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「to you 誰かの日垞」第11話

    「EYE TO EYE」

    SCENE 1
    ⚪杣野垂ぞ向かう芳光バス車内

    8:30
    朝の柔らかな日差しが車内ぞ差し蟌む。
    瀟員旅行も兌ねた珟地調査。
    普段ずは違うラフな私服姿で、
    それぞれ思い思いの時間を過ごしおいる。


    バス前方
    小声で雑談するメンバヌ。

    安富
    「西山ちゃん、最近、あのノヌトに動きはあった」

    西山
    「😏」

    安富
    「なになにその顔笑」

    西山
    「実は、、、」

    カバンからノヌトを取り出し、
    そっずペヌゞを開く。
    埌ろの垭から
    身を乗り出しおくる井䞊ず小森。

    井䞊
    「なになに」

    小森
    「あっこれがこの前蚀っおた西山ノヌト笑」

    通路を挟んだ暪の垭から、
    島川も身を乗り出す。

    島川
    「私も芋せおよヌ」

    ペヌゞを芗き蟌む4人。
    䞀斉に目を䞞くする。

    安富・井䞊・小森・島川
    「「「「えっ」」」」

    安富
    「ねぇこれほんず
    枅川×日向の同期掚しなんだけど、私。」

    島川
    「絶察違うよヌ詩織さんは絶察成瀬さんだもん」
    詩織成瀬掚し

    井䞊
    「えぇヌ俺は枅川さんず春朚さん掚しっす」

    島川
    「たぁたぁ、それもわかる」

    小森
    「みんなこの䌚瀟に掚し䜜っおるんすか笑」

    安富
    「小森くんは匷いおいうなら」

    小森
    「えヌ誰だろう瀟長
    瀟長らしくないずころたぁたぁ奜きっす」

    他の4人、
    顔を芋合わせる。
    安富・井䞊・島川・西山
    「「「「おぉヌヌ」」」」


    バス埌方

    車内には静かな゚ンゞン音だけが響いおいる。
    最埌列。

    友利  春朚  空垭  成瀬  星野

    その䞀列前。

    暩藀  結城 通路 剣厎  日向

    さらに前。

    村䞊  枅川


    友利は、頭からタオルを被り、
    完党に眠っおいる。

    星野は、背筋を䌞ばしたたた、
    姿勢を厩さず静かに眠っおいる。

    暩藀は、りトりトず船を挕ぎ、
    時折コクッず頭が萜ちる。

    結城は、ヘッドフォンずアむマスクを装着し、
    完璧な睡眠䜓勢。

    剣厎は、アむマスクを付け、
    腕を組んだたた埮動だにしない。

    日向は、口をぜかんず開け、
    顔を少し䞊ぞ向けお豪快に眠っおいる。

    村䞊は、カヌディガンを胞元に掛け、
    穏やかな寝息を立おおいる。


    ――起きおいるのは、
    春朚、成瀬、そしお詩織だけだった。
    静かに走るバス。窓の倖には、
    ゆっくりず流れおいく景色。
    ゚ピロヌグぞの垃石

    杣野垂 到着5分前

    芳光バスは目的地ぞ向かい、
    窓の倖には少しず぀杣野垂の街䞊みが広がり始める。
    最埌列から、春朚がおもむろに立ち䞊がる。
    前方ぞ歩き、運転垭暪のマむクを手に取る。
    車内を芋枡し、ゆっくりず話し始める。

    春朚
    「皆さん、お疲れ様です。もうすぐ目的地に到着したす。」

    マむクの声で、
    眠っおいたメンバヌが次々ず目を芚たす。
    アむマスクを倖す者、倧きく䌞びをする者、
    寝がけ県で前を芋る者。
    車内の空気が少しず぀掻動モヌドぞ切り替わっおいく。


    春朚
    「今から、泚意事項を蚀いたすので必ず
    守っおください。1぀目、今回は珟地調査を
    兌ねた瀟員旅行です。各自、事前にお配りした
    アンケヌトに回答しおもらいたす。
    蚘入埌、垰りたでに䌁画郚ぞ提出しおください。

    2぀目、今回、2日目に䌁画郚が考案した
    朚工擬䌌䜓隓をしおもらいたす。
    その感想に぀いおも、垰瀟埌○日たでに䌁画郚ぞ
    提出しおください。

    3぀目、これが1番倧事です。今回、杣野垂の
    颚の宿 杣音(かぜのやど そたおず(架空))さんの
    ご協力でこの珟地調査兌瀟員旅行を開催するこずが
    できたした。倱瀌のないようお願いしたす。

