
2010年、ついに1,000万円突破。入金力だけで壁を越えた「超・現金主義」の到達点。
32歳、社会人9年目。スプレッドシートが刻んだ「大台」へのカウントダウン
2010年、私は32歳になりました。
前年に「あと一歩」まで迫っていた大きな目標。
スプレッドシートで管理していた数字が、ついに4桁(万単位)に届く瞬間を、今か今かと待ち構えていた1年です。
結果として、2010年末の総資産は1,179万円。前年比で+255万円。
運用益に頼ることなく、自身の「入金力」のみで大台を突破した、一つの到達点と言える年でした。
ついに「1,000万円」の大台へ

スプレッドシート上の推移グラフを見ると、2010年の夏頃に資産合計が1,000万円のラインを突き抜けています。
当時のドル円(折れ線グラフ)は1ドル=80円台前半まで突入する歴史的な円高局面。
世界経済は依然として不安定でしたが、当時の私は「給料から一定額を貯め続ける」というシンプルな行動だけで、この壁を越えていきました。
資産構成の謎と、投資口座未保有の悔い

2010年末の構成を見ると、前年まで32.5%を占めていた「定期預金」がわずか4.2%に激減し、その分「普通預金」が91.8%へと膨れ上がっています。
実は今、当時の記録を見返しても、なぜこのタイミングで定期預金を一斉に解約して現金化したのか、その理由は思い出せません。
車などの何か大きな買い物を考えていたのか。自分の記憶力の無さが露呈しています。。。
ただ、これだけの現金を抱えながらも、まだ「証券口座を開く」という行動が取れていなかったという事実に、今の私は悔いを感じています。
現実に目を向ければ、世界は歴史的な円高の真っ只中。
米国株や投資信託を仕込むには、これ以上ない絶好の機会が目の前に転がっていました。
しかし、当時の私は資産の96%を「日本円」という一つの籠に盛り、リスクを避けているつもりで、実は「機会損失」という最大のリスクを冒していました。
32歳の自分へ
「よく貯めた」と褒めてやりたい反面、画面の中の1ドル80円という数字を前にしてなお、動けずにいる自分を強く揺さぶりたい。
前述の通り、この時の私はまだ、資産の96%を「日本円」という一つの籠に盛り、リスクを避けているつもりで、実は「機会損失」という最大のリスクを冒していました。この「無知ゆえの現金偏重」こそが、今の私に「二度とチャンスを逃さない」という強い執念を植え付けることになります。
1,000万円という「守り」を手に入れた32歳の私。しかし、この翌年、世界を揺るがす未曾有の事態と、歴史的な「1ドル75円」という極限の円高が訪れます。
その荒波の中で、ついに私は重い腰を上げ、一通の書類を書き上げることになります。
18年間続く資産形成・資産推移において、大きな転換点となる「証券口座の開設」。 ついに「市場」へと足を踏み出します。
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1つ前の2009年の記事です。