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【第三話】押忍❗️ワイの漫画家物語 ~人生の黄金時代編。

    還暦を迎えた元漫画家

    あなたは、
    タイムマシンで人生のどこかに戻れるとしたら
    何歳の頃に戻りたいですか?

    その戻りたい歳が、あなたの人生で一番輝いていた時です❗

    64歳のワイは、何歳になっても変わらない...
    それは漫画の連載が決まった時でも高級車を乗り回して
    いた時でもない… もし戻れるなら、

    ——ワイは、

    北海道函館で過ごした大学時代に戻りたい🙌


    金
    や、名誉や、高価な物もいらない、

    大学時代が一番幸せだったんだ。

    🌽【大阪から逃げるようにしてやって来た
    北海道ォ!】

    1980年

    18歳のワイは『漫画家に成る!』と息巻いてはみたものの、

    出版社への投稿も駄目、アシスタント応募も駄目、
    美大入試も駄目…
    全部アウトで、
    そこにドリームクラッシャー達に散々言われて
    落ち込んで、一時は就職して夢が消えそうになったんだ...

    ——けどね❗

    💪【押しても駄目なら引いてみよう!】


    と今ある現状から逃げる事を決意❗

    この負の状況からいったん逃げて、冷静になって、自分を見つめなおし、
    立て直す事が必要だと思ったんだ...

    と言う訳で、3月ギリギリに大学受験して、見事合格!

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    函館大学受かってなかったら今のワイはない…この合格証が幸福への切符やったんやねぇ💝💝

    3月末に大阪の実家を出て夜行列車と青函連絡船に乗って
    数十時間。。

    『よーし!この4年間で漫画を描いて、描いて、描きまくって漫画家に成ったるでぇー!!』と
    めちゃくちゃ気合入れまくって🔥🔥🔥

    ここ、北海道函館市の函館大学商学部にやって来た。

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    最近の函館100万ドルの夜景♪ 45年前初めて見た時はあまりの綺麗さに腰ぬかしそうになりましたよw

    はぁ~~るばる来たぜ、函館ぇ~~♪♪

    まさにこの歌が脳内でガンガン流れてたw
    そのまんまの気持ちでした!

    大阪をほとんど出たことのない18歳のワイは
    不安で不安で押し潰されそうやったけど、、

    そんな心配は無用でしたw

    北海道はええとこでしたぁ~~~🥰🥰🥰

    住むところは、大学近くの下宿屋さんで、普通の一軒家のひと部屋を間借りする昔の下宿スタイル、朝と晩御飯がついているので食事で困ることはなかったです、これで月37000円と

    超安い!

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    当時下宿していたお家。左の二階部分がワイの部屋😆


    優しい大家さん家族(5人)と先輩2人も一緒に住んでいるので、
    寂しい思いやホームシックもなかったです🙌

    北海道函館市は食材がいいので、何食べても美味しいし、
    青春ドラマで見た海と砂浜があって、山に行っても自然の宝庫で、、
    なんて良い所なんだ!と感動しまくり❗

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    写真は最近のもの、カリベビのシスコライスとハセガワストアの焼き鳥弁当、二つとも夜中によく食べに行ってました😆

    そして何よりも、【北海道は平和🙏】(笑)


    ワイが
    大阪に居た頃は治安がめちゃくちゃ荒れてて
    暴走族
    が大暴れしてた頃で、大阪は特に凶暴な奴らが多かった、

    暴走族の走りを見てるだけで『何,見とんのじゃー!』て言われて鉄パイプで殴られたり、普通に走ってる車も理由なくボコボコにされたり、
    派出所が襲撃されたり....

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    ワイの漫画『大阪RED』より引用

    💥【ワイもこんな事がありました❗】


    2ケツ
    でバイク(ホンダCB125)で普通に走ってたら
    2人組に『おーい』って手え降られたから
    『知り合いかな?』と思って止まったら、

    そいつら暴走族の人でw

    『ワシら○○連合のXXや!』
    『このバイクおまえのんか?』とか『何処のもんや?』とか
    根掘り葉掘り聞かれて、大したことない奴やなと思われたのか、

    最後に『見逃したるから金出せ』って言われて、
    『俺ら貧乏やから一銭も持ってないです』💦言うたら
    『ワシ嘘は大嫌いやねん、もし持ってたらその時は殺すで!』
    って言われて『ホ、ホンマです!』言うたら..