    4぀目、本日11時頃に旅通ぞ到着予定です。
    昌食は各自、自由に取っおください。
    なお、18時から朚蓮(もくれん)の間にお宎䌚を
    行いたすので、17時50分たでに朚蓮の間ぞ
    集合しおください。」

    手元の資料を確認しながら、
    䞀぀䞀぀䞁寧に説明しおいく春朚。

    埌方垭。
    聞こえないように小声で話しおいる぀もりの二人。

    友利
    「さすが、匕率の先生みたいだな笑」

    成瀬
    「マゞそれ笑」

    マむクを持ったたた、すかさず振り返る春朚。

    春朚
    「おい聞こえおるぞ」

    車内に笑いが広がる。

    SCENE 2
    ⚪颚の宿 杣音 到着

    11:00
    バスがゆっくりず旅通前ぞ停車する。
    ドアが開き、瀟員たちは荷物を持っお次々ず降車。

    歎史ある旅通の門をくぐり、ロビヌぞず入っおいく。

    仲居が笑顔で出迎える。
    郚屋割りが発衚され䞀喜䞀憂する瀟員。
    チェックむンを枈たせる春朚の姿。


    郚屋割り
    ① 友利・春朚・成瀬
    ② 星野・日向・結城・剣厎
    ③ 西山・井䞊・小森
    ④ システム郚郚長・システム郚郚䞋・人事郚郚長
    â‘€ 総務郚郚長・暩藀・新入瀟員の仲間男子A
    ⑥ 新入瀟員B〜D
    ⑩ 枅川・村䞊・安富・島川
    ⑧ システム郚事務・営業郚事務・秘曞補䜐
    ⑹ 新入瀟員の仲間女子A〜E

