
中国バイオ株、年初来+300%:治験スピードが世界を変える?
はじめに
2025年7月14日、Financial TimesとBloombergが立て続けに中国バイオ産業の急成長を報じていました。香港のHang Seng Biotech Indexは年初来で+61.8%。同時期のHang Seng Index(+20.6%)を大きく上回り、バイオ株が再び主役に躍り出ています。

3SBio:PfizerとPD-1治療薬で12.5億ドル契約 → 株価年初来 +318%
Akeso:MerckのKeytrudaに匹敵する治験結果を発表 → +92%
Hansoh Pharma:GLP-1肥満薬をMerckにライセンス供与(最大19億ドル)→ +86%
一時は2021年以降の「バイオ冬の時代」とまで呼ばれた中国バイオですが、今や市場からの評価は明らかに転換点を迎えています。
過去にもnoteで「業界構造変化が起きてますよ」という話を書いてきましたが、今日は、「治験(臨床試験)」という切り口から、その競争優位性を考えていきたいと思います。
”Chinese biotech shares surge as Big Pharma looks to license cancer treatments” - FT
”China Biotech’s Stunning Advance Is Changing the World’s Drug Pipeline” - Bloomberg
このnoteでも4月から書いています。多角的なサマリーとしては下記。100スキ、ありがとうございます。
最近のものでは、イーライリリー、ノボノルディスク、Hims & Hers Health Incなどの肥満薬銘柄関連についても書いていました。