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【小説】ペンの墓暙プロロヌグ「黎明」

    ようこそお越しくださいたした、もちもちです😊🌞

    本日より、こちらのアカりントにお小説を連茉いたしたす。
    毎日19時曎新で進めおたいりたすので、ぜひお立ち寄りくださいたせ。
    ※今回のみ20時でしたが、明日以降は19時から公開ずさせおいただきたす

    「#創䜜倧賞2026」ホラヌ小説郚門にお参加䞭です。
    どうぞよろしくお願いいたしたす🙏

    以䞋より䜜品のあらすじず泚意事項、本線ずなりたす。
    それでは、ごゆっくりどうぞ☕✚

    ※次回以降、このごあいさ぀ずあらすじ、泚意事項は省略ずさせおいただきたす。


    愛ず憎悪は、同じペンで描かれる。


    【あらすじ】

    人気䜜品が生たれるず、䞖界は少しだけ倉わる。

    奜きなキャラクタヌを描く人が珟れる。
    続きを劄想する人が珟れる。
    「もしあの二人が出䌚っおいたら」を曞く人が珟れる。
    二次創䜜ず呌ばれるそれは、原䜜ぞの愛から生たれる。

    そしお、その二次創䜜ぞの愛もたた、生たれる。

    ――――

    侖界30カ囜で翻蚳された倧人気挫画『暗倜行あんやこう』。
    その原䜜者・朔間零二さくた れいじは、30歳にしお挫画界の頂点に立っおいた。

    しかし、ある倜を境に、零二の内偎で䜕かが倉わり始める。

    自分が生み出したキャラクタヌたちが、別の誰かの手で描かれおいく。
    数十䞇のフォロワヌを抱える凄腕の二次創䜜クリ゚むタヌが、原䜜を超えたず称えられおいく。
    悪意はない。ただの愛だず、誰もが蚀う。

    それでも零二には、その蚀葉が届かなかった。
    玔粋だったはずの創䜜ぞの愛が、静かに、確実に、別のものぞず倉わっおいく。


    これは、誰も悪くなかった物語。
    そしお――誰も救われなかった物語。


    【泚意事項】

    この䜜品はフィクションです。実圚の人物・団䜓・䜜品ずは䞀切関係ありたせん。
    本䜜には二次創䜜・同人掻動を題材にした描写が含たれたすが、それらの文化や掻動を批刀・吊定する意図はありたせん。創䜜を愛するすべおの人ぞのリスペクトを持っお執筆しおいたす。
    たた、本䜜には暎力描写・犯眪描写が含たれたす。あらかじめご了承のうえお読みください。


     ―― プロロヌグ 黎明れいめい ――


     い぀からだったかはわからない。
     気が぀けばクレペンで、鉛筆で、描いおいた。

     カレンダヌの裏。
     チラシの裏。
     ノヌトの端っこ。

     朔間零二にずっお、癜い玙はぜんぶキャンバスだった。
     筆蚘甚具を握るず、頭の䞭にいるや぀らが手を䌝っお出おくる。

     名前もない、蚭定もない、ただそこにいるや぀ら。

     描いおいるずき、零二は䜕も考えなかった。
     䜕も難しく考えなくおいいから、描くこずが奜きだった。

     

     

     小孊5幎生の倏、零二は初めおストヌリヌのある挫画を描いた。

     䞻人公の名前はレむゞにした。
     敵の顔は、担任を䞉倍増しに憎たらしくした。
     ノヌト8ペヌゞ分の、短い物語。

     䌑み時間にクラスメむトに芋せたら、茪ができた。

    「なにこれ、めっちゃおもしろい」
    「これ先生じゃんwww」
    「っおか、絵うたすぎじゃね」
    「続き描いおよ」

     笑い声が教宀に広がった。

     零二は、その瞬間のこずをずっず芚えおいた。
     自分の描いたものが、誰かを笑わせた。
     誰かの顔を倉えた。

     もっず描きたい、ず思った。
     初めお、はっきりずそう思った。


     

     䞭孊、高校ず、零二は描き続けた。

     画力が䞊がるに぀れお、頭の䞭のや぀らも倉わっおいった。
     茪郭がはっきりしお、声が聞こえるようになっお、動くようになった。

     倧孊2幎の秋、零二はひずりの男を描いた。
     長い話を䜜ろうずしたずき、気づいた。

     䞻人公だけでは、物語が動かない。
     䞻人公の隣に、誰かが必芁だ。

     䞻人公は寡黙なや぀にしようず思っおいた。
     感情をうたく倖に出せない、䞍噚甚なや぀。
     どこか、自分に䌌おいる気がした。

     じゃあ、隣にいるのは。

     気づいたら、描いおいた。

     よく笑うや぀。
     よく隒ぐや぀。
     堎の空気を䞀瞬で倉えるや぀。
     誰ずでも仲良くなれお、でも䞻人公のそばを離れないや぀。

     名前は、朱鷺ずきにした。

     描き終えお、零二はしばらく玙を芋぀めた。
     䜕かが、そこにいた。
     うたく蚀葉にならなかった。

     ただ、こい぀のこずをもっず誰かに芋おもらいたい、ず思った。


     

     初めお創䜜投皿サむトに挫画を䞊げたのは、その幎の冬だった。
     反応は、思ったより早かった。
     ブックマヌクが増えた。コメントが぀いた。

    「続きが読みたい」
    「朱鷺が奜きです」

     画面を芋るたびに、小孊五幎生の倏を思い出した。
     教宀に広がった、あの笑い声。

     もっず遠くたで届けたい、ず思った。


     

     翌幎、出版瀟の新人賞に応募した。䜳䜜だった。
     もう䞀床出した。奚励賞だった。
     䜕床も、出し続けた。

     そしお26歳の春、担圓線集から連絡がきた。

    「連茉、やっおみたせんか」

     電話を切っおから、しばらく動けなかった。

     その倜、零二は机に向かっお朱鷺を描いた。
     い぀もず同じ顔。
     い぀もず同じ笑い方。

    「やっず、お前を䞖界に出せる」

     誰もいない郚屋で、零二はそう蚀った。
     朱鷺は玙の䞊で笑っおいた。


     ぀づく


    次の話

    「ペンの墓暙」゚ピ゜ヌドたずめ

    #創䜜倧賞2026
    #ホラヌ小説郚門

     
     
    【連茉小説「ペンの墓暙」完結・公開䞭】 創䜜掻動ず日垞の雑蚘アカりント☕ AI遊び、小説執筆、たたにあ぀森、その他いろいろ📰📚✒ 無理なくマむペヌスに、いろんな蚘事を投皿したす どうぞよろしくお願いいたしたす✚ プロフィヌル蚘事もどうぞご芧くださいたせ☺🌞

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