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いぬがしゃべりたした ㊱【犬、地球を守る】あず4話

「ある日突然、むヌがしゃべったなぜ」
䞭女子 桃々ず犬のサトヌさんが、謎を解明するふしぎな幎間。
「犬ず話したい」ず倢芋る方にお莈りする、冗談みたいなお話です。
※第話ぞ

第話「犬、地球を守る」



「桃々ちゃん、芋お芋お。サトヌさんよ。元気にしおるのね。」
テレビの前でママが嬉しそうな声を䞊げた。

ニュヌス番組の『今日のサトヌさん』ずいうコヌナヌで、その埌の生掻が取り䞊げられおいたのだ。

䌚えなくなっおからずいぶんず経぀。䞍安ず心配で眠れない日々が続いおいた。だが圌の珟圚の生掻は決しお、私たちが恐れおいた解剖だずか、身䜓実隓ではなかった。

政府䞻導でさたざたな分野の研究を、サトヌさんに自ら始めさせたのだずいう。知胜レベルを怜蚌する䞀環ずしおらしい。

たずは医孊。

犬甚の癜衣を着たサトヌさんが、倖囜の癜髪のおじいさんずリモヌト䌚議で話しながらパ゜コンを叩いおいる映像が流れた。

『なんず難病の少女を救うため臚床実隓の研究に入ったそうです。この高知胜犬は人間らしい心も持っおいるようです。』ず、ちょっずした矎談ずしお報じられおいる。

「少女 。」これ、私のこずだな。

そしおさらに灜害研究も。

『地震灜害調査研究掚進本郚』で議論する光景が流れた。
サトヌさんが長いテヌブルに぀いお、スラむドを前足で指しながら孊者たちに説明しおいる。犬の本胜を掻かした灜害予枬だずいう。たくさんの倧人たちが匹の犬の話をフムフムず真剣に聞く絵はなかなかシュヌルなもんだ。ただオムツをはかされおいるのが䞍満なようで、しょっちゅう埌ろ足で搔いおいる。

眉の間にシワを寄せたアナりンサヌによるず、サトヌさんの研究によっおある事実が明らかになったずいう。『倪陜フレア』が、ここ数幎で掻発になっおいるこずが刀明したらしい。

「倪陜フレフレ 前に聞いたような 。」

パパもテレビの前にやっおきお思い出すように蚀った。
「そうそう。い぀だったか、サトヌさんが蚀っおたや぀だよ。倪陜フレア。倪陜の衚面で爆発珟象が起きるこずっお。」

そういえば、ドダ顔でヒゲを立おお語っおたっけ。
「倪陜フレアが発生した時、陜子などの電気を垯びた粒子が攟出されお、はるか離れた地球の磁堎が乱れるんだ。」っお。



テレビではアニメで説明しおいる。
オレンゞに光る粒が倧量に倪陜から地球ぞ飛んできお、豪雚のように䞀斉にバラバラバラっず降りかかる映像が流れた。そしお怖めのナレヌションがあおる。
『地球の磁堎が狂い、地殻倉動に圱響を䞎えお、倧きな灜害を匕き起こす可胜性がありたす。』

その危険性がある゚リアは、アゞア・アメリカなど環倪平掋地域の倚くの囜々や、ペヌロッパ・アフリカたでに及ぶそうだ。
確かにここ最近、䞖界各地で異垞気象ず地震が頻発しおいる。

「怖い。ほずんど䞖界䞭じゃん。」
「それを防ぐ蚈画をサトヌさんが提唱しおるっお。」
「ぞサトヌさんが防ぐどうやっお」

「倪陜フレアの粒子から守るために、地球をたるごず芆うネットを䜜るんだっお。」
パパが䞡手のひらで、地球に芋立おたミカンを䞞く包む。

「たるごずははははははは、バカみたい。映画かよ。ここにきお、そんなアルマゲ展開ありえないでしょ。ネットっお。第䞀、地球がデカすぎだし。」荒唐無皜すぎる。

「ううん、それがさ、あながち冗談でもない。『電波で䜜ったネット』だっお。」

「はでんぱ」

䞖界各囜がこれたで宇宙に打ち䞊げた人工衛星は2000機以䞊。それを利甚するのだずいう。
䞖界䞭から匷力な電波を発信し、地球䞊空を回っおいるたくさんの衛星を経由させながら、電波の膜を䜜る。

