
『ひきこもりからの脱出』第四話① #ENDING①:早朝のコンビニ〔noteで遊ぶゲームブック〕
【はじめに】
これは選択肢によって物語が変わるゲームブックです。
選択肢を辿っていくと異なるエンディングにたどり着きます。
グッドかバッド、ベストかいくつかのエンディングが待っています。
君はひきこもりから脱出できるか。
気が付けば夜明けまでコンビニで働いていた。
さすがに深夜はほとんどお客もいなかった。
「働いてみようかな」
仕事のリハビリとしてちょうどいい。
なぜ僕は働くことをためらったり、繰り返す変わらない毎日に抵抗がないのだろう。
「田中さん、生きるってなんですか?」
「哲学的なことを聞くね」
「いろいろ今日ここで思うことがあって」
「逆に自殺する動物は人間だけなんだ。人間は考えすぎなんだよ。生きがいを見いだせなかった時に人は人であることを諦めるのかもしれない」
「生きがいなんて考えた事ないですよ」
「生きがいなんて何でもいいんだよ。家族でもいいし、彼女でもいいし、仕事でもいいし、趣味でもいいし。最悪食べるためだけでもいいんだよ。食べないと生きていけないからね。桐谷君、そろそろ上がって良いよ。ここでのバイトのこと考えててね」
店内の従業員室で着替えている時に携帯が鳴った。
「はい」
電話に出た。
「京成病院です」
かなめさんを思い浮かべたが、もちろん違った。
母が心筋梗塞で倒れて救急外来にいるらしい。

ハハニャンが倒れるなんて僕は予想すらしたことがなかった。
ハハニャンに重大なことが起こったら…。
僕は急いだ。

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