
✏️note×ビジネスマインド💓│ワンチャンに賭けるな!ズッチャンを掴め!
🐕️ワンチャンとは?
「おれ、ワンチャン合格できるかもしれない!」
塾生の一人が声高らかに言い放つ。
塾講師として働く私にとって
その自信に満ちた表情が見られるのは、
何よりも大きな喜びだ。
しかしそれと同時に
自分の心に何かひっかかるものがある。
それが「ワンチャン」という言葉だ。
少し前にワンチャンという言葉が流行った。
しかし、私はこの言葉あまり好きではなかった。
ワンチャン
ワンチャンス(one chance)の略、俗称。 ノーチャンス(不可能)ではない、一回限り、残り一回のチャンスくらいならの意。 若者を中心に使われる。
ただ誤解しないでいただきたい。
犬(わんチャン)は好きだ。
いや、どちらかと言うと
猫(にゃんチャン)の方がもっと好きだ。
話をもとに戻そう。
「おれ、1チャン合格できるかもしれない。」
これは言い換えると
「おれ、99チャン落ちるかもしれない。」となる。
これ、ほぼチャン落ちてるよ!!
🪄ワンチャンの魔法
ワンチャンは
その可愛らしい響きとは裏腹に
どうしようもなく軽薄な印象を与える
とてつもないパワーを秘めた魔法の言葉である。
ちょっと例を挙げてみる。
決勝前の陸上選手へのインタビュー
「えぇ。怪我に悩まされた時期もありました。
結果が出ずに悔しい思いもしました。でも今、こうしてこの決勝の舞台に立てたことを誇りに思います。
今まで応援してくれたすべての方たちに恩返しするため、全力で走ってワンチャン優勝狙います。」
どうでしょう。
ワンチャンの一言で全て台無しになりました。
今までの涙ぐましい陸上人生を無に返すほどの
凄まじいパワーを持った言葉だと思いませんか?
もうこの人、絶対本気でやってないよね。
なんなら自分以外全員フライングで
失格になってしまえばいいとすら思っている。
🪄ズッチャンの魔法
「おれ、告白したらあの子とワンチャン付き合えるかもしれない。」
休み時間に生徒たちの他愛ない話に耳を傾けていたが、ふいにある先生が口を挟んだ。
「ワンチャンじゃない。ズッチャンだ。」
「先生、何それ。ズッチャン?」
その言葉の響きの面白さに
生徒たちが笑いながら尋ねてきた。
「ズッチャンは、ずっとチャンスのことだ。」
先生はニヤリと笑った。
「まずワンチャンで付き合えるかもと思うな。間違いなく振られる。女の子の方だって、一か八かで付き合う人を決める訳じゃない。」
先生の話は、次第に熱を帯びはじめる。
「もちろんワンチャンで付き合えるやつもいる。でも、そういうやつは知らないところで
しっかりと準備している。
さりげない優しさだったり、
付き合う前から仲良くしてたりとかな。
あとは…イケメンだったりとか。」
「チクショー!やっぱりイケメンかよ!」
生徒たちが思わず沸き立つ。
「じゃあ、お前じゃムリじゃん」と周りが囃し立てる。
「まぁそもそも告白のチャンスなんて何度でもある。高校入試みたいに日が決まっているわけじゃないからな。
ワンチャンで成功しようと思っているやつは
チャンスを一回しかないものと勘違いしている。
そして、そのラッキーパンチで一発当ててやろうと思うやつはすぐに見抜かれる。
誠実さがないからな。
でもしっかり準備したやつにとっては
ズッチャンなんだよ。
明日告白したっていい。明後日だっていい。
もし、その一回の告白で失敗して
嫌われるような関係なら
そもそも最初からノーチャンなんだよ。」
生徒たちからどよめきが起こった。
🤔経営の世界もズッチャン
この考え方は学習塾の経営でも同じことが言える。
学習塾は
保護者から授業料をいただき
期待に応えることで継続してもらう
ビジネスモデルだ。
ワンチャン一攫千金でぼろ儲けだー!
という人間はこのビジネスは向いていない。
信頼が何よりも大切。
そのために結果を出し、
実績を残すことで信頼を積み上げていく。
その信頼こそが
私を支えてくれる大きな資産になるのだ。
だから私にとって毎日が信頼づくりのチャンス。まさにズッチャンだ。
🌎️noteの世界もズッチャン
noteで副業し億万長者になりたい(?)という
不純な動機に吸い寄せられ
まんまとnoteの世界に踏み込んだ私。
文章を書くことは好きで
児童文学を出版したこともあり自信はあった。
でもnoteも学習塾経営と同じだった。
一攫千金なんて、転がってはいない。
結局、継続できるnoterさん
そして書き手・読み手を喜ばせることができるnoterさんが一番稼いでいる。
noteの世界もズッチャンだった。
すぐに稼げる裏技なんか存在しない。
人様に誇れるほどの売上があるわけでもない。
それでも今は収益化よりも先に
創作大賞に挑戦できる作品を作ろうと
noteの世界にドップリとのめりこんでいる。
まずは継続しよう。
そして読者を喜ばせよう。
それがきっと私を支えてくれる。
そう信じている。
実力がものをいう残酷な世界。
でも継続できる人間が認められる誠実な世界。
だから、この世界が好きなのかもしれない。