メインコンテンツへスキップ
見出し画像

Precious Story✴唯一無二の存在になるなんて✴②

    Precious Story✴唯一無二の存在になるなんて✴①はこちら↑

    ✴‥✴‥✴

    その日の夜、彼からメールが届いた。

    彼の名前は、ともくん。
    同じく会社員で、ともくんは暦通りの休日。
    私は平日休み、土曜出勤がある勤務だった。

    自己紹介や質問のやり取りを行い、デートに誘われた。
    付き合っている彼氏はいなかったけど、少し前に別れた元彼の存在がまだほんの少し心にあった私。
    でも考えた末に、ともくんとデートをする事にした。

    ✴‥✴‥✴

    デート当日、待ち合わせ場所まで車で迎えに来てくれるとの事。
    初めてのデートで密室になる事への警戒もあったけど、ともくんを信じる事にした。

    ともくんは、車外で立ってて出迎えてくれた。
    大きくてかっこいい車に乗っていて、それがとっても似合っていた。
    駅で見かけていた時、話しかけられた時に着ていたスーツ姿とは違う、おしゃれで清潔感のある服を着ていた。

    ドギマギしながら車内へお邪魔する。
    車内も綺麗に整頓されていた。
    優しそうな印象と相まって、運転の仕方も穏やかで心地良かった。

    デート場所の話になり、当時ちょっとマイブームだったボウリングを提案。
    調子が悪い時は2桁のスコアの時もあるけど、楽しくてよく遊んでたんだ。

    ボウリングといえば賭けでしょうと話が出て、良いスコアだった方が1つご褒美を貰おうという事になったんだよね。

    ともくん、俺が勝ったらキスしてって言ったの。
    そういう事を言うタイプに見えなくて、本当にびっくりしたなぁ。
    でもね、この賭けをしたゲームは私が勝っちゃったんだよね。
    ともくん、残念そうにキスしたくないのかぁって笑ってた。

    ✴‥✴‥✴

    2回目のデートでご飯を食べ終わった後、車の助手席に乗せてもらった。
    でも中々出発しない。

    どうしたのかな?と思っていたら

    『俺と、付き合ってください』

    って、告白をしてくれたね。

    直前まで『告白されるかも』っていう素振りが全くなくて
    すごくびっくりした事を覚えている。

    まだ知り合って間もなくてともくんの事を深くは知らないけれど
    ともくんはきっと軽い気持ちでなく、勇気を出して言ってくれたんじゃないかって思えた。

    少しの間の沈黙。

    私は『ありがとう』の後に
    『お返事をするのに、少し時間を貰っていい?』
    と伝えた。

    ✴‥✴‥✴

    Precious Story✴唯一無二の存在になるなんて✴③はこちら↓





    あなたへのおすすめ