    顔おもっきり近づけてきて

    『跳ねてみろ』

    『もしポケットで銭の音したら嘘ついた事になる、その時は…
    ワシ知らんでぇ~』

    って言われてハッ!😱っとして、
    ポケットに小銭入ってると気づいて
    『うわ!殺される』ってビビってもうて

    『す、すいません💦ちょっと持ってました』🙇‍♂️

    って言って1500円くらいカツアゲされた⤵️

    『しけとんのうー』って捨て台詞はいて彼らは立ち去って行ったんやが…
    当時の高校生の1500円って
    ワイにとっては大金で、怒りがメラメラと込上げてきて...

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    ワイの漫画『大阪RED』より引用 ワイらの年が最後の暴走族時代になりましたねぇ…

    友達と2人で伝手を頼って大阪でも武闘派の

    暴走族総長の家に

    『何とか取り返してくれませんか?』

    と勇気ふり絞ってお願いに行ったんだけど...

    総長さん(同い年)は優しく迎い入れてくれて、話も全部聞いてくれて

    『それは災難やったなぁ』って言ってくれて…
    『おっ!総長動いてくれるのか?』😆って
    密かに喜んだのもつかの間、

    続けて
    『高橋君の悔しい気持ちは分かるけども、
    もし兵隊動かして取り返したとして、
    その後 兵隊たちにお礼せなあかんよね?』...

    『それ1500円ではすまんで......』
    『人を動かすという事はそうこと事やで...』

    『どうする?』
    ってニコッと微笑んで言われて
    ハッ!っとなって『こ、これは大変な額になる😱』
    と思って慌てて
    『あ、すいません💦いいです』って言って
    そそくさと帰ったんですが...

    【これってもう、リアル極道の会話でしょ?】💦

    17歳の高校生の会話じゃないよねーw

    こう言うのが、日常的にあって
    普通に生きてても常に緊張感がある、
    世の中はこう言うもんだと思ってたわけですw

    後にこの恐怖の世界観は漫画『押忍‼空手部』の土台になって
    ワイは普通に描いてるつもりでも、担当さんは偉く驚いていて

    『日本にそんな無法地帯あるのか?💦』
    って何時も笑ってて
    『四条畷市やばいよォ!』って言ったので

    『いや、この話は隣町の寝屋川市の話です』と
    地元はかばっておきましたw

    あの頃のワイには普通でも東京育ちの6大学を出てるような
    人には『普通じゃないんだなぁ』って思って、
    じゃー、『この、ワイしか描けない路線を推して行こう!』ってなって
    連載に繋げて行けたんです

    【人生の経験って良い事も悪い事も何かの肥しに成るんですねぇ】

    まぁ、そんな大阪の無法地帯から北海道に来たものだから
    北海道人はのんびりしてるし、優しいし、ガツガツしていないし、
    無茶苦茶な暴走族もいない❗

    平和!平和そのものw

    冗談で

    『ワイ本気出したら北海道征服できるかも!』

    って思ってましたw

    新天地での不安がなくなり、また海外に来たような
    カルチャーショックをいっぱい受けて、

    あれだけ死ぬ気でやる!と決めてた漫画の事は
    直ぐにどっかに飛んでしまって

    あっ!という間に1年が過ぎ

    『人生で自分を見つめなおす大切な時間』
    4年間のうち1年を観光気分で過ごしてしまったのです⤵️

    残りあと3年。。
    平和ボケした人間はさらにボケて行く...

    北海道万歳🙌


    次回は
    これではダメだ!何とかしなければと友達に相談!
    そして同人誌を作ろう!ってなって再び漫画と向き合うことに!
    そして早くも漫画に挫折⤵️ 大丈夫か? 高橋幸慈❗
    乞うご期待👊  また読んでね❤️

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    本日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます🙏

    次回、【第四話】ワイの漫画家物語はこちら👇

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    シリーズ累計発行部数2100万部突破❗️『押忍‼︎空手部』👊元『ヤングジャンプ』連載作家、高橋幸慈(たかはしこうじ)と申します。昭和生まれ、現在64歳。このnoteでは、漫画の裏話・創作エッセイ・漫画ネーム・ソロキャンプ・ゴルフなど、趣味と人生を語っていきますよー🙌 押忍!🔥

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