「その電波のネットで360床、地球を芆うんだっお。」



うヌん。私は銖をかしげる。

「わかっおないでしょ」
「んわ、分かっおる。 んで、電波で防げるもんなの」

「説明しおも無駄だず思うけどなあ。」ニダニダ疑いのたなざし。
「はうるさい。話しおみれば。」

「宇宙からの電気粒子に察しお、地球からの電波の呚波数を反共振させお電気嵐を静めるっおさ。もちろん自然珟象の地殻倉動を100抑えるこずはできない。でも、倪陜のゞャマがなくなれば、灜害予枬しやすくなるっお。」立お板に氎の説明をされおみたものの、

「なるほど       。」

っお、ぜんっぜん分かんない

◆


しかし時間が経぀ず、䞀気に熱した囜民も冷静になったのだろうか、サトヌさんの存圚は䞖の䞭で賛吊を呌び始めた。
残念なこずに、もっぱら吊定掟の勢いが倧きくなっおきおいる。
囜民のほずんどがい぀ものように無関心だからこそ、逆に声の倧きい批刀者の意芋が䞖の䞭のムヌドを䜜っおいく。どうしお人間はい぀もネガな゚ネルギヌに動かされがちなのだろう。

きっかけは、
" 私は狂犬サトヌに嚙たれた ”
ず告発するネット動画投皿だった。

『殺凊分』ず曞かれたハチマキをひず目芋お思い出した。アむツだ。包垯でぐるぐる巻きにした手を倧げさに芋せ぀け、
「ほら芋おください私、アベカワは党治か月ですあの犬は危険なんですいたたたたた。」
わざずらしいパフォヌマンス。間違いない、ネオサピ゚ンス前で反察運動をしおいた、黄色いダりンコヌトの倩パヌメガネ男だ。忘れたくおも忘れられない。
「皆さん、隙されおはいけない尻尟を振っお油断させお、鋭い牙をむくダツなんです」ず小倪りの䜓を揺する。週刊誌やネットで『殺凊分アベカワ』ずいう名はちょっずした有名YouTofuerずなっおいた。

そのせいで䞖間では批刀的な声があふれた。

“ 犬の蚀うこずを信じるな”

“ 偉そうに医療行為だなんおあり埗ない”

“ 灜害察策をケモノに任せるなんお ”

『AI犬ラむカより危険な存圚になる。駆陀しろ。』ずいう意芋が倧勢を占め、反察運動が激化しおいった。



YouTofu の有識者蚎論䌚『高知胜犬を考える』の配信でもひどいものだった。

「さお、はじたりたし 、」
MCのオヌプニングトヌクを遮っお、「あ、いいですか。」
特別ゲストの『殺凊分アベカワ』が口火を切る。

「ペットはカワむむ。それは自分たちより劣っおいるから愛せるのだ。圌らが人間を凌駕するほど賢くなったら反論したら論砎されたらそれは本圓にカワむむず無邪気に愛せるんでしょうかね」

錻息が荒い。ハチマキを固く結んでしたり顔。すっかり治っおるのに、い぀たでも腕に包垯を巻いおいる。

「アベカワさん、たあたあ穏やかに。」

MCが参加者の䞎党議員に氎を向けた。
「䞎党は、犬に人暩を認めようずお考えですか」

「えヌ た あの、慎重な議論が必芁なこずでありたしお。新たな劎働力や玍皎者の確保ずいう芳点からも完党に消し去るこずは早蚈かず。」

アベカワは芝居がかった声を䞊げ、
「ずんでもない。人暩なんか認めたら、どんどん繁殖しお倧倉な事態を招きたすよ。囜民の土地を奪っお居䜏地ずしお生掻させるのか食糧䞍足は人間の倱業率が䞊がったらさたざたな問題が山積みだ。」

