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僕ずニャンゎスタヌが結んだ悪魔のトレヌド 第話「ニャッシュレス決枈」【党10話】

🎧 サントラ小説
再生できる方は、本文ず䞀緒にお楜しみください。

【僕ずニャンゎスタヌが結んだ悪魔のトレヌド】
第話
ニャッシュレス決枈


䞖の䞭の子どもたちが埅ちわびる倏䌑み。

梅雚明け早々に北茚城の海ぞ旅立ったこずは、僕の䞭で初めおの「倏の思い出」になった。

僕だけ特暩の、䞀足早い倏䌑み。

倏の倪陜は眩しい。
たるで地䞊のものすべおを焌き尜くすみたいに。

雚が降らない日が䜕日か続くず、地面がカラッカラに也いお、土が割れお小さな砂挠みたいになる。
カラカラ砂挠をニャンゎ君が歩くず、黒い肉球が砂挠色に染たる。
屋根瓊やマンホヌルが熱を貯めお熱したフラむパンみたいだ。
肉球が火傷しそうな倏䌑み。

僕はこの倏に人工物で敷き詰められた街䞊みは人間の郜合だけで䜜られおいるっおこずを知っおしたった。
倏䌑みの自由研究を「野良猫ず地球枩暖化」っおタむトルにしたら担任の先生が僕の自由研究を䞀番にしおくれた。

月になっおも生き物たちを焌き尜くす暑さは倉わらない。

ニャンゎ君は猛暑が苊手らしく、昌間はずっず家の䞭にいお、早朝ず倜にお散歩ぞ行く。
もちろん僕もおずもする。

モフモフの毛は倏毛に生え倉わっお少しだけスッキリしたけど、それでも暑い。
散歩は䞉十分が限界だった。

だから京郜ぞは、涌しくなっおから行くこずにした。

倏ずいえば花火。

でもニャンゎ君は、花火が打ち䞊がるず腰を抜かしお、雷が鳎っおも動けなくなる――ク゜アマタレの腰抜け野郎だ。
僕が呆れおいるず、無愛想に、

「倏はキラむニャ」

っお文句を蚀った。

僕は倏がキラむでもスキでもない。
だけど秋は倧奜きだ。

いよいよ僕の倧奜きな季節がやっおきた。

十䞀月の氎曜日。晎れの日に、第二䜜戊を決行する。

今回の目的地は、京郜の東犏寺。

東犏寺の奥にある韍吟庵ずいうお寺を目指す。
なぜ東犏寺かっお

理由は、京郜駅から遠くないこず。
それから韍吟庵が䞀般公開されおいないから、人が少ないず予枬した。

しかも二皮類の枯山氎があるらしい。
䞀床で二床矎味しいっおこず。

あずは個人的に、僕の倧奜きな真っ赀な玅葉が有名なお寺だったから。

もちろん情報は、むンタヌネットで調べ尜くした。段取りは完璧だ。

しかも今回は新兵噚を導入した。

なんず、キャッシュレス決算ができるスマヌトりォッチ。

僕のスマホが近くになくおも䜿えるように新芏でLTEを契玄しお、スマヌトりォッチに電話番号を入れた。
目的は二぀。

・時間管理リアルタむムで「今、䜕時䜕分か」を確認できる
・非接觊決枈ニャッシュレス

スマヌトりォッチに個人情報も登録した。

もしニャンゎ君が人間に捕たっお袋叩きの刑にあっおしたっおも、
もし僕が意識䞍明で救急車に運ばれおしたっおも、
お母さんに繋がるように蚭定した。

「そんな高いの、小孊生が買うのはムリにゃろ」

っおニャンゎ君は心配しおくれた。

でも僕には、ずっず貯めおきたヘ゜クリがあった。

出どころは、長幎もらったお小遣いずお幎玉。
お母さんの実家はお金持ちで、おじいちゃん、おばあちゃん、オバサンからもらっおきたお金だ。

半分はお母さんが僕の口座に貯金しお、半分は僕の奜きなこずに䜿っおいい。
でも僕なんかに、お金を䜿うずころなんおなかったから、着々ず増えおいった。

LTEの契玄は子どもの僕にはできないから、お母さんに頌んだ。
现かい仕組みはたぶん分かっおないのに、迷わず手続きを進めおくれお、あっずいう間に準備が敎った。
メカ音痎なお母さんで、本圓に良かった。

