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2011年、歴史的円高と、重い腰を上げた「証券口座開設」の記録

    2011年。あの東日本大震災が起きた、激動の一年でした。

    前年の2010年末、私は資産1,000万円の大台を突破し、達成感に包まれていました。
    しかし、当時のポートフォリオは「現金96%」。そんな私に、2011年は過酷な現実を突きつけました。

    震災の影響、そして歴史的な円高。

    1ドル70円台という数字を目の当たりにし、私は「このまま現金だけで持っていて良いのか?」と、強い焦燥感に駆られ、投資を始める決意をした時です。

    私を動かした2冊のバイブル

    投資を始めるにあたり、私はまず本を読みました。
    あふれる情報の中から、私を導いてくれた2冊を紹介したいと思います。

    1. 『30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと』(朝倉智也 著)

    「投資信託って何?」という超初心者だった私に分かりやすく教えてくれた一冊。年金不安の問題からファンドの考え方・選び方まで、様々な知識が得られました。


    2. 『投資信託は、この8本から選びなさい。』(中野晴啓 著)

    数ある投資信託の中から、どのようにして優良なものを選び抜くか。その「基準」を明確にしてくれた一冊です。この本に出会わなければ、私は迷子になっていたはずです。


    この2冊の本から学んだ「長期・積立・分散」という教訓は、その後の私の投資人生における揺るぎない土台となり、現在の投資戦略を支える大きな要因となっています。

    SBI証券口座開設と、最初のポートフォリオ

    本で学んだ知識を実践すべく、私はSBI証券に口座を開設しました。

    評価額が日々動くだけでドキドキ・一喜一憂していたあの日を懐かしく思い出します(いまでもそこまで変わりませんが。。。)。

    迷いに迷って、最初に購入した投資信託は以下の4本です。
    またパーセンテージは2011年末における構成比になります。

    • 先進国株式: SMT グローバル株式インデックス・オープン(30%)

    • 先進国債券: SMT グローバル債券インデックス・オープン(18%)

    • 新興国株式: eMAXIS 新興国株式インデックス(34%)

    • 新興国債券: SMT 新興国債券インデックス・オープン(18%)

    今でこそ『米国株一本』が正義のように語られますが、2011年当時は新興国の成長こそが希望でした。
    教科書通りに分散した当時の私の判断は、あの時代の空気感を映し出す一歩だったと言えます。

    2011年末の着地:資産は1,500万円の大台へ

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    2011年末の推移:歴史的円高(黒線)を横目に、入金力と運用開始で資産1,500万円を突破。
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    2011年末のポートフォリオ。現金一辺倒から脱却し、「投資信託(15.6%)」が初めてポートフォリオに『色』を添えた、記念すべき初陣の布陣。

    合計資産は 1,513万円(前年比 +334万円)。 前年の資産1,000万円突破から、さらに大きく伸ばすことができました。

    構成比をみると、投資信託が全体の 15.6% を占めるようになり、私のポートフォリオに「色」がつき始めました。
    前年解約した定期預金が再度復活して主役となっていますが、明確な変化の兆しが見て取れます。
    定期預金復活についての理由は今となっては定かではありませんが、おそらく投資を始めたことで逆に『守りの資金』の重要性を再認識し、ボーナスなどを手堅く定期に振り向けたのかもしれません。

    15年後の自分から言えること

    あの超円高の時期に、勇気を出して一歩を踏み出した自分を褒めてあげたいと思います。

    本の教えを守り、「難しい個別株ではなくインデックス」という選択をしたことが、その後の着実な資産形成へと繋がったのだと思います。


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    1つ前の2010年の記事です。


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