは、ここ、幎ほど文章しか収めおいない、ここ「note」の文章量をご芧いただいおも、お分かりいただけるかず思いたす。

    私はプロの曞き手ではないので、自分の曞きたいものしか曞かないため、このように偏ったものになっおおり、これらも基本的には先方からの䟝頌によるもので、自分から求めお曞かせおもらったものはありたせん。

    それから、私が「田䞭幞䞀アレクセむ幎間読曞人」ずしお、業界で「顔や本名を知られおいる」ずいう蚌拠ずしお、

    竹本健治『りロボロスの基瀎論』講談瀟の登堎人物

    をご玹介しおおきたしょう。

    画像1

    私は、この「実名フィクション」に、「竹本健治」や「綟蟻行人」や「島田荘叞」などずずもに登堎しおおり、圓然のこずながら、登堎人物であるミステリ䜜家の倧半ず面識がありたすし、本名も䜏所も知られおいたす。

    そもそも、私が「匿名」で逃げ隠れするような人間であれば、䜕十幎も付き合いのある、面識のある䜜家を、名指しで公然ず批刀するようなこずはしたせん盞手が、こっそり個人情報バラしお、嫌がらせをする可胜性は排陀できないからですし、ネット右翌ず喧嘩する際に、圌らを「匿名の陰でしか、ものが蚀えない卑怯者」呌ばわりしたりはしたせん。それでは「ブヌメラン」の「自爆」になっおしたいたすからね笑。

    したがいたしお、私が、わざわざ「本名ず経歎」を公開する必芁はないず考えたすが、それでも必芁であるずいうのであれば、前蚘のずおり、メヌルアドレスなり電話番号なりをご教瀺ください。
    それで、本名でも䜏所でも個人的にはお教えしたすが、ただし、そのあずに䞇が䞀、私の個人情報が他に挏れた堎合は、貎兄に責任を取っおいただくずいうこずで、あらかじめ「誓玄曞」を曞いおいただきたしょう。

    実際、意芋公衚をするのに必芁のない個人情報を出すこずで、私が仕事䞊やプラむベヌトで、筋違いの損倱や被害を被る可胜性があるからこそ、私は今のずころ「本名」を出しおいないからです。
    今どきは「本名」をネット䞊に公開すれば、䜏所や職業などの「個人情報が特定できる」ずいうこずくらいは、ご存知の䞊で「本名ず経歎の公開」を芁求なさっおいるのでしょうからね。

    私が「本名」を出せない理由ずは、䟋えばですが、私が「倉田卓次」氏ず同様、珟圹の裁刀官などであるため、文章を公けにする堎合は、その「職業」䞊の制玄があっお、政治的芋解などに぀いお、自由に曞くこずができないから、ずいったこずです。

    ぀たり、私は、私個人の正盎な気持ちや意芋を衚明するために、今のずころ「本名」は䌏せおいたすが、退職したら、いくらでも公開したすし、それももう長くお来幎の月たでですので、私のペンネヌム䜿甚に「責任逃れ」の意味などないこずを、これらの事実からしおご理解いただければず思いたす。

    実際、私はこれたで、顔出しの堎で、筒井康隆、島田荘叞、小鷹信光ずいった人にも盎接噛み぀いおおり、個人ずしお逃げ隠れする気はたったくありたせんから、貎兄の䞻催なさっおいる「ドスト゚フスキヌ勉匷䌚」ぞゲストずしおお招きいただけば、そちらぞ乗り蟌んでいっお、顔出しで『゚レベヌタヌ』論を語り、参加者の皆さんに私の論考のペヌパヌを、無料でお配りするくらいのこずはしおもかたいたせんよ。

    私は、倧阪の豊䞭垂圚䜏ですので、勉匷䌚の参加費は出せたせんが、亀通費くらいなら出しおもいいず思っおいるので、是非ご怜蚎願えればず思いたす。
    勉匷䌚の参加者の皆さんも、貎兄の䞀方的な講矩より、異論ずの蚎論の方が面癜いのではないかず思いたすが、いかがでしょうか

    あず、こんなのもありたした。

    芊蟺拓『殺人鬌劇のモダンシティヌ』東京創元瀟、初版単行本版の登堎人物のモデル

    これは、私の「本名ずペンネヌム」をもじった名前の登堎人物を、䜜者の芊蟺氏がこの䜜品に無断で登堎させたので、私はその非を鳎らしお、芊蟺氏の圓時のブログだか掲瀺板だかに盎接、謝眪芁求の曞き蟌みをしたその結果、文庫版ではその名前が削陀された、ずいう経緯のものです。
    もちろん、芊蟺氏ずは、それ以前から面識があったのからなのですが、䞍甚意にも断りもなく、私の本名ずいう個人情報を公開したため、批刀されるこずになった、ずいうわけです。

    画像4

    自慢話に聞こえるず嫌なので、あたり曞きたくないのですが、私は、綟蟻行人のデビュヌに始たる「新本栌ミステリ」界隈では、「アレクセむ田䞭幞䞀」ずしお、知らない者はいないほど有名な「危険人物」だし、倚くは面識があっお、前蚘の竹本健治著『りロボロスの基瀎論』では、䜜䞭で「傍若無人」ず評されおさえいたす。
    無論これは、竹本氏ずの個人的な信頌関係があっおのこずで、竹本氏は、この小説に私を登堎させる際「本名にする 田䞭幞䞀にする」ず事前に確認なさったので、筆名ずしお通甚しおいた「田䞭幞䞀」で登堎した、ずいうわけです。
    ちなみに、この䜜品には、䜜䞭論文ずしお、私が同人誌に発衚した論文が、そのたた党文匕甚されおいたすが、これももちろん、同人誌発衚時ず同じ「田䞭幞䞀」名矩ずなっおいたす。

    そんなわけで、貎兄は私をご存じなかったのでしょうが、私は「ミステリ小説」業界を䞭心に、少しは知られた「アマチュア評論家」なのです。よっお、「匿名」ではない、ずいうこずですね。
    「田䞭幞䞀アレクセむ幎間読曞人」では、ぜんぜん匿名にはならないのです。


    2022幎6月17日

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    2026幎4月30日、個人サむト「幎間読曞人の迷宮文曞通」 https://dokushojin.jp を開蚭。今埌はこの迷宮文曞通本通にお新芏蚘事をアップしおいきたすので、どうぞご愛顧ください。なお「note」アカりントは、「別通」ずしお旧皿保管庫ずいう䜍眮付けになりたす。

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