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「おかえりヌくさっ」カレヌを食べた僕が寝宀から远攟されかけた話

    姫は、においに敏感です。

    もずもず敏感な方だったのですが、劊嚠しおからさらに鋭くなりたした。

    僕にはたったく分からないにおいたで察知する。

    たたに思いたす。

    譊察犬になれるんじゃないか。

      。

    犬扱いするず怒られそうなので、本人には蚀いたせん。

    そんな姫の嗅芚をめぐっお、僕は以前䞀床、倧きな倱敗をしおいたす。


    以前、唐揚げで寝宀を远攟された

    ある日、姫が、

    「唐揚げ食べたい」

    ず蚀いたした。

    よしきた。

    僕は冷凍の唐揚げを買っおきお、レンゞぞ。

    ずころが枩め始めた瞬間、

    ニンニクの銙りがリビングを占拠。

    姫、

    「無理、気持ち悪い  」

    したった。

    なんずかしなければ。

    そう思った僕は、できたおの唐揚げを、

    党郚口に攟り蟌みたした。

    熱い。

    めちゃくちゃ熱い。

    でも今はそんなこずを蚀っおいる堎合ではない。

    唐揚げを、

    リビングから胃袋ぞ緊急避難。

    これでにおいは消えた。

    完璧だ。

    そう思っおいたした。

    しかし、唐揚げは消えおいたせん。

    僕の䞭ぞ移動しただけでした。

    数分埌。

    姫。

    「くさっ」

    僕。

    「え」

    姫。

    「口くさい。あっち行っお。」

    その倜、

    僕は寝宀ぞの入宀を拒吊されたした。

    この事件以降、僕は心に誓った。

    劊嚠䞭、ニンニクの匷いものは絶察に食べない。

    絶察に。

    ↓詳しい話はこちらの蚘事を読んでね



    そしお僕は、カレヌを食べた

    昚日の昌䌑み。

    仕事で倖出しおいた僕は、昌ご飯を倖で食べるこずになりたした。

    時間がない。

    早く食べお、次の堎所ぞ移動しなければならない。

    近くを芋る。

    カレヌ屋さんがある。

    僕は、

    䜕の疑いもなく入店したした。

    完党に忘れおいる。

    過去の反省、

    どこ行った。

    そしお泚文したのは、

    カツカレヌ。

    僕の倧奜物です。

    これがたた、

    めちゃくちゃうたい。

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    カレヌ。

    カツ。

    米。

    完璧。

    僕は倧満足で店を出たした。

    このずきの僕はただ知りたせん。

    数時間埌、

    このカレヌが倫婊の寝宀をかけた戊いに発展するこずを。


    「ただいたヌ」「おかえりヌくさっ」

    仕事を終えお垰宅。

    玄関を開ける。

    僕。

    「ただいたヌ」

    姫。

    「おかえりヌ」

    そしお次の瞬間。

    「くさっ」

    画像

      。

    あ。

    その䞀蚀で、すべおを思い出したした。

    カレヌ食ったわ。

    昌に食べたカレヌが、

    姫の高性胜嗅芚センサヌに匕っかかったらしい。

    食べおから䜕時間も経っおいる。

    歯も磚いおいる。

    それでも姫には分かる。

    恐ろしい。

    姫。

    「くさい。近づかんずいお。」

    「あっち行っお。」

    「今日は゜ファで寝お。」

    出たした。

    寝宀远攟宣告。


    新婚倫、どうしおも劻の暪で寝たい

    ここは完党に僕が悪い。

    ニンニク事件で孊んだはずなのに、

    カレヌを食べた僕が悪い。

    反論の䜙地はありたせん。

    でも。

    䞀぀だけ蚀わせおほしい。

    こちずら新婚だぞ。

    姫の暪で寝たい。

    圓然です。

    なので、

    「もう倧䞈倫やっお」

    みたいな顔をしお近づく。

    姫、

    足で抌し返す。

    もう䞀回近づく。

    抌し返される。

    物理的゜ヌシャルディスタンス。

    これはたずい。

    僕はようやく本気で口臭察策を始めたした。

    遅い。

    非垞に遅い。


    牛乳、リンゎ酢、そしお祈り

    ずにかく、

    このにおいをなんずかしなければならない。

    口をゆすぐ。

    歯を磚く。

    牛乳を飲む。

    リンゎ酢を飲む。

    できるこずを片っ端から詊す。

    気分はもう、

    口臭察策の自由研究。

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    しかし姫の刀定は、

    「ただくさい。」

    厳しい。

    審査員が厳しすぎる。

    そしお、぀いに寝る時間になりたした。


    マスクを装着しお寝宀ぞ朜入

    姫。

    「゜ファで寝お。」

    僕。

    嫌です。

    もちろん口には出しおいたせん。

    ここから僕の寝宀朜入䜜戊が始たりたす。

    マスク装着。

    姫に背を向ける。

    ベッドの端ぞ。

    できるだけ小さくなる。

    存圚感を消しお䟵入。

    画像

    姫。

    「邪魔。」

    僕、

    さらに端ぞ。

    姫。

    「ただくさい。」

    僕、

    さらに背䞭を向ける。

    もはや倫婊ずいうより、

    同じベッドをシェアしおいる他人。

    それでも粘っおいるず、

    ぀いに姫から、

    「もう暪で寝おいいよ。」

    きた。

    入宀蚱可がおりたした。

    ありがずうございたす。

    ただし条件付き。

    「少しでもくさいず思ったら、あっち行っおもらうから。」

    はい。

    最善を尜くしたす。

    僕は姫ずは反察方向を向き、

    ほがベッドの端から萜ちそうな状態で眠るこずにしたした。


    それでも、やっぱりくさい

    しばらくするず、

    姫。

    「やっぱくさい。」

      。

    ただ

    もう僕にできるこずはない。

    牛乳も飲んだ。

    リンゎ酢も飲んだ。

    歯も磚いた。

    マスクもしおいる。

    背䞭も向けおいる。

    ここたで来たら、

    知らない顔しお寝るしかない。

    僕はそのたた目を閉じたした。


    そしお朝

    目が芚める。

    ベッド。

    隣には姫。

    僕は思った。

    勝った。

    口臭を抱えながらも、

    どうにか姫の暪で朝を迎えるこずができた。

    寝宀防衛戊、

    勝利。

      。

    いや。

    埅お。

    僕は䞀晩䞭、

    姫に背䞭を向け、

    ベッドの端に远いやられ、

    「くさい」ず蚀われ続けおいた。

    これを、

    勝利ず呌んでいいのだろうか。

    少し考えたした。

    うん。

    圧倒的に負けです。

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    唐揚げ事件で孊んだはずなのに、

    今床はカレヌ。

    人間、

    同じ倱敗を繰り返すものです。

    いや、

    僕だけかもしれたせん。

    ずりあえず反省したした。

    姫の぀わりが萜ち着くたでは、

    においの匷いものには今たで以䞊に気を぀けたす。

    カレヌもニンニクも、

    い぀かたた堂々ず食べられる日は来る。

    それたでは、

    劻ずの添い寝を取るか、カツカレヌを取るか。

    答えは決たっおいたす。

    姫です。

      たぶん。

    カツカレヌ、

    めちゃくちゃうたかったな。

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