
『銀座のママから手紙来た』/中年にもほどがある
起業した頃、会社の代表として僕宛てに一通の封書が届きました。
謎の社名からです。
開けてみると、女子からの手書きの手紙。
誰だ!
いつの女だ!
と一瞬思ったものの、最近そんな浮かれた話はないなあと我に返り、その手紙を読んでみました。
「Love Letter from Ginza」と書かれています。
銀座のクラブじゃないか。

その手紙の主はリエ。
「初めまして、私は銀座のクラブ○○○でママをしております××リエと申します。」
という文章で始まります。
手紙には、こう書かれていました。
「何故リエが貴方様に手紙を出したのか不思議に思うかもしれません。
それは、リエ、13年間勤めたクラブのママが銀座を引退する時、貴方様のことを教えていただいたのです。
リエは人と人のご縁を大切なものだと信じています。
せっかくママから得られた貴方様とのご縁をとっても大切なものだと信じています。」
ママが語るということは、僕は一体この店でどんな豪遊をしたというのか。
はっ!
そういえば去年、
「今日ここにいる客の分、これで払っといて」
とカードを出したことがあったなあ。
(妄想)
………銀座のクラブなどで飲んだことはない。
要は、この店は「無作為に客を集めたい」のだ。
手書きに見える手紙はコピーで、結局本人の名前を入れずに「貴方様」で呼ぶあたり、
企業の検索サイトを使って、あらゆる会社の社長にこの手紙を送っているのだろう。
僕の会社は1フロアを借りているのだけど、大きい会社と勘違いしたのかも!
シェアオフィスなのに!!
ちなみにこの銀座のクラブは、ボトルキャンペーン実施中だそうだ。
ヘネシーXOが6万円のところ、今なら4万円。
ドンペリ ロゼは、普段14万円のところ今なら8万円!
6万円もお安くなってるよ。
って高いよ!
▼次回のエッセイ サブちゃんの太っていく嫁の話
▼前回のエッセイ キャバ嬢ななとのエピソード
主に火、木、日曜に更新したり。
#創作大賞2025 #エッセイ部門
Himajin, all the people living for today.