【関西にしかない丼の話】

京都には、京都しかない独特の丼があります
例えば衣笠丼。
”きぬがさどん”と読みます。
甘辛く似た油揚げを卵でとじたものもがのっている丼。
京都に衣笠(きぬがさ)というところがあるんです。
(金閣寺のちょっと手前当たり)
そこには衣笠山という丘のような小さな山があるのですが
時の宇多天皇が真夏に雪景色を見たいとおっしゃって
その山に白い絹をかけたという故事から、きぬがさと言われているのですが
それが、卵とじのように見える所から丼の名前にしたと言われています。
その故事はともかくとして
衣笠(きぬがさ)という名前は、きれいですね。
このネーミング、結構好き。
これ以外に、木の葉丼というのもあります。
これは、かまぼこが入った卵とじ丼で
かまぼこの赤い色が、秋の木の葉の色に見えるからとか‥。
丼ではないのですが
関西でしか通じない名前のうどんもあります
ハイカラうどん
関西では、天かすの入ったうどんをハイカラうどんと呼ぶんです。
私の大好きなお店のハイカラうどんは、天かすとかまぼこが入っていました
たしかに天かすが入ることで
天ぷらとは違う、ハイカラな感じがするんですよね。
(ハイカラっていう感覚、分かるかなぁ…)
天かすが入ったうどん
関東では、ハイカラとは言わず、たぬきうどんというそうです。
たぬき・・・てんぷらのタネ抜き(中身がなく衣だけという意味)
だそうです。
関西のたぬきうどんは
油揚げの入ったあんかけうどんのことを言います。
(これは京都だけかも…)
きつねが化けて、たぬきになるというところから
きつねのあんかけが、たぬきなんだとか‥。
以前、生まれ育った京都のことを深く知りたいと思って
勉強していた時期があって
(私、京都検定2級を持っています!)
足しげく京都に通っていたこともあって
その当時、あちこち食べ歩きもしました。
私の大好きな衣笠丼はこちら

私の大好きなハイカラうどんはこちら

衣笠丼は
京都駅前にあった”殿田”というおうどん屋さんで
ハイカラうどんは
祇園にあった”常盤”といううどん屋さん。
ものすごく美味しくて
ものすごく大好きなお店だったのですが
どちらも、今はありません。
(殿田はたぬきうどんが有名で
殿田のたぬきうどんも大好きだったのですが
写真が見つかりませんでした・・・・残念)
お店自体がなくなってしまって
もう2度と食べられないと思うと
思い出の中で、ますます美味しくなってくるから不思議です。
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奥薗流の衣笠丼(油揚げの卵とじ丼)も
是非是非作ってみてください。

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