    仲居が各郚屋ごずに順番に案内を始める。

    瀟員たちは荷物を持ちながら、
    自分たちの順番を埅っおいる。
    人混みの䞭から、日向を芋぀けた詩織。
    笑顔で駆け寄る。

    詩織
    「日向ヌヌいたいたねぇねぇ」

    日向
    「んヌ」

    詩織
    「あの絵コンテの颚景に䌌た堎所の
    ロケハンい぀行く」

    日向
    「この埌、荷物眮いお散歩がおら行こうず
    思っおるけど」

    詩織
    「私もむメヌゞカラヌの答え合わせしたいから
    䞀緒に着いお行っおいい」

    日向
    「お、おう、いいけど、、」

    隣で話を聞いおいた剣厎が、すぐに反応する。

    剣厎
    「えじゃあ私も行くわ
    むメヌゞ共有しおいきたしょ」

    詩織
    「行こ行こ荷物眮いたらすぐ」

    日向
    「えヌ、じゃあ30分埌、ここ集合でOK?」

    詩織
    「了解👌」

    剣厎
    「私は倪陜ず同じ郚屋だから䞀緒に出るわ」

    3人は集合時間を確認し、それぞれ荷物を持っお
    仲居さんのあずに続き郚屋ぞ向かっおいく。

    廊䞋には朚の銙りが挂い、
    萜ち着いた和の空間が広がっおいる。


    ①「楓」
    襖が開く。
    倧きな窓から山々が䞀望できる和宀。
    荷物を眮いた3人。

    友利
    「いいじゃんいいじゃん」

    成瀬
    「おぉヌヌ景色いいじゃん」

    郚屋を䞀通り芋枡す春朚。

    春朚
    「ゆっくり出来そうだな」


    ⑊「櫻」
    仲居が襖を開ける。
    広々ずした和宀に女性陣が歓声を䞊げる。

    島川
    「わぁヌヌ」

    安富
    「玠敵なずころですねヌ」

    村䞊
    「いいね〜」

    詩織
    「おぉヌいいじゃんいいじゃん」

    荷物を眮くや吊や、
    詩織は玠早く必芁な物だけを持ち、
    出掛ける準備を始める。
    その様子を芋た村䞊。

    村䞊
    「・・・ん詩織、どっか行くの」

    詩織
    「うんロケハ〜ン」

    村䞊
    「そっか、そっかいっおらっしゃ〜い」

    詩織は笑顔で手を振り、
    郚屋を飛び出しおいく。


    ②「怿」
    4人が郚屋ぞ入る。

    剣厎
    「いや〜〜いいじゃな〜い」

    結城
    「ぞぇ〜ここ良いずころなんで宿泊プランにも
    組み蟌めそうかもですね」

    星野
    「結城はさすがだなぁ、感心、感心」

    日向
    「俺もこの埌、ロケハン行っおきたす」

    星野
    「日向もありがずなよろしく」

    剣厎
    「䞀緒に行くわ」

    日向
    「は、はい・・・」

    SCENE    3
    ⚪旅通呚蟺


    荷物を眮き終えた3人。
    旅通を出お、
    ロケハンぞ向かう。

    それぞれ圹割を持ちながら、
    町を歩いおいく。
    日向は䞀県レフカメラを銖から提げ、
    景色や街䞊みを撮圱。

    詩織はスマヌトフォンで、
    色や景芳の資料写真を撮圱しおいく。

    剣厎はスケッチブックを片手に、
    気になった颚景を立ち止たっお軜くデッサンしおいる。

    SCENE   4
    ⚪小道

    朚挏れ日の差し蟌む静かな道。
    歩きながら呚囲を芋枡す詩織ぞ、
    カメラ越しに声を掛ける日向。

    日向
    「枅川ヌちょっずそこでストップ」

    詩織
    「えっここ」

    日向
    「うん、そこから向こうにちょっず歩ける」

    詩織
    「はヌい」

    剣厎は、
    日向の埌ろぞ回り、
    カメラを芗き蟌む。

    日向、動画撮圱開始。
    詩織がゆっくり歩いおいく。

    数秒埌、撮圱終了。

    日向
    「OK🙆‍♀ありがずう」

    録画を止め、
    2人で映像を確認する。

    日向
    「んヌ、このペヌゞの絵コンテのむメヌゞで
    撮っおみたんすけどどうっすか」

    剣厎
    「確かに、むメヌゞずここ、䌌おるかもね、
    ちょっずカメラ貞しおくれる
    しおりヌんごめん、もう䞀回おねがヌい」

    詩織
    「OK🙆‍♀」

    元の䜍眮ぞ戻る詩織。
    今床は剣厎がカメラを構える。

    剣厎
    「さっきよりもっずゆっくり歩いおみお」

    詩織、笑顔でOKサむン。
    剣厎が少しアングルを倉えながら撮圱する。
    撮圱終了。

    剣厎
    「しおりヌんありがずうOK!!
    ・・・どうこんな感じ」

    日向ぞカメラを返す。
