【サバ好きの私が、北九州のサバ料理でカルチャーショックを受けた話】

一番好きな魚は何かと聞かれたら
サバです!
京都人は、やっぱサバが大好きなんです。
その昔
福井で水揚げされたサバに塩をして京都まで運んだ
鯖街道と呼ばれている道があって
その最終地点が、京都の出町柳のあたりで
その街道付近には
美味しいサバ寿司の名店がいくつもあります。
サバ寿司はもう、ソウルフードで
買ったり、お店で食べたりもするけれど
家で作るのも普通で
親戚の中には、必ず一人か二人、
サバ寿司が上手な人がいたりして
お正月とか、お祭りの時とか
張り切って作ってくれたりします。
因みに
”きずし”て呼んでいるものがあるんですけど
それは、お寿司の事ではなく
酢で〆たサバの事です。
酢飯のない、酢漬けのサバを”きずし”って言うんです。
ややこしいね。
そんなサバ大好きな私
5年ほど北九州の小倉に住んでいたことがあるんですが
サバでびっくりしたことがあります。
実は小倉の人も、めちゃめちゃサバ好きなんですよ。
しかも、小倉って海に面しているから
サバが釣れるんです。
休みの日になると、みなさんサバ釣りに行って、
たくさん連れたサバを、良くおすそ分けしてもらっていました。
釣れたての生きのいいサバを
皆さん器用にさばいて、お刺身にして
その手際の良さにもびっくりなんだけれど
私が一番びっくりしたのは
小倉の人が、そのサバを生で食べていたこと。
小倉の郷土料理に、”ごまサバ”って言うのがあって
しょうゆ、みりん、砂糖ごまを混ぜたちょっと甘めのたれに
たっぷりのゴマを混ぜ
そこに生のサバの切り身を漬けたもの
それをそのままご飯にのっけて食べたり
お湯をかけてお茶漬けにしたりして食べるんです。
私(京都人)は、子供の頃からサバは生で食べられない
って言われて育ってきたので
サバ、生で食べていいの?
かなりのカルチャーショックでした。
更に言うと
小倉のサバ寿司も、私が知っているのとは全然違って
サッとお酢につけるだけで、身がほとんど生って感じなんです。
京都のサバ寿司って
めちゃめちゃお酢につけるから、身が真っ白になっていて
酢に漬かりすぎて真っ白になっているサバの方が
私は好きだったりするのですが
小倉のサバ寿司は
身がほとんど生っぽい感じで
これ、あり?って思いました。
いや、もちろん
鮮度がいいから大丈夫なんです
大丈夫なんですが
子供の頃から、サバは生では食べられないって、
マインドコントロールされてきているので
どうしても生で食べられないんですよね…。
食べられるようになるまでには
かなりの時間と覚悟が必要でした。
嗚呼サバ好き
されどサバ好き
けれど、やっぱりサバ好き
一度食べられるようになってからは
ごまサバも
見た目が生っぽいサバ寿司も
今では大好きです。
ちなみに
(サバの話からは、ハズレますが)
小倉って、生サンマがなくて
基本、塩さんまなんです。
(少なくとも、私が住んでいた30年ほど前はそうでした)
こんなに、鮮度の良い魚があふれているのに
サンマは生ではなく塩さんま
なんで?
聞くところによると
三陸の方のサンマに塩をして運んできた習慣の名残らしく
京都人が塩サバを食べていたのと似ているんですよね
でも、面白いのは
こんなに鮮度にい魚を食べている人たちが
さんまに関しては、生ではなく塩さんま
しかも
生のサンマを食べたいとか、そういうのはないみたいなの
今は、普通に生サンマが売られているかもしれませんが
なんか、不思議・・・。
因みに
当時、東京から転勤してきた知人は
なんで生サンマが売っていないの?って、
毎年秋になると文句を言って
生サンマをお取り寄せしていました
私は、
塩さんまは、生のサバ程、違和感がなかったのは
塩サバ文化圏だからかもしれません。
生まれ育った土地の食べ物って
やっぱり、根強く残りますね。
今日は、塩サバで作るサバ味噌を紹介しました
生サバを煮るのではなく
塩サバをゆでて作るサバ味噌です
30年くらい前からやっている方法で
これもまた、塩サバ文化圏ならではの発想なのではないかと思います。
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奥薗流・サバ味噌 ←レシピページはこちら

サバのごま酢漬け ←レシピページはこちら

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