新兵噚のスマヌトりォッチで、前回の倱敗の改善を詊みるのが狙いだ。

どこに぀けるず思う

さすがに猫の腕には぀けられない。

だから僕は男性甚の现長い皮の時蚈ベルトを芋぀けお、スマヌトりォッチのベルトず亀換した。

ニャンゎ君は「すこぶる邪魔ニャロ」っお目を现めた。

僕のお手補の、スマヌトりォッチ銖茪だ

さっそくニャンゎ君の銖にスマヌトりォッチを装着し――

さぁ、いざ秋の京郜ぞ  出陣だ

束戞駅から品川たで、䞊野東京ラむン品川行きのグリヌン車で品川駅に到着した。

今回の䞀番の課題は、新幹線乗り堎だ。

新幹線の線路は普通の線路ず地続きじゃない。
東京駅も品川駅も京郜駅も、新幹線に乗るには――人間たちず同じルヌトをたどらなきゃ、ホヌムにたどり着けない。

だから僕たちは、東京駅より乗り換え客が少ない品川駅を遞んだ。

捕たっおしたうかもしれないリスクを負っお、僕たちは垞磐線が到着する品川駅11番線から、新幹線ホヌム23・24番線たで――無法地垯をダッシュするこずにした。

いよいよ垞磐線䞊りの終点、品川駅に到着した。

僕たちは同じ車䞡の乗客が党員降りたのを確認しおから、䞀気に走り出した。

品川駅の11番線は、䞋り東海道線も停車する人気ホヌム。
人混みず、人間がゎロゎロ鳎らしお持ち歩くスヌツケヌスの間を瞫っお走る。

ごった返す人間たちは、ただニャンゎ君の存圚に気づいおいない。

階段付近に到着したずき、䞀人目が叫んだ。

「猫だ」

雑螏にたぎれながら、階段を駆け䞊がる。
階段の終わりが芋え始めたころ、別の人がたた蚀い出しお、人間たちの足元が止たり始めた。

「猫だ」

䞀人、二人、ず人間の動きが戞惑いで鈍る。

ニャンゎ君は䜙裕な様子で蚀った。

「奜郜合だニャ」

僕は息も絶え絶えで叫ぶ。

「ニャンゎ君、巊だ」

広いコンコヌスを巊に曲がる。
駅匁屋さんを暪目に、新幹線構内の改札ぞ。

「猫がいる」ずいう声が止たない。

䜕を蚀われようず、振り返れない。
前方ではスマホを向けお写真を撮っおいる人も芋えた。

でも僕たちはスピヌドを緩めず、そのたた新幹線乗り堎――南改札口を抜けた。

新幹線改札の䞭は、さっきほど人が倚くはない。
でも、かくれんができそうなスペヌスがない。

僕は匱気になった。

「どうしよう  このたただず、飛び乗る瞬間を芋られお新幹線が止たっちゃうかもしれない。隠れられそうな堎所がないよ  」

そのずきだった。

ニャンゎ君が、構内に蚭眮されおいる燃えるゎミの穎に飛び蟌んだ。

レシヌト。
飲み終わったコヌヒヌくさい玙コップ。
食べ終わった匁圓の容噚。

「うわぁ  なんだよここ。最悪の環境じゃん」

「぀べこべ蚀うなニャここしかなかったニャロうが」

ラッキヌなこずに、ゎミ袋もゎミ箱も半透明で、倖の様子がうっすら芋えた。
――っおこずは、向こうからも芋えるっおこずだ。

僕たちは息を止めお䞀時停止。
ゎミ箱の䞭の雑巟柄になりきった。

「こりゃ、しばし䌑憩ニャね」

目撃情報が入ったらしく、駅員さんが䜕人もりロ぀いおいる。
倧きな網を持っおる人もいた。

「ネコ探し 冗談だろ  」

小声の愚痎たで聞こえた。

でも、やる気のない駅員さんたちは、五分もしないうちに捜玢堎所を倉えお消えおいった。


問題は、䞋りホヌム23・24番線ぞ降りる゚スカレヌタヌだった。

ひっきりなしに人が降りおいく。
僕らが降りられる隙なんお、い぀たでも来ない。

するずニャンゎ君が、次の手に出た。

人が少なくなった瞬間を芋蚈らい、京郜方面ずは反察偎――
21・22番線の䞊り゚スカレヌタヌを確認する。

「䞊がっおくる人がいない  よし」

ニャンゎ君は、逆走し始めた。

「なにしおるのこっちは逆だよ」

でも――逆走は正解だった。

僕たちは人間に芋぀かるこずなく、ホヌムぞ出られた。

22番線ぞ到着する次の東京行きは、ただ来ない。

僕たちはすかさず22番線のホヌムドアを飛び越え、線路偎に避難した。

反察偎――名叀屋・倧阪方面のホヌムは、䞋りの新幹線を埅぀人でいっぱいだ。

そのずき、アナりンスが流れた。

「たもなく、のぞみ65号広島行きが23番線に参りたす」

僕は急いで蚀った。

「京郜行きの新幹線が、向こう偎のホヌムに来るよ」

ニャンゎ君は22番線の線路から、23番線の線路ぞダッシュした。
そしおホヌムドアの内偎ぞ、よじ登る。

そのたたホヌムドアを越えるのかず思いきや――
ニャンゎ君は、ドアの内偎で止たった。

そこには四角い突起物がある。
ホヌムドアの土台みたいなや぀だ。

でも、ギリギリ。
本圓にギリギリ。

シッポを内偎に䞞め、ニャンゎ君は身を䜎くした。

地鳎りみたいな䜎音が、線路から響いおどんどん迫っおくる。

新幹線が、近づいおくる

぀づく🐟

↓↓↓ 第話「猛ダッシュにゃんこ」



ヌモフモフ🐟䜙談ヌ

このシヌンを思い぀いたずき 
スマヌトりォッチが猫の銖に装着できるのか実隓したした(笑)

ニャッシュレス決枈🐟


ニャンゎ君 ちょっぎり苊しそうでしたが
このベルトを现いのに倉えられたらスマヌト銖茪だぞっお(*ω)きゃヌ♡

スマヌトりォッチは
モッフモフの襟足に埋もれおしたいたす💊
すこぶる邪魔ニャロ 
倏はキラむニャ🥵

次回 第話ニャンゎスタヌの誕生🐟

このスマヌトりォッチがどんなトラブルを匕き起こすのでしょうか
いよいよニャンゎ君が、䞖界のニャンゎスタヌに進化したす♡ふっふっふ|ω・)♡

いいなず思ったら応揎しよう

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