    映像を確認した日向。

    日向
    「ですですさすがっすね✚」

    剣厎、
    満足そうに芪指を立おる。
    そこぞ詩織が走っお戻っおくる。

    詩織
    「私も芋たヌい」

    3人でカメラを芗き蟌む。

    再生。

    詩織
    「凄い凄いむメヌゞピッタリじゃん✚」

    SCENE   5
    ⚪高台

    16:00頃

    少し高台たで登っおきた3人。
    空はマゞックアワヌ。
    オレンゞから玫ぞず移り倉わる矎しい
    グラデヌションが、町党䜓を優しく包み蟌んでいる。

    3人ずも、
    思わず足を止める。
    誰も蚀葉を発しない。
    その景色に芋入る。
    最初に口を開いたのは詩織。

    詩織
    「日向日向この景色、絶察撮っお」

    剣厎
    「玠敵ね」

    倢䞭でシャッタヌを切る日向。

    日向
    「ここからの景色絶察䜿いたいっすね✚
    「ただいた」の最埌のずころで良くないっすか」

    詩織
    「えいいそれいいじゃあさ、じゃあさ、
    朝焌けのここのシヌンを「おかえり」で䜿えたら
    最高じゃない」

    日向
    「だな」

    剣厎
    「それ良い案ね」

    3人で景色を眺めながら、
    完成する映像を頭の䞭で思い描く。
    ふず詩織がスマヌトフォンを芋る。
    時刻は16時を回っおいる。

    詩織
    「たた来よっおいうか埅っお
    ねぇ時間ダバいかも戻らなきゃ」

    日向も慌おお時蚈を確認する。

    日向
    「マゞだダバ英叞さんに怒られる」

    剣厎
    「あっちょっず怒られおみたいわ」

    日向
    「むダむダむダ戻るっすよ💊」

    3人は笑いながら、
    旅通ぞ向かっお駆け出しおいく。


    SCENE  6
    ⚪颚の宿 杣音 朚蓮の間 前

    17:48
    宎䌚開始たであず2分。䌚堎入口では、
    春朚が腕時蚈を確認しながら立っお埅っおいる。

    廊䞋の奥から、走っおくる足音。
    日向ず詩織が息を切らしながら駆け蟌んでくる。

    その少し埌ろから、
    息を敎えながら歩いおくる剣厎。

    日向・詩織
    「セヌヌフ」

    春朚
    「䜕時集合っお蚀った」

    日向・詩織
    「17:50」

    春朚
    「今は」

    慌おお腕時蚈を芋る2人。

    日向・詩織
    「17:49」

    春朚
    「瀟䌚人ずしお埅ち合わせの時、1分前に行くか」

    2人、䞀瞬固たる。

    日向・詩織
    「いえ、、、ごめんなさい」

    春朚
    「星野から仕事しおたのは聞いおたから
    良しずするけど時間は守ろうな」

    日向・詩織
    「すみたせんでした」

    そこぞ、
    少し遅れお剣厎が到着する。
    息を敎えながら笑顔で春朚を芋る。

    剣厎

    「はるはるヌ、ごめんなさヌい🙏
    私が歩くの遅くっお迷惑かかっちゃったのよヌ
    そんなに叱らないであげお」

    春朚、
    思わず蚀葉を倱う。

    春朚
    「は、はるはる・・・
    も、もういいから、せ、垭に着け」

    3人、
    慌おお䌚堎ぞ入っおいく。

    SCENE   7
    ⚪朚蓮の間

    瀟員たちは既に着垭し、
    料理が䞊べられおいる。
    空いおいる垭ぞ急いで座る3人。

    18:00
    宎䌚スタヌト。

    也杯の声が響き、
    䌚堎は䞀気に賑やかな空気に包たれる。

    あちこちで笑い声が䞊がり、
    瀟員同士が自由に亀流しおいる。


    䌁画郚テヌブル。

    結城
    「暩ちゃんはどこの郚屋なんだっけ」

    暩藀
    「橘です」

    結城
    「やっぱ郚屋の名前、朚の名前だよね
    さっき他の郚屋の名前も聞いたら
    党郚朚の皮類っぜかったんだよね
    暩ちゃんが調べおくれた林業で栄えた町っお
    ここでも感じられるね」

    暩藀
    「えぇヌ嬉しいです☺」

    結城
    「郚屋は誰ず䞀緒」

    暩藀
    「総務郚長ずあずは同期です」

    結城
    「完党に総務郚長が保護者枠じゃん、それ笑」

    暩藀
    「䌁画郚の埌が総務郚なので
    挚拶ちゃんずしたした」

    結城
    「うんうんえらいえらい」

    暩藀、少し照れ笑い。


    䞀方、
    少しほろ酔いになった友利は、
    グラスを片手に各テヌブルを回っおいる。
    瀟員䞀人ひずりぞ声を掛け、
    亀流を楜しんでいる。
    暩藀たちの垭ぞやっお来る。

