
悩めるアラサー社会人は、かわいいおばあちゃんを目指して今日も働く
「転職も考えてるんやけど…」
「貯金とか投資とかしてる?」
「周りが結婚とか子どもの話してたら焦らん?」
「仕事とか資格とかモチベ続かん」
友達や同僚と話していると、
将来の不安に対する話題がよく出てきます。
私は「めっちゃわかる〜」と共感する時もあれば、
「悩むってことはちゃんと考えてるってことやで!」と励ます側にまわる時もあります。
相手との関係性もありますが、
同じ質問でも私自身に「受け入れる余裕があるかどうか」で感じ方が違うなと思います。
数年前までの私は、こういう話題になる度に
「みんなやってるし私も転職しなあかんのかな」とか「〇〇ちゃんはこんなに考えてるのに」と、
勝手に比べて焦ったり落ち込んだり。
今でも完璧とは言えませんが、
「私はどうしたい?」と自分に問いかけることができたり、「ネガティブモードになってるから一歩引いて考えよう」と自分で止まれたり。
最近は少しずつ「自分の扱い方」を考えられるようになってきました。
特に社会人の私は仕事に対する時間に、
「自分が安定していること」がいかに大切かを痛感します。
例えば、同じ出来事でも、
自分に余裕がない日は相手の言葉を深読みして落ち込んだりイライラしたり。
逆に余裕がある日は、「○○さん忙しいのかな?」と、自分自身と相手を切り分けて考えることができます。
これからまだ何十年と続くであろう社会人生活。
「自分が安定していること」で仕事との向き合い方も変わる気がしています。
そのため今回は私自身や周りの友達とも話題になりやすい「モチベーション」「転職」「キャリア」について、私なりの考えを書いていこうと思います。
「人それぞれ違う」というと突き放したように感じるかもしれませんが、
こうやって考えてる人もいるんだな〜とお気軽に見てもらえたら嬉しいです。
モチベーションは低くても働ける
私の仕事のモチベーションには波があります。
高い時は活動したり調べたりして良いのですが、
低い時はただただ時間が流れているような感覚がします。
そういう時は「何してたんだ」って、
振り返って漠然と不安になる時があります。
私には、自分自身でも驚くほどモチベーションの高い時期がありました。
「こういうことがしたい!」「〇〇を実現したい」そんな時期があったのです。
さらには「〇〇円の売上や効果をあげているので〇〇円給料をあげてください。」と交渉して、
実際にあげていただいたこともあります。
ただ、海外に行ったり自分の将来のことを考えたりする中で、仕事以外のことにも段々と目が向くようになって。
これは極端過ぎですが、
過去のモチベーション総量100%、
その内90%が仕事、10%がその他だったとします。
今はモチベーション総量90%、
その内10%が仕事、80%がその他という状態です。
仕事に対してのモチベーション0という訳ではありません。
ただ、どちらかと言えば「他の80%をするために仕事を続けたい」という感じで、
1つの手段となっているように思います。
また、モチベーションを100%だとして、
まず総量が100→90%(今の100%)に自分のMAXが変わること、
そして、その内訳が自分の考えや経験で変わりゆくことを感じました。
もちろんいつかまた増えることもあるでしょうし、もっと減るかもしれません。
そんな今の私が辿り着いた考え方があります。
「接する相手には私のモチベーションは関係ない」
だからこそ私は、
モチベーション関係なく仕事ができるように。
自分の気持ちを整えて働きたいです。
職種によりけりだと思います。
私の仕事は相手に関わらず必要な答えを伝えることだと思っています。
もしかしたら仕事自体は、
近い将来AIに変わるようなものかもしれません。
でも、私の考え方や経験は奪われるものではないので、仕事に対するやり方とかモチベーションとかを考えておくのは良いのかなと思っています。
もちろん私は人間なので、
優しくして下されば私も優しくしたい!
