メインコンテンツへスキップ
見出し画像

「空気を読む脳」中野信子著(2020)オーディブル・レビュー

    昨日こちらのレビュー記事を上げた。

    この本の共著者の一人である脳科学者中野信子氏の本を続けて読んだので、今日はそちらをアップする。
    彼女を私が初めて認識したのは、自分がまだ日本で暮らしていた頃。NHK BS「英雄たちの選択」という歴史番組のコメンテーターとしてだった(2025年現在も続いてるらしい。スゴイ!)。
    司会の歴史学者・磯田道史氏とともに、「うわあ、めっちゃアタマのええ人たちだなあー」と感心しながら毎回眺めていた。

    そんな彼女のたくさんの著作の中から選んだ本はこちら。

    選んだ理由は簡単だ。勉強のため。
    なぜなら自分は空気が読めないので。
    (読めなくってもまあいっか、と生きてはいるが知ってて困ることもない!)
    その気質もあってか前回は長々書き過ぎた感があるので、今回は追記もなくオーディブルで読了しすぐにアプリ内に書いたレビューだけをここに掲載しようと思う。
    本の内容に若干言及している珍しい回かも。

    それでは、いってみよう(全1300字)。


    作品情報「空気を読む脳」

    (講談社+α新書 823-1C) 新書 – 2020/2/20
    中野 信子 (著)
    相田 さやか(ナレーション)
    (オーディオブック 5時間12分)

    オーディブル レビュー


    総合5 ナレーション5 ストーリー5
    (
    2025/03/22読了)

    幸せでないほうが長生き!?
     
    本のタイトルから期待していた内容ではなかったので最初戸惑ったが、幅広いトピックスをさまざまな国内外の研究を例に引きながら論じていて、知的好奇心が揺さぶられる面白いものが多く結果オーライ。また学術書っぽくなく平易に語られているので作業をしながら聞き流していてもスッと脳に入ってきた。

    ただ内容より私が一番感銘を受けたのは自分と意見を異にする考えも善悪や優劣の判断をほとんど加えずフラットに語る中野氏のその語り口だ。

    本書で一番響いたのが日本人の幸福度の低さに関する項。
    自分は単純な人間なので「幸福度なんて高いほうがいいに決まってるじゃん」と思っていた。さらに「なんでわざわざ壁に自分のアタマ打ち付けながら生きなきゃいけないの? アホなの?」ぐらい傲慢に思っていた。だが、ある一定の人たちは慎重に、ネガティブに生きることが長寿への生存戦略で、それは本人では如何ともしがたい遺伝子レベルのものだとしたら、その気質のまま生きるほうが結果幸せであるという視座。コレは衝撃だった。

    確かに人それぞれ。何でもかんでも一つの方向に皆が向かわなければならないわけじゃないよな、と反省。あの行為はアタマを打ち付けてるんじゃなくて石橋を叩いているのだな。そうして結果一歩も進まず渡らない。だから危険も冒さず長生きする。それも人生。
    ま、自分は多分それが遺伝子レベルで出来ないからこうして海外でフラフラしてるわけで。きっとどこかで野垂れ死ぬ。コレもまた人生である。(一部改稿)


    お読みくださりありがとうございました。
    Hasta pronto! またお会いできますように

    関連記事(空気を読まず今回の記事の4倍のボリュームで親子丼やカツ丼まで動員して語り倒してるピュアな記事←当社比)↓

    ほかの気になる本をマガジンで探そう!
    〈完全無料〉良かったらフォローよろしく!

    ©️2025 naveotoevan 0009「空気を読む脳」中野信子著(2020)オーディブル・レビュー

     
     
    昭和東京育ち→メキシコ足かけ20年 →現在相棒の保護犬ロボと旅暮らしのため更新頻度⬇️→筋トレのためnoteではAIを完全不使用→思考好き→記事長くなりがち→ご訪問&お付き合いに Muchas Gracias!

    あなたへのおすすめ