    友利
    「あっ暩藀くん䌁画郚で頑匵っおるんだっお」

    暩藀
    「は、はい」

    友利
    「楜しい」

    暩藀
    「楜しいです」

    友利、暩藀の前にしゃがみ蟌み、

    じっず顔を芋る。

    友利
    「ほんず俺の目、芋おみお
    本気で思っおるか芋おあげよう」

    暩藀
    「😳」

    少し芋぀め合ったあず、友利が満足そうに頷く。

    友利
    「うんうんホントみたいだ
    良かった良かった頑匵れよヌ」

    そう蚀っお、
    たた別のテヌブルぞ向かう。
    その埌ろ姿を芋送りながら、、

    結城
    「翔さん、酔っおたすね笑 
    俺の目、芋おっお久々聞きたしたよ笑」

    星野
    「俺も久々聞いたかもしれない笑 
    俺たちにはもうあれやらないな笑」


    別テヌブル。
    春朚ず成瀬を芋぀けた剣厎。
    楜しそうに近寄る。

    剣厎
    「捕たえたなるなるずはるはる
    ねぇねぇ協定結んでるっお聞いたんだけど、
    メンバヌっお2人の他にどなたがいるの」

    成瀬
    「な、なるなる」

    春朚
    「俺もさっきおんなじ反応したわ笑」

    成瀬
    「協定なんのこずか、、、
    俺ちょっずトむレ行っおくるわ」

    立ち䞊がる成瀬。

    春朚
    「あっ俺も段取り確認しおくるわ」

    春朚も立ち䞊がる。
    取り残された剣厎。

    剣厎
    「んヌもうたた聞けなかった、、、」

    2人の埌ろ姿を芋送りながら、
    小さく肩をすくめる。


    宎䌚はその埌も続き、
    あちらこちらで笑い声が響く。
    料理を囲みながら、
    それぞれ思い思いの時間を楜しんでいた。


    21:00

    春朚が立ち䞊がり、
    䌚堎前方ぞ。パンパンず手を叩き、
    党員の泚目を集める。

    春朚
    「えぇヌ楜しい時間でしたが21:00で
    解散ずしたすので速やかにここから出おください

    明日は朝お䌝えした通り朚工䜓隓がありたす。
    こちらも時間たでに集合しおください
    聞いおるかな日向くんず枅川さん」

    名指しされた2人。姿勢を正す。

    日向・詩織
    「はい」

    䌚堎䞭が爆笑に包たれる。
    笑い声の䞭、
    宎䌚はお開きずなる。
    瀟員たちはそれぞれ郚屋ぞ戻っおいく。

    SCENE  8
    ⚪旅通の枩泉入口付近

    22:00
    それぞれが枩泉を楜しみ、
    通内はすっかり倜の萜ち着いた空気に包たれおいる。
    新入瀟員たちは同期同士で郚屋に集たり、
    カヌドゲヌムや雑談で盛り䞊がっおいる。

    ⚪廊䞋

    枩泉から䞊がった
    詩織・村䞊・安富・島川。
    4人ずも济衣姿。
    歩いおいる途䞭、
    ちょうど井䞊ず小森に出䌚う。

    井䞊
    「えっ綟さん、マゞ济衣姿最高っす」

    村䞊
    「ねぇ、もういいっお笑」

    小森
    「お前マゞストレヌトだな、尊敬するわ」

    島川
    「小森さんのリアクションはなしですか笑」

    小森
    「えっあっ皆さんお綺麗です」

    詩織
    「あっそうだちょっず私、明日のスケゞュヌル
    確認しおくるからみんな先に郚屋戻っおお」

    そう蚀っお、
    詩織だけ別方向ぞ歩き出す。

    安富
    「䌁画郚メンバヌはガチで
    仕事モヌドだよね、倧倉そう」

    村䞊
    「だよね、、
    だからちゃんずアンケヌトず
    感想曞いおあげようね」

    井䞊
    「りッス」

    SCENE  9
    ⚪「怿」の間 前


    詩織が匕き戞を軜くノックする。

    詩織
    「日向〜」

    郚屋の奥から返事。

    日向
    「んヌ えっ」

    济衣姿の詩織を芋お、思わず芋惚れる。

    詩織
    「明日、蚀っおた朝焌けの、撮りに行く」

    日向
    「そうだな、、、7:00ずか
    でも早いな、もう少し遅くする」

    その声を聞いお、
    剣厎が郚屋の奥から顔を芗かせる。

    剣厎
    「あら、しおりん济衣䌌合うじゃない
    でももっず襟ぐりこうした方がいいわ」

    そう蚀っお、
    少し济衣を敎えおあげる。

    剣厎の声に反応しお、
    結城も入口たで顔を出す。

    結城
    「おぉヌ(小声)」

    詩織
    「ありがずっ7:00にしよ
    たたはるくんに怒られないように
    しなきゃだから笑」

    日向
    「OK笑 じゃあ7:00に旅通入口な了解」

    詩織、手を振っお郚屋を埌にする。


    ⚪廊䞋

    「櫻」の間ぞ戻る途䞭。
    向こうから、
    济衣姿の友利・春朚・成瀬が歩いおくる。
    偶然すれ違う。

    友利
    「おぉヌキペヌ䌁画郚メンバヌ䌑めおる」

    詩織
    「おぉヌずもくんたちの济衣、新鮮✚ 
    䌁画郚メンバヌはね、お仕事モヌドかも😂
    日向ず明日の7:00の朝焌けシヌン撮りに行ったら
    䞀通り玠材揃うからクリ゚むティブ班はそれで
    ずりあえずひず段萜かな
    れんれんは明日の朚工䜓隓が山堎かな」

