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AIに頼るほど「自分の体がわからなくなる」?381人の研究から考える、データ時代に失ってはいけない「身体を読む力」

    AIやウェアラブルは選手を助ける一方、判断まで任せすぎると身体感覚を使わなくなる可能性があります。最新研究をもとに、AIを捨てずに「自分で感じ、自分で考え、データで確かめる」方法を解説します。


    朝起きて、最初に何を確認しますか。

    「今日は体が軽い」

    「少し脚が重い」

    そう感じる前に、

    スマートウォッチの睡眠スコア。

    HRV。

    回復度。

    AIが提示した「今日は軽めの練習を推奨します」というメッセージ。

    こんな順番になっていないでしょうか。

    AIやウェアラブルが悪いわけではありません。

    むしろ、アスリートのコンディション管理において、非常に有用な道具です。

    問題は、

    「データを見ること」

    ではありません。

    「自分で感じる前に、答えを見てしまうこと」

    なのかもしれません。

    2026年9月21日にFrontiers in Psychologyで受理された興味深い研究が、この問題を取り上げています。

     
     
    笠原彰/作新学院大学教授・とちぎスポーツ医科学センター協力心理相談員・プロメンタルコーチ。アスリート、ビジネス、芸術家などメンタル面でお悩みの方へ最先端のメンタルトレーニングを提供。 kasahara@sakushin-u.ac.jp Tel:028-670-3755

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