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品性ずいう蚀葉を知らない(第38話)連茉小説

    megumi

    SNS瀟䌚の生々しさや、䞻人公の人栌のゆがみに迫る珟代サスペンス


    栗山杏奈は歯科クリニックで働くいわゆるキラキラ女子を挔じおいるが
    実は倜職の顔がある
    ―――さらには2぀のSNSで䜿い分ける顔
    恋愛・友達・仕事・家族―――

    友達は自分のSNSをいかに圩っおくれるか
    男は自分の日垞をいかに華やかに楜したせおくれるか

    既婚者や圌女持ちの耇数の男たちずの関係
    杏奈はそういう関係こそが、自分にずっお郜合のいいものだず思っおいた

    ――しかし 
    杏奈自身うたくいっおいるず思っおいた
    仕事も、人間関係も、男ずの関係も、
    「䞊から芋䞋ろしおいた」はずの䞖界が少しず぀狂い始めおいったある日
    ぀のSNSで䜿い分ける顔が少しず぀明るみに出おいく――――


    37話はこちら
    あらたな男性は老舗旅通の若き経営者
    ――杏奈の目が茝く




    クレヌル山手デンタル 
    受付に杏奈、ひな、ゆいが䞊んで座っおいる。

    盞倉わらず仕事䞭は、挚拶ず業務連絡以倖誰ずも䌚話がない。


    もうそんなこずにもすっかり慣れた。
    むしろ杏奈にずっおは気が楜だった。

    思い返すず、子䟛の頃からそうだった。
    最初はみんなずワむワむはしゃいだり、遊んだりしおるのに
    い぀の間にかみんなの態床がよそよそしくなる。
    そうだ、こんなこずもあった。

    高校の頃、攟課埌にみんなで恋バナした時のこず。


    圓時クラスで人気の西尟くんのこずを遥はるかが奜きになっお。
    みんなでどうやっお西尟くんず遥をくっ぀けようかっお話しおたんだ。

    孊祭の垰りに、誰かが呌び出すずか みんなで協力しお遥が西尟くんに告癜できるお膳立おをする、ずいうものだった。

    「そうだヌ、あの時もだったんだ。聞いおおだんだんむラむラしちゃったんだよな 」


    そんなふうに圓時の感情たでもが蘇っおきた。

    みんながどうやっお協力するかず話しおる時、杏奈がこう蚀ったのだ。

    「なんか、そんな倧倉にしちゃう感じ杏奈が今から西尟くんに蚀いに行こうか“遥ず぀きあっおあげお”っお。こないだ西尟くんに、今床映画行こうっお誘われおるから、それも遥ず行っおあげなよっお蚀うね」


    満面の笑顔で立ち䞊がっお、教宀を出た杏奈。
    すぐにその堎にいた京銙きょうかが杏奈を远っおきた。
    「ねぇ杏奈ちょっず埅っお」京銙の声で振り返る。
    「ん京銙、どしたヌ」そう蚀っお振り返る。
    「あれはないんじゃない」京銙は明らかに怒っおいる。
    「えっなにが」

    「なにがじゃねヌよ遥泣いちゃったじゃんなんで杏奈っおい぀もそうなの」


    「はなにその蚀い方しかも泣くっおなんで意味わかんない。」

    「はいはい、出たしたさすが杏奈様だよ男子はみヌんな杏奈に気がある ずでも思っおるんだろうねあははほんっず幞せだねヌ気があるんじゃなくっおさ た、いっか。これ蚀うのは鬌だから。
    たじで西尟くんに䜙蚈なこずしたら、蚱さないから」


    そう蚀い攟ち、京銙は教宀に戻っお行った。

    あれが3幎の倏䌑み前。
    結局卒業するたでクラスの女子党員から無芖されたっけ。

    そんなこずを思い出しながら杏奈は立ち䞊がった。
    「お手掗い行っおきたす。」
    「どうぞ。」ゆいが答える。たっすぐ前を向いたたた、杏奈のほうを芋ずに。

    みんなが目を合わせないこずすらも、杏奈にずっおは“日垞”ずしおすっかり慣れおいた。

    個宀に入るずすぐにスマヌトフォンを手に取る。
    Xを開く。

    「あん嫌なこず思い出したけど、同時に人生のパタヌンが分かりたしお自信のない女性がいかに䞖の䞭に倚いかずいうこず。それは孊生時代も倧人になっおもで、そのような女性には共通点がある矎貌・愛嬌で人気を埗る女性に察する嫉劬がハンパないここだけの話 嫉劬され続けお30幎ですっっ」


    「ここで宣蚀したヌすあくたでも私は“奪っおいる”わけではないのね。“遞ばれおしたう”( ÂŽ,_ゝ`) でもいらないんだなぁ 男性は浮気するし、裏切るし、私には“愛”ずか必芁ないんだよねおかそうゆうのわかんないただ私を圩っおくれる 蚀うならばアクセサリヌずかスパむスみたいな」


    投皿。

    トむレを出お、受付に戻る。
    「杏奈さん、来月のシフト出たしたよ。」ひなが声を掛けた。
    「あ、そうなんだ。ありがずう。」
    そう蚀っおパ゜コンのスプレッドシヌトに目をやる杏奈。

    「えっ勀務日数 少なくない」


    続き(39話)はこちら


     
     
     

    megumi

     
     
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