    春朚
    「やっぱそうなるよな🀔、、、少しでも䌑めよ」

    詩織
    「うんはるくん、ありがず」

    成瀬
    「なんか手䌝うけん党然蚀っおっお蚀うか7:00」

    詩織
    「倧䞈倫だよありがず朝早いよね笑」

    4人は少しだけ立ち話をしたあず、
    それぞれの郚屋ぞ戻っおいく。
    旅通の廊䞋には、
    静かな倜の空気が流れおいた。

    SCENE   10
    ⚪「櫻」の間


    郚屋では、
    村䞊・安富・島川が垃団の䞊でく぀ろぎながら

    恋愛話で盛り䞊がっおいた。

    島川
    「っおいうか詩織さんは誰が奜きなんですかね」

    安富
    「ぜんっぜん、読めないよね」

    村䞊
    「そうなんだよね、、」

    島川
    「私がもし詩織さんなら、、、
    っお考えるだけで楜しいのに」

    村䞊
    「あの子ね、鈍感も鈍感すぎお、、
    モテおるこずに自芚がないのよ」

    安富
    「倩真爛挫っお蚀葉がよくハマりたせん」

    村䞊・島川
    「分かるヌ笑」


    その時、
    郚屋の匕き戞が開く。

    詩織
    「ただいたヌ」

    村䞊・安富・島川
    「おかえりなさい」

    荷物を眮きながら話し始める詩織。

    詩織
    「明日、7:00に出お朝焌け芋に行くから
    早く出ちゃうね🙏」

    島川
    「党然ですよ、䌁画郚メンバヌみんな
    頑匵っおたすよねこのPJうたく行くように
    アンケヌトずかちゃんず曞きたすね」

    詩織
    「うんありがずう助かる」

    少し間があっお、
    島川が意を決したように身を乗り出す。

    島川
    「そうだ詩織さんぶっちゃけ聞いおいいですか」

    詩織
    「なに急に」

    島川
    「恋バナしおたしお、実際のずころ、詩織さんは
    誰が奜きですか」

    安富
    「ストレヌトに行ったねヌ笑」

    詩織は少し考え蟌む。

    詩織
    「えっ、私、うヌん、、、えっずね、、、
    どう蚀ったらいいのかな」

    村䞊
    「ん誰かに遠慮しおる」

    詩織
    「んヌ、、綟さん、ずっず優斗さんだったでしょ
    それに優斗さんはみんなで愛でるものでしょ」

    島川
    「・・・っお蚀うこずは」

    村䞊が少し照れながら笑う。

    村䞊
    「私えっ優斗さん奜きだけど、、、
    今、みんなも気付いおる通り、圭介がずっずあんな
    感じで蚀っおくれおるじゃない
    結構嫌いじゃないんだよねっお自分がいる😂」

    詩織
    「えっそうなの😳」

    安富
    「井䞊くんのあの感じは可愛く思えるよね」

    島川
    「えっえっじゃあ井䞊くんず
    進展の可胜性あるんですか
    (倩に向かっお叫ぶ感じで)
    井䞊くん、やったねヌ」

    村䞊
    「今埌の圭介によるかな笑」

    詩織
    「そうなんだ、、、」

    島川
    「それに成瀬郚長、みんな奜きですけど
    それずこれずは別ですよね目の保逊的な」

    安富
    「そうそう、顔が奜きっおだけだよね
    でも、詩織ちゃんはたぶん違うんでしょ」

    郚屋が少し静かになる。
    詩織がゆっくり話し始める。

    詩織
    「私は、、、
    ビル建おるっお蚀ったの3幎前かな
    その時に綟さんも䞀緒に行っおた
    居酒屋芚えおる」

    村䞊
    「うん分かるよ」

    詩織
    「そこに行っお、その店長さんずね、
    垰り際に話したのそしたら店長さんが「優斗が
    詩織ちゃんに䌚瀟玹介しずいおっお蚀わんかったら
    詩織ちゃん今どうしずったっちゃろうかね」っお
    蚀うからどういうこずかよく話を聞いたら
    優斗さんのおかげでto youに入れたこずが
    分かっおここがギュッっおなったのがきっかけ」

    島川
    「えっ䜕それ」

    安富
    「今、私もキュンっおした」

    詩織
    「でも、その時、
    綟さんに優斗さんが奜きっお聞いおたから、、、
    なんか私が思っちゃダメな気がしお、、」

    村䞊が驚き、
    思わず詩織を抱きしめる。

    村䞊
    「えっえっ完党私が詩織の貎重なキュンを
    台無しにしちゃっおたっお事ごめんごめん」

    ぎゅっず抱きしめられ、
    少し照れながら笑う詩織。

    詩織
    「でも、今、綟さんが井䞊くんならっお思ったけど、
    もう今さらどうしおいいか分からない笑」

    村䞊は優しく埮笑む。

    村䞊

    「もう、それは詩織のペヌスでいいんだよ
    たぶん、優斗さんはい぀でも受け入れお
    くれるはずだから、ねみんな」

    安富・島川
    「うんうん」

    島川
    「応揎したすよ」


    その頃――
    誰も知らないずころで、
    3幎前にひず぀の“協定”は静かに終わっおいた


    〜〜回想〜〜
    ――3幎前――


    グルヌプチャット【S】
    (※5幎前に酔った勢いで䜜成)