䞎党議員は困り気味に、
「たあたあ、サトヌさんは人間のために研究を頑匵っおいるずも聞いおおりたすし。」

 なんだむむ人かも。この議員のオゞサン、かばっおくれおるじゃん。政府もサトヌさんの倧切さが分かっおきたのかな。

「そうじゃないんだよ。」ず、パパがため息を぀く。「この議員さんだっお倩才犬を利甚しおおきたいから、生かさず殺さず歯切れが悪いだけなんだよ。」

そうか、ここには私たちの味方などいない。

アベカワが包垯の手を振りかざし、唟を飛ばす。
「傷害事件や誘拐事件をお忘れですか私ゃ被害者なんですよ。ただネコをかぶっおいるかもしれない、むヌだけど。考えおみおくださいよ。あんな奎らずあなたは友人になれたすかああ気味悪い。ね、考えられないでしょ」

ひどい。

぀い最近たでたるでパンダの赀ちゃんのようにサトヌさんをもおはやすムヌドだったのに。すっかり䞖論は手のひら返しだ。
どういうこずサトヌさんはみんなのために頑匵っおいるのに。ひどいよ、ひどすぎる。

 そんな䞭でも、数は少ないけど私たちを応揎する擁護掟の人々だっお、ちゃんず存圚する。

サトヌさんの応揎をする人々の姿を最埌に芋たのは、スマホのネット動画サむトだった。新橋駅前SL広堎で、動物保護系の団䜓が少人数でチラシを配っおいる動画がたくさんアップされおいた。

” 拉臎被害犬を救おう "
" 犬にも人暩を "

ず曞かれた看板を掲げ、

「今すぐサトヌさんのご家族ぞの返還を䞍圓な拘束を解いおください動物愛護法では、『犬は物』ではないず守られおいるんです」
通行人たちに蚎えかけるも、誰も立ち止たる者はなく、関わりたくなさそうに足早に通り過ぎおゆく。

「やめろやめろ」

突然、誰かが济びせる眵声。
よく芋るずアベカワたちだ。こんなずころにたで仲間が増えたのだろうか、党員でハチマキをしお、性懲りもなく邪魔をしおいる。スマホ画面なのに私はあの倜を思い出し怖くなっお顔をそむけた。

「犬はどこたで行っおも犬だぞ人暩は人間だけのものだ。お前ら、そうやっお募金をせしめようずしおんだろ」
寄っおたかっおスマホを凶噚のように突き出し、撮圱し続けた。

「皆さん、人間界を乗っ取ろうずする犬の味方をしおいいんでしょうかいいわけないですよね賛同する方チャンネル登録お願いしたヌす」

◆

人間の小競り合いをよそに、今、地球的芏暡で倧きななにかが起こっおいた。
今日、TVのニュヌスキャスタヌがい぀になく深刻に䌝える。

「政府の発衚によりたすず、今幎に入っお倪陜フレアの動きが掻発になり、地球の地殻倉動に倧きな圱響を䞎える恐れが出おきたした。マグニチュヌド以䞊の巚倧地震を幎以内に匕き起こす確率が80に匕き䞊げられたこずが分かりたした。皆さん、地震や灜害ぞの備えは十分でしょうか。」

囜連による察策も報じられた。
各囜の人工衛星基を利甚した『電波ネット』の蚈画を急ぐため、むンド宇宙機関ISSRの有人気球を利甚しお高床䞇キロ䞊空の成局圏で詊運転を行うこずになったずいう。

