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Photo byrin5_pie

失敗したから気づけたこと

    みやっち

    子どもとの対応に大失敗した。
    気づけてなかった。
    夏休み明けの連絡帳の
    保護者の言葉から、
    「失敗」
    が分かった。

    「うちの子は先生のことを嫌っています。」

    夏休み前に学習したプリントを挟んだファイルを
    忘れていたので、門まで持って行き、
    持って帰るように言ったのだが、
    嫌がった。「何で今更。早く言ってよ」
    と思ったに違いない。
    子どもにとっては受け入れられないことだった。

    なのに、すごく嫌がったのに、
    無理やり持ち帰らせた。
    私は、自分の正しさを押し付けた。

    子どもはその不満を家でぶつけた。(と思う)
    そのことを夏休み明けに知ることになる。

    「子どもは先生の言うことを聞くべき」

    私には、そのような信念があった。(無意識だったよ)

    でも、学校を辞めてスピーチ講座で話していて
    そのことに気づいたのだった。

    小さい頃から父の言うことは絶対。
    何を言っても無駄。
    「子どもは黙っとれ!」
    とよく言われた。
    逆らってはいけない。
    逆らえば、容赦なく叱られた。

    子どもは黙って大人に従わなければいけない。
    そんな刷り込みができたのかも。

    だから、子供が反発するのが私には許せなかった。
    だから、私も父と同じように力で押し通した。

    よし!私の言うことを聞いてくれた。
    これでいい。私は正しいことをした。

    そう思っていた。

    これが、後々問題となった。

    そこから保護者からの攻撃が始まった。
    子どもも益々言うことを聞かなくなり手に負えなくなった。

    私は元気がなくなった。
    自信がなくなった。

    そして学校を去った。

    「大失敗」

    ずっとそれを背負っていた。

    でも、
    やっとその呪いから抜け出すことができた。

    あれから4年経っていた。

    私のあの失敗があったからこそ、
    今がある。

    自分の中の思い込みや執着を手放して
    子どもの心と自分の心と向き合っていく。

    魂と魂とで会話したい。

    失敗から今、ようやく立ち上がった。

    きっかけはスピーチ講座。
    自分のことを言葉にしようとしたら気づいた。

    今まで言葉を吞み込んでいたので分からなかった。
    言葉を出していくことで
    失敗が癒されていくような気がしている。

    このnoteに綴ることもその一つかもしれない。

    「失敗」

    が、必要だったんだね。


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