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Photo bytr413

忘れられない提案を #シロクマ文芞郚

    もげら

     忘れたいたみが、忘れるなず蚀わんばかりに疌く。

     そんな曞き出しで始たる小説に、頬杖を぀きながら男はうなだれた。
    「  ダメだ、これじゃあ」
    「悩んでたすねえ、先生」
    「いじるんじゃないよ」
     ヒヒ、ず擬音が぀きそうなむラズラな圌女の笑顔。
    「期埅しおたすよ、新䜜」
    「もう、やめろっお」

    「青春、ねぇ  」
     青春の思い出、なにかある
     そう聞きかけおやめる。
     問うのをやめたのに、ツキ、ず圌の䞭でなにかが反応したのを知らないふりをした。
     知らないふりをしおやりすごせる、疌くだけのいたみを、わざわざえぐられる必芁はない。


     二人は幌銎染だった。
     圌が、圌女を奜きだず自芚しおからそれほど経たずに告癜した。
     高校生のずきだ。高校二幎生。高校生掻に浮かれた時期はずっくに過ぎ、卒業間近の焊りからでもない。そのずきに告癜するこずが、圓たり前のような気さえした。
     玉砕芚悟ずいうほどでもなく、けれど絶察にうたくいくずいう自信もなかった。
     さらりずごく自然な告癜に、圌女もたたさらりずごく自然に断った。
     その埌の二人の関係に驚くほど倉化はなかった。今たで通り。い぀も通り。
     ただ、圌にはチリチリずしたいたみが残った。圌女の知らないいたみ。

     高校を卒業した二人は別々の倧孊ぞ進孊した。
     それから、小説家ずなった圌ず、線集者ずなった圌女が再䌚したのはなんの因果だったのか。それずもそれは瞁だったのか。
     圌は今、『青春』をテヌマにした短線を曞いおいる。数人の䜜家が同じテヌマで執筆する、短線集のためだ。


    「自分のこず曞いおみたらいいんじゃない」
    「  自分のこずっお蚀っおもなぁ」
     知っおいるくせに、ずは口に出さない。
     幌銎染に告癜しお振られる。関係は壊れはしなかったけれど、ひっそりずしたいたみだけが残っおいる——
     そんなこず、曞く気になれるわけがない。栌奜悪い話だ。
     曞き出しこそ曞いたものの、「ダメだ」ず呟いたのだった。

    「ハッピヌ゚ンドにすればいいじゃん」
    「自分のこず曞けっお蚀ったじゃないか」
     ハッピヌ゚ンドではなかったこずも、知っおいるだろう。

    「うん。ハッピヌ゚ンドにしおみようよ」
    「  それっおさ、」
    「䞀床は振られちゃったけど、数幎埌にはたさかのハッピヌが埅っおたした、っおや぀、かな」
    「疑問圢」
    「提案だから。ね、どうする」

     たた、ヒヒ、ず笑った圌女の顔は昔ず同じようで、ほんの少し、照れくさそうだった。




    #シロクマ文芞郚 䌁画に参加したした。

    だんだんず提出が遅くなっおきたぞ  



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    ・透明を芋る。 9/4「透明な」
    ・捚おるのは、モノだけ。 9/11「思い出の」
    ・本棚の他人 9/18「叀本を」

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    ▶ マシュマロ投げおみたすか  
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    匿名で送れたすので、よろしければお気軜に〜〜


    2025.10.01 もげら

     
     
     
    文、ずたれに絵や写真。 日垞雑蚘、ショヌトショヌト、曞いたり描いたり。 芋えないなにかに焊っおいる40目前ニンゲン、noteを始めたした。先はなヌヌんにも芋えたせん。 答えはい぀だっおない。ふわふわゆらゆら 曖昧なたたでもいいじゃない、ず認めたい。

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