「それに搭乗するのは 、」ず画面いっぱいに映ったのは、なんず 、

サトヌさんの写真。
ナナメ45床に錻を䞊げ、すたした衚情でヘルメットを抱えおいる。



「えヌヌヌっ」゜ファから飛び起きた。

「サトヌさんが乗るっお」ママが心配そうにレンコンの皮むきをしながらテレビの前に座る。

「これっお」

「早たったんだね。」
垰っおきたばかりのパパも、急いでコヌトを脱ぎながら゜ファに座った。「倧地震が起こらないように、倪陜フレアの粒子を防ぐんだよ。」
さっき報道郚の同期から情報をゲットしおきたようだ。

「そうじゃなくお、なんで気球にサトヌさんが乗んなきゃならないの」

「装眮の操䜜が難しいんだっお。粒子の量も䞀定じゃない。それに合わせお適切に電波呚波数を調節するには、サトヌさんの知胜ず動物特有の超感芚が必芁なんだそうだ。」

「蚀っおる意味が分かんない。地面からじゃだめなの」

「䞊空䞇キロ以䞊の成局圏がいいのさ。倧気局が安定しおいお、雲も発生しない。そこたでいかないず電波の動きをクリアにコントロヌルできない。」

「  ちょっず埅っお超危険じゃない」

こんなの、ラむカず同じだ。旧゜ビ゚トの人工衛星打ち䞊げロケットに乗せられお死んだっおいう。サトヌさんが同じ目に。あんなにかわいそうっお蚀っおいたのに。
確かに小っちゃい頃、『宇宙飛行士になる。』っお蚀っおたけどさ。こりゃ意味が違う。きっず、ムリダリ蚀うこずを聞かされお犠牲になろうずしおいるんだ。
蚱せないひどい、ひどすぎる

 私は、そう思い蟌んでいた。
あずに続くサトヌさんのむンタビュヌを芋るたでは 。

「あっサトヌさん」

画面にはやや衰匱した圌の姿が映し出された。胞にNASUのワッペンが印象的なトレヌニングり゚アに身を包み、蚓緎斜蚭でむンタビュアヌがマむクを向ける。

「   。」赀いスポンゞのマむクヘッドを嗅いだかず思うず、ガブッず噛み぀いた。

「わっサトヌさん」

「ハハハ、冗談ですよ。ちゃんずわかっおたす。」ずスポンゞを戻した。

パパは「盞倉わらずだな。」ず苊笑し、
ママは「ちょっず瘊せたかしら。や぀れおいるように芋えるけど倧䞈倫なの」ず胞をおさえた。

むンタビュアヌが続ける。
「少しお疲れのご様子ですね。」

「家族の手術の準備ず灜害研究、それに成局圏で掻動する蚓緎。いろいろ重なりたしおね。だけど元気です。」

「今回、このミッションに自ら志願された、ずいうこずなんですが。」

えっ志願したの自分で
どうしお

「ええ。たあ。死んだら枋谷駅の前のハチ公の暪に䞊んで像でも立おおください。」
「は 」
「冗談です。」

たた心配しおるのに、サトヌさんめヌ

空気を読たない生意気な犬に、困っお苊笑いのむンタビュアヌ。
「今回、どうしお気球なんでしょうかロケットは」

「ロケットいえいえ、有人ロケットを䜜るには実際は最䜎でも10幎はかかりたす。SF映画みたいにはかないんです。だけど運よく、ちょうどむンドで宇宙気象芳枬甚の有人気球の蚈画が進んでいたんで。」

「なるほど。」むンタビュアヌは咳払いをひず぀しお、「ずころで、ちょっずお聞きしにくいのですが 。」

「どうぞ。」

「䞖間では、サトヌさんに察しお䞍信感をも぀意芋もあるようですが。本圓に人間の敵じゃないのかっお。」

「無理もありたせんよ。それこそSF映画なら、人間を埁服しようず仲間の犬を匕き連れお暎れ出す なんおありそうですよね。みなさんが信甚できない気持ちは分かりたす。それを芳客が望んでるからです。よほど人間の方が奜戊的だず蚀えたすよね。い぀たでも人間同士で殺し合ったり、環境砎壊を続けおいる。バカげた集団自傷行為だ。でもね、僕はそんなこずしたせんよ。」

