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ムーさんと言ってない。

昨日。

祭りの練習で毎晩遅いせいか、
妻も娘もなかなか起きてこない。

かく言う私も、
特に何をするでもなく。

ぼーっと。
朝の陽射しを眺めていた。

もうすぐ10時になってしまう。

そろそろ、起こそうか。

そんな私の気持ちを
察知したかのように、

「おはよー……」と、
眠たい目を擦りながら
娘が2階から降りてきた。

「おはモー」

「おはモーじゃないよ。
朝ごはんはどうしたの??」

娘に期待したツッコミの
代わりに飛んできたのは、

寝起きで機嫌の悪そうな、
妻の鋭い切り返しだった。

……だが、私は謝らない。

「今起きたとこだモー」

悪びれもなく、言ってやった。

「どうすんの。もう時間も遅いし、
朝とお昼一緒にしちゃう?」

「Good idea.
いいね、そうしよう」

妻の提案に、即座に乗っかる。

実は、私もただぼーっとしていた
訳ではなかった。

数日前に作ったステーキソースが、
けっこう残っているのだ。

せっせと玉ねぎやにんにくを
すりおろして作った美味しいソースを
このまま無駄にするのはナンセンス。

「ねえねえ、ステーキソース残ってるから、
これでハンバーグ作ろうよ」

妻の作るハンバーグは美味しい。

あれに特製ステーキソースが合わさったら、
きっと、めちゃくちゃ旨いに決まっている。

「いいよ。じゃ、お昼はハンバーグね」

うっし!

心の中で、
ガッツポーズを決めるのだった。

足らない材料を買い足して、
時計の針は11時。

今から作れば、ちょうどお昼に、
ハンバーグランチが食べられるぞ。

楽しみだな〜。

ブーちゃんのハンバーグ、
美味しいもんね〜。

私が、微笑みかけると
妻はキョトンとした顔で言った。

「いや、わたし作るなんて言ってないけど。
お前が作るんでしょ??」

へ……???

確かに作ろうよ、とは言ったけど、
私だって作るよ、とは言ってない。

そもそも、
ハンバーグなんて作ったことない。

それに、ハンバーグは得意料理だって
豪語してたじゃないか。

てっきり、
作ってくれるものだとばかり。

「ううん。だって、
朝ごはん作らなかったじゃん」

……。

…………。

キッチンに向かう、牛であった。


妻はいつも↑で作っていたようだ。

はじめてのハンバーグうまくできるかな?
毎度お馴染み、お勤め肉。
妻は、粗みじん切りがお好みらしい。
合い挽きおよそ300g。
オールイン!
娘がこねこね手伝ってくれました。
きれいな形にするのがなかなかうまくいかない…。
まあ、なんとかなるかな?
酒蒸し。
なかなか美味しそう!
残った肉汁を、例の特製ソースでこそげとる。
特製ソースのハンバーグランチ完成!
最高においしい😭おためしあれ🐮

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