イラついていたら私に当たらないで!と思います。
例えば電話で「あのさあ〜」と名乗りもせずに言ってくる方より、
「お世話になっております、〇〇です。〇〇の件でお尋ねしたいんですけど…」と言ってくる方が同じ内容でもこちらの印象が変わります。
態度はまるで違うのに、
求めてる答えは「同じ」場合があります。
つまり、私の回答は変わらないのに、
私の気持ちは上下するのです。
いまは仕事以外にも大切にしたいものが増えて。
仕事に対するモチベーションの割合が少ない時期の私なので、少しのことで心がすり減ることがあります。
そんな時に、「次の方へ私のモチベは相手に関係ない」と考えるのです。
昔は次に出た相手が優しい方だと良かったぁ〜!とは思うのですが、
話し方に悲しさを引きずっていたように感じます。
でも、それだとあまりに親切にしてくださる方へ
悲しみを伝染させている可能性もあります。
だから私のモチベーションに関係なく、
一瞬呼吸して整えたり、あえて、メールで詳細お送りすると会話の方法を変えます。
連続した仕事でない場合は、
少し甘いものを補給して気持ちを落ち着かせます。
口頭だと早いやんって、メール考えるのもしんどいやんって、そう思う時もありました。
ただ、メールだと「同じ文章を書ける」ことに気づいてからは良いなと少し思えるようになりました。
こうやって少しずつ、
まだ道半ばですがモチベーションに頼らず。
自分の嫌だなと感じること、
その時は無理しないことを覚えてきました。
そんな私は今の会社に入社した時、
自分事なのに少し俯瞰して見ているというか…
周りの頑張るぞ!という熱意に、
追いつけない自分がいることに気が付きました。
同期の方がキラキラして見えたのです。
難関資格を狙っていたり、
意欲的に手を挙げて仕事をもらっていたり…
将来を考えて行動しているんだなと。
私はそんな同僚の傍らに隠れて
「率先してやってくれてめっちゃ助かるわ〜」と、
事が運ぶのをじっと待っていました。
アラサーになった今も、
頑張っている方をみると素晴らしいと思います。
なんやかんや言いながら、
資格取ったり先輩になってたり。
それでいて、未だにふわふわと浮いてるような私にも優しくて本当に驚きます。
「いつもありがとう!」「あのとき助かった〜」
なんて、会った際には言ってくれます。
どんなに心が広いんだとありがたい限りです。
昔は同僚たちのように熱意を持てない自分が駄目なんじゃないかって比べて落ち込んでいました。
でも今は、そういう優しい方を傷付けないように。
モチベーションが周りより低くても、
少し前に嫌なことがあっても、
珈琲片手にお菓子を食べたり、
一旦、メールで対応にしてみたり。
自分で気持ちを整えて、区切りをつけて、
私なりの働き方で一生懸命頑張りたいなと思うわけです。
転職は前向きな行動
「転職を考えたことがありますか?」
この質問の答えはYesです。
「転職しましたか?」
この質問の答えはNoです。
私自身、上司との関係に悩んで「なんで続けてるん?」と友達に言われるほど落ち込んでいた時期があります。
仕事のことが頭を過ぎるだけで落ち込む日々。
どんなに楽しいことをしていても仕事のことを思い出すと感情が消えるという時間を過ごしていました。
限界を感じたのは、仕事から帰ってきて家の玄関で子どものように崩れて泣いた時でした。
以前から「今のままで良いのか」「○○ちゃん転職してたなぁ」とか漠然とした不安や焦りはありました。
「真剣に転職を考えないといけない」
限界的な状況になってやっと、私はぼやっと考えるだけでなく具体的な行動を取り始めました。
まず、自分がなにが嫌でこの状況になっているのかを書き出しました。
しんどい・辛いという感情から具体的な出来事まで。
形式は決めず、思ったことを書き出しました。
次に、転職するための計画を立てようと思いました。
しかし、「今の自分が転職活動できるのか?」という壁にすぐにぶち当たりました。
そこで「なぜ今まで転職しなかったんだろう?」ということを考えました。
私の場合は、上司との関係には悩んでいましたが、会社そのものへの不満は少なく、転職への不安もありました。
そこで「今の私がすぐに転職する」ということは難しいと感じました。
ただ、「転職計画」ではなく「いつでも転職計画を立てて実行できるように準備を進めていく」ことに。
そのために取り組んだのは「会社の就業規則を読む」「精神科を受診する」です。
会社の就業規則を読む
休職や退職の規定を中心に色々な規則を将来のことと照らし合わせながら読みました。
何ヶ月の休職が認められているのか、
辞めるタイミングはいつが良いかなど知っておくべきだと思ったからです。
その時の私が特に目に付いた項目は
「資格取得の報奨金制度」でした。
辞める選択をしても転職時に活かせるし、
続ける選択をしても今の仕事に役立つ。
どちらにせよ報奨金も貰えて、将来にも繋がる可能性があるのであれば…と思い勉強をはじめました。
資格を持っていても意味ないと言われることもありますし、私が取得した資格は一般的に簡単と言われるような資格でした。
ただ、将来を考えて勉強したり少しずつ準備ができている感覚がありました。
勉強はするもしないも自由ですが、
また当時のように資格取得が1つの選択肢として出てきた時には、向き合いたいなと思います。
精神科を受診する
私は精神科に行くことを決めました。
結果的に診断書はもらわず休職もしませんでしたが、「病院に行った」という事実が、
