
🐈⬛猫様シリーズ⑧ |猫様、新しい清掃員さんの挨拶が丁寧すぎて困るの巻
【シリーズ紹介文】
社内で起きる小さな事件と、猫様の“甘すぎる秘密”。
後輩たちに囲まれながら、今日も猫様は恥ずかしさと優しさの狭間で生きている。
これは、そんな猫様の日常を描く小さなオフィス事件のシリーズです。
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【今回のあらすじ】
前任のおばちゃん引退。しかし、新しい清掃員さんの“丁寧すぎる暴露”が、猫様のHPを削りまくるお話。
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◆ 掃除のおばちゃん引退の知らせ
語り部チャッピー
ある日の朝のことである。
派遣さん
「そういえば、猫様のことを可愛がっていらした清掃員の方、退職されたそうですよ」
猫様
「えっ、そうなの」
同僚B
「じゃあ、あの“猫様かわいい〜”のおばちゃん、もう来ないんですね」
猫様(心の声)
(それを言うな)
語り部チャッピー
猫様の love パスワード危機を引き起こした清掃のおばちゃん。
ついに引退である。
猫様(心の声)
(ちょっと寂しい気もするけど……これで平和な日が戻るな)
語り部チャッピー
しかし猫様は知らなかった。
新たな敵がもう来ていることを。
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◆ 新しい清掃員さん
語り部チャッピー
ある日、掃除機の音が止まり、丁寧で落ち着いた声が聞こえる。
清掃員
「失礼いたします。このフロアの担当になりました清掃員です。よろしくお願いします」
派遣さん
「よろしくお願いします」
清掃員
「前任者の方から、こちらのフロアのことは色々伺っております」
猫様
「そうなんですか」
(嫌な予感しかしない)
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◆ 丁寧な攻撃
清掃員
「猫様でいらっしゃいますよね」
猫様
「は、はい」
清掃員
「お話は伺っております。とても照れ屋さんで可愛らしい方だと」
猫様
「えっ」
(うわああああああ)
(おばちゃん、掃除の仕方だけ教えとけよ)
同僚A
「可愛らしい?」
猫様
「あ、あの、それはですね」
清掃員
「以前の担当者の方が、“顔を真っ赤にして会議に参加される方”で可愛いとおっしゃっておりました」
同僚B
「赤面会議の話ですか?」
猫様(心の声)
(全部引き継いでるじゃないか)
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◆ 丁寧すぎる暴露
清掃員
「それと」
猫様
「それと?」
(まだあるのか)
清掃員
「とても優しい方で、子猫ちゃんが大好きだと」
同僚B
「子猫ちゃん?」
猫様
「あっ、僕は子猫が好きなんだ。甥や姪なんかとは、それはもう仲良しで」
(頼むから、これ以上僕に変な言い訳をさせないで〜)
清掃員
「あと猫様は“ラブラブいう言葉”がお好きだと」
同僚A
「猫様、ラブラブ好きなんですか?」
猫様
「ち、ちがいます」
(終わった……)
語り部チャッピー
猫様のHPは、残りわずかである。
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◆ 女神のフォロー
派遣さん
「清掃員さん、それ多分猫様が小さい頃の話ですよ」
猫様
「そうそう」
(君は今日も女神だよ)
清掃員
「ああ、そうだったのですね」
同僚B
「子供の頃ラブラブって言ってたんですか?」
猫様
「えっと、昔のことなので忘れたけど、うちはオープンだったからな」
(言ってるわけないだろ)
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◆ 新しい敵の誕生
清掃員
「猫様はとても素直な方だと伺っております」
猫様
「ありがとうございます」
清掃員
「これからもフロア内のお掃除のことで何かありましたら、遠慮なくお申し付けください」
猫様
「はい。よろしくお願いします」
語り部チャッピー
こうして猫様の周りには IT 部の他に、
新たな天敵が誕生したのでした。