
とにかく笑お、ぱぴぷぺぽっ~!
——とにかく笑お、ぱぴぷぺぽっ~!
……例えば私は辛い時、なぜかとにかく笑お、ぱぴぷぺぽっ~!ていう、なんというかおまじないがある。
いつからだろう、そんな言葉をいうようになったのは——?
う〜ん、同級生のよっちゃんだったかかな。まてよ、あれは昔テレビのタレントが、よく言ってた——
はひふへほっ〜だったな。
ぱぴぷぺぽは誰が言っただろ〜?
う〜~んおばあちゃんだったかな……、
あっ思い出した、そうだ…
――ちちんぷいぷいだったな。……”ぷ”しかあってなかった。
……結局誰がいったか思いつかないけど、なんだか楽しくなってきた。
なんか言葉をこうして面白がって転がしているだけで、心がフッと軽くなる。これって究極のセルフケアじゃないかな。
——なんてコンテストに応募しようと、江戸時代の言葉の循環エンターテイメント”地口(じぐち)”のことを書こうと思案していたら……
……実は、今朝思いついた話でした。
あっ、ちなみに地口というのは、当時は無駄口ともよばれていて——
「石の上にも三年」を「石焼き芋にも小三郎」と言い、
「花より団子」を「鼻よりダンゴムシ」と言ってゲラゲラ笑う。
——そう、そんな感じで、江戸の庶民は、こうして言葉を転がして日々の憂さを笑いに変えていたらしい。
……それにしても、今朝思いついた話って、これって実話になるのかな~?
まっいいか、なんとかなるさ、応募しちゃえっ!
とにかく笑お、ぱぴぷぺぽっ〜だっ。
【関連するSDGs:目標3 すべての人に健康と福祉を】
みなさまのこころが、地口無駄口ダジャレで、すこしでも軽くなったらいいな。
くるるぎけいすけ
(おしまい)
※本作は「文藝春秋SDGsエッセイ大賞2026#未来のためにできること」応募作品です。
▼同時応募作品はこちらの2作です!