自分の限界を認めるきっかけになりました。
また、先生は「職場環境に魅力を感じているなら、受診した経緯を職場に相談してから休職や退職を判断してもいいんじゃないか。」と言ってくださりました。
そうして、「精神科に行くほど限界だったことを職場に伝えても何も変わらなければ、その時は辞めよう」という基準も持つことができました。
ありがたいことに今も同じ職場で働き続けています。
「いつでも転職できる準備を整えておくこと」は、
これからも私を支えてくれると思っています。
転職するためではなく、
働き続ける選択をした時にも役立つと自分自身で感じたからです。
結果として私は転職しませんでした。
でも、転職を真剣に考えて行動したことは、
今の職場で働き続けるための力にもなりました。
キャリアは好きな方向へ
過去の私はキャリアを順当に積み上げていかないといけないものとして捉えていました。
仕事の幅を広げたりマネジメントしたり。
あるいは、昇進したり専門性を身につけたり。
全て必要なことだと思います。
ただ、私は将来を考えていく上で、
結婚するかも、子どもを産むこともあるかも…
そんなことを考えるとキャリアを順当に積み上げていくことがとても難しく感じました。
○○かもしれない。が積み重なって、
「10年後にどうなりたい?」という問いに対して。
「まだ5年後も、なんなら1年後ですら分からないのに分かるわけない」との反抗が頭を過ぎりました。
私なりのバリアなわけです。
そう、仕事以外も楽しみたいしやりたいことが山のようにあるわけです。
キャリアは仕事だけでないなとつくづく思います。
ただ、社会人になったら自然と、
もっと仕事に前向きに向き合えるものだと思っていました。
きっと、人並みに過ごしていれば、
標準的なよく見かけるキャリア通りに進むだろうと考えていたのです。
今思えば、人並みって?という感じですが、
漠然とみんなと同じように生きていけるのだろうと思っていました。
アラサーになったいま、結婚した方、子供がいる方、バリキャリの方、休職・転職中の方。
周りにたくさんの同い年なのに
異なるキャリアを歩む友達や同僚がいます。
私と周りは全く違う人生を歩んでいるのに、
でも、同じ年代や近い経歴等で世間的には一括にまとめられるのです。
年収や結婚、出産など。
人生の答え合わせのような話題になると、
自分の選択が間違っているように感じてしまって。
周りは周りと常に思っている私でも、
やっぱり仲良しの友達とそんな話をして世間の意見を浴びて落ち込むことがあります。
そんな時に「周りは周り」という言葉は無力です。
私は1人では生きていけないタイプだと思うので、
自分よがりでは見捨てられるんじゃないかって。
時々、自分の何かがポキッと折れそうになります。
そんな時に頼りになるのが、
「かわいいおばあちゃんになりたい」という私の将来の夢です。
自分に軸があるからこそ周りにも穏やかで、
自分の好きなものを大切にしながら健康に生きる…
今はまだまだですが、
そんな風に歳を重ねていきたいと思っています。
そんな夢を思い出して、
将来はこんな生活がしたいってのを想像して。
今は年収をあげることより、
お気に入りの服を厳選する整理をした方がよっぽど良いんじゃないか…とか。
有給とって服を片付けてクローゼットを綺麗にして、お気に入りの服を探しにショッピング。
欲しい服が高くても、じゃあボーナスまで頑張ろ!と、仕事に戻ることもできます。
結局は仕事も生活も繋がってて。
漠然と将来の不安に向かう時よりも、
このために私は頑張るんだって決めてる時が私は調子も良いのかなと感じます。
モノじゃなくても、
誰かのためにとか経験のために頑張ろうとか。
そういう目的がある行動が、漠然と働いてる時よりもキャリアとして広がるのかなと。
昔の私は、キャリアとは仕事の中で積み上げていくものだと思っていました。
でも今は、どんな風に歳を重ねたいか。
誰と過ごしたいか、何を大切にしたいかを考えて
そんな生き方全体の延長線上にあるものかなと感じています。
仕事だけ頑張る人生でもなく、仕事を諦める人生でもなく。
自分の好きなものを大切にしながら、長く穏やかに働き続けること。
だから今日も、
かわいいおばあちゃんに向かって過ごしています。
書き切るということ
今回の3つの視点をまとめておきます。
・モチベーションが低くても整えて働いていくことができる
・結果的に転職しなくても、準備として動き出す行動が前向きなこと
・キャリアは選択肢が沢山あって好きな生き方で進んで良い
そしてなにより、
今回ここまで自分で考えてまとめきったこと。
そのことが私にとっては、
自分を客観視して有耶無耶な考えを再確認して。
こういう風に時間をかけて向き合うことが、
仕事における自分の扱い方かもしれないなと感じました。
私自身も初めからこんな長い文章を書こうと思った訳ではなく。
何となく、友達や同僚と毎回同じ話になるなと感じて少しずつ自分に落とし込んでまとめていきました。
無理に人に公開しなくても、
「○○さんとこういう話したなぁ〜。私ならどうだろう?」と考えるだけで良いと思います。
回数を重ねる毎に少しずつ、
自分の考えがまとまってくるのかなと思いますので、気が向いた時には試してみてください。
考え方や未来は各々で孤独を感じる部分はあるけれど、誰かの言葉や行動がきっかけになることはあると思います。
私の考えることが、周りと繋がって、
互いが良い方向に進めたらとても嬉しいです。
もぐ。