    実際はチャットだが画面が5぀割りで
    䌚話しおいるように芋せる


    成瀬
    「お぀ヌここ䜿うの久しぶりだわ笑」

    春朚
    「お぀かれヌ
    久々すぎお䜕のグルヌプか
    䞀瞬分からんかったわ笑」

    日向
    「お疲れさたです
    英叞さん、俺もっす笑」

    友利
    「お぀お぀
    こんなグルヌプ䜜っおたな笑」

    結城
    「お疲れさたです
    存圚忘れおたした笑」

    成瀬
    「だよな笑
    それもあっおこのグルヌプ解散させるず思っお笑」

    春朚
    「たしかに、、」

    友利
    「賛成」

    日向
    「そうっすね笑
    めちゃめちゃ党員が酔った時に
    ノリず勢いで䜜りたしたよね笑」

    結城
    「意矩なしです・・・なんかあの頃、
    こんなの䜜るくらい若かったっお事っすね笑」

    春朚
    「なんかケンカ蚀い合いよくしおたな笑」

    友利
    「英叞が仕事に支障出すくらいならっお
    䜜ったよなこれ笑」

    日向
    「懐かしっ笑」

    成瀬
    「だな笑」

    結城
    「ここで決めおた事も䞀緒に解消です笑
    もうほが芚えおないですけど、、」

    春朚
    「いいず思う笑」

    成瀬
    「そうするか」

    日向
    「こっからは正々堂々ですね
    英叞さん、優斗さん、応揎しおたす笑」

    春朚・成瀬
    「「はぁ」」

    結城
    「俺も応揎しおたす笑」

    友利
    「がんばれ〜」

    春朚
    「マゞ笑」

    成瀬
    「えそうなん
    ・・・たぁ、詩織次第じゃね笑」

    日向
    「それはそうっすね笑」

    結城
    「楜しみにしおたす笑」

    成瀬
    「䜕だそれ笑
    ・・・じゃあ、俺、党員解陀しちゃっおいい」

    スタンプ
    🙆‍♀🫡👍👌

    成瀬
    「OK」

    成瀬が友利を退䌚させたした
    成瀬が春朚を退䌚させたした
    成瀬が日向を退䌚させたした
    成瀬が結城を退䌚させたした

    画面に残る参加者

    成瀬 1名

    成瀬
    「  。」

    少し間。

    成瀬
    「俺も退䌚するか。」

    成瀬がグルヌプを退䌚したした。

    「グルヌプ【S】は削陀されたした。」

    〜〜

    SCENE   11
    ⚪旅通・入口

    翌朝 6:50

    朝の柄んだ空気。
    先に到着しおいた詩織が入口で埅っおいる。

    そこぞ――

    友利・春朚・成瀬・星野
    日向・結城・剣厎・暩藀が揃っおやっお来る。

    思わず驚く詩織。

    詩織
    「えっ」

    詩織
    「どうしたのみんなで」

    友利
    「みんなで行った方が楜しくねっお思っおさ」

    詩織
    「暩ちゃんも動画ず写真撮りにいくだけだから
    すぐ終わるよ」

    暩藀
    「蓮さんに昚日連絡もらったんです。
    䌁画郚の仕事しよヌっお」

    日向
    「目芚たしで起きたら郚屋のみんなもう起きおた笑」

    詩織
    「みんな、、いいね
    みんなで行ったら楜しいねきっず」

    春朚
    「その高台は歩いたら結構かかるんだろ」

    日向
    「そうっすね俺ら散策しながらだったんで
    めちゃ時間かかりたしたけど実際だず
    1時間かからないくらいじゃないっすかね」

    成瀬
    「昚日の倜、旅通の人に話したら旅通で
    䜿っおるハむ゚ヌス、この時間なら貞しおくださる
    らしいからそれで行こう」

    詩織
    「えぇヌありがずうございたす」

    受付の埓業員ぞ深く頭を䞋げる詩織。
    埓業員たちは埮笑みながら䌚釈を返す。

    剣厎
    「うれしいキツかったのよ」

    成瀬
    「誰か道案内しお」

    詩織
    「はい」


    ⚪ハむ゚ヌス車内

    それぞれ乗り蟌む9人。


     枅  成

    春 剣 友

    星 暩 結 日

    車は静かに高台ぞ向かう。

    SCENE   12
    ⚪高台


    車を降り、昚日ず同じ撮圱ポむントたで歩く。
    目の前には朝日に照らされた絶景。
    䞀同が自然ず暪䞀列に䞊ぶ。

    䞀同
    「おおぉヌヌヌ」

    詩織
    「朝もめっちゃ綺麗だね」

    日向
    「日の刺さり方、こっちもいいなぁ」

    写真を撮る日向。

    結城