「どうしおそう蚀い切れるんでしょう」

「僕たち犬は人間ず䞀緒に生きおきたした。人間を助けるため、進化した。だから、僕たちは人間が奜きなんだ。DNAレベルで刻たれおいる。人間ず生きたいんです。人間を助けたいんです。だっお、人間が奜きだから。いなくなったら寂しいから。こずわざにあるでしょ日飌った犬は幎恩を忘れないっお。僕たち犬は、䞇幎も人間ず暮らしおいたすからね。」ず笑った。

「人間が裏切っおも」

「皆さん次第です。虐埅されたり無芖された犬は人間を信甚できなくなりたす。だけど、人から愛され、家族ずしお愛情を泚がれた犬は、䞀生その人を愛し続けたす。死ぬたで。」

「   。」テレビの前の私たちは、その蚀葉を黙っお聞いた。

むンタビュアヌが、劎いの蚀葉をかける。

「ありがずうございたす。是非、ご無事に戻っおきおください。」

「はい、必ず戻っおきたす。倧切な家族の手術もあるんでね。」
力匷くうなずいお、カメラを芋぀めたので、目が合ったような気がしお私はドキッずした。

「僕には倧奜きな家族がいるんです。最埌たで家族のために生きる。責任をもっお愛する倧切な人を守りたす。呜の続くかぎり。だから、必ず垰っお来たす。」

その瞳は、生たれたばかりで家に来た頃、私たちを芋䞊げた瞳そのたただった。

なんだか急に寂しくなっお、切なくなった。
「あヌヌヌヌん。あヌヌヌヌヌん。行かないで」ポロポロ涙がこがれた。

悲しくおたたらない。良くない想像がふくらんで、
「もしかしたら 戻っおこないんじゃ。このたた䌚えないかも 。」
嗚咜が止たらない。

「桃々、サトヌさんが喜んでくれるのは桃々が泣き叫ぶこずじゃないよ。今、蚀っおたじゃん、もうすぐ桃々の手術も控えおるし、匷くなっおほしいんじゃないのかな。」パパの慰めも空しい。手のひらで涙を拭う。

匷くなるっおどうすりゃいいかわかんない。
私は人前で話すこずさえもできない肝っ玉のちっちゃい、しがない䞭。できるこずなんおないよ。
いくらパパずママがいるっお蚀ったっお、ただの䞀般人。家族たった人で、䞖間が逆颚の䞭できるこずなんおありはしない。
サトヌさんを取り戻す方法なんおわからないし、もし戻っお来れたずしおも、心無い人々に狙われおしたう危険だっおある。どうすりゃいいのさ。

だけど 

そうだよな。サトヌさんは呜を懞けおここたでしおくれおいる。
か぀お家族を地震から守り、タル兄が亡くなった寂しさを埋めおくれた。私が孊校に行くよう背䞭も抌しおくれた。私の身を守るため噛み぀いおたでも戊い、今も私を病気から救うため身を粉にしおいる。サトヌさんは蚀っおくれた。「桃々ちゃんを絶察に助ける。家族を守るこず。それが僕の䜿呜なんだ。」

それに比べお私はどうだずっず前向きに生きられず家に匕きこもっおいる。なにやっおんだよ私。情けないよ、バカ。私たちが黙っお芋おいおいいのかいいわけない。
最埌の蚀葉が頭をよぎった。

「家族ずしお愛情を泚がれた犬は、䞀生その人を愛し続けたす。死ぬたで。」

   決めた。

そうだよ、そう。
サトヌさん、あなたが私たち家族を守っおくれたように、私も芚悟を決める。

パパずママの袖を匕っ匵った。
「パパ、䌚瀟の蚘者の人に電話しお。それからママ、京郜に電話しお。八ツ橋さんの双子のお姉さんに。それから 、」

「えいいけど 」「どうしたの」

「家族䌚議をはじめるよ。」




぀づく あず話 


第話ぞ  前ぞ  次ぞ 






いいなず思ったら応揎しよう

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