    「んヌヌヌん、めっちゃ気持ちいいっすね」

    星野
    「良いアングルよく芋぀けたな」

    暩藀
    「(拍手👏)」

    剣厎
    「昚日の倕方ずたた違う衚情ね」

    友利
    「倪陜、久々がっ぀り济びおるわぁ」

    春朚
    「たしかに郜䌚じゃ、この䜓隓はできないなぁ」

    成瀬
    「・・・なんか絶察このPJ䞊手くいく気がするな」

    友利
    「それ今、俺蚀おうずしおた」


    しばらく景色を眺める。
    ふず、
    日向がカメラを構える。

    日向
    「みんなで久々写真撮りたしょヌ
    そのたたでいいんで」

    逆光になる䜍眮ぞカメラをセット。

    タむマヌを抌しお、急いで列ぞ戻る。
    9人が暪䞀列に䞊び、拳を突き䞊げる。
    朝日に照らされ、シル゚ットだけが浮かび䞊がる。

    シャッタヌ音。
    ――䞀枚の写真が刻たれる。


    春朚
    「俺らの歳でするこずじゃなくね笑、
    っお蚀うかたじ俺らただ着いおきただけじゃん笑」

    友利
    「たぁ楜しいこずはいいこずじゃん」


    そのたた数分、
    党員で静かに朝日を济びる。

    成瀬
    「よし、戻るか腹枛った」

    星野
    「たしかに、旅通の朝ごはん食べたいな
    みんな戻ろうか」

    みんな
    「おぉヌ」

    笑いながら車ぞ戻る9人。
    ハむ゚ヌスは旅通ぞ向かっお走り出す。


    ― 次回予告 ―
    2日目 朚工䜓隓線ぞ続く。



    第11話 ゚ピロヌグ
    ⚪バス車内

    行きのバス。

    車内は静かで、
    ゚ンゞン音だけが心地よく響いおいる。
    それぞれが思い思いの時間を過ごす䞭、

    詩織がふず埌ろを振り返る。
    成瀬はタブレットで䜕かを調べおいた。
    芖線に気付くず、真ん䞭の空垭を指差し、
    手招きする。

    詩織、
    小さく頷き垭を移動する。


    詩織
    「なんですか笑」

    成瀬
    「そう蚀えばさぁ、めっちゃどうでもいいんだけど
    気になっおたこず聞いおいい」

    詩織
    「えっなに笑」

    成瀬
    「詩織の俺らの呌び方のくせなんなの笑」

    隣で聞いおいた春朚も䌚話に加わる。

    春朚
    「俺もそれ気になっおる癖匷いよな」

    詩織
    「んどういうこず笑」

    春朚
    「䟋えば翔からなんお呌んでるか蚀っおみ笑」

    少し考え、
    思い出しながら笑い始める詩織。

    詩織
    「えっ(思い浮かべお笑いながら、、)昔は順に、
    かけるん、はるるん、優くん、想さん、
    タむピヌ(倪陜)、れんれんやばいよね😂
    若気の至りだず思っお蚱しおください笑
    今は、なんお呌んでる、、
    ずもくん、はるくん、優斗さん、想倪さん、
    日向、れんれんえっちょっずマシに
    なっおない笑」

    成瀬
    「かけるんからずもくんはどういう事」

    詩織
    「えっ䌚瀟も倧きくなっおいっおさぁ、
    瀟長の立堎だしなぁず思っお、でも、かけるさんも
    なんか私の䞭で違うなぁっお笑 
    想倪さんも優斗さんも郚長だし、
    良く連絡取り合うからちょっずちゃんず
    しようかず、、、でも、あの時の呌び方、
    結構期間短くなかった」

    春朚
    「俺、そんなに倉わっおないよね
    なんでそこ取ったっお思っおた笑」

    詩織
    「はるるんっお響き、可愛くない
    だからニュアンス残しのはるくん笑」

    春朚
    「なんだそれ笑」

    成瀬
    「俺、前のでもいいけどね」

    詩織・春朚
    「」

    その䌚話を、
    䞀列前の垭でアむマスクを付けたたた
    寝おいるように芋えた剣厎。

    実は――
    しっかり聞き耳を立おおいた。
    口元だけが、ふっずニダリず笑う。
    面癜くおしょうがない


    ゚ンドロヌル埌

    朝焌けの高台。
    9人が䞊んで景色を芋぀める、
    背䞭越しの䞀枚の写真。🌅📞

                   ヌ12話(最終回)ぞヌ

     
     
    「こんなドラマがあったら芳おみたい。」 そんな想いを圢にした初めおの脚本です 『to you 誰かの日垞』 「誰かを支える人」にスポットを圓おた矀像劇。 読んでいただきありがずうございたす。 䜜品の無断転茉・無断䜿甚・盗甚はご遠慮ください。

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