メインコンテンツへスキップ
見出し画像

恋愛小説「想い出つづる」アニメ絵付き (5話)



    (お人形さん)

    翔太は、カフェで可愛い女の子と向かい合
    って座っていました。

    二人の横には、それぞれの男友達、女友達
    が座っていました。

    『翔太、凄い可愛い女の子と一緒だね』と、
    ユヅキが思わず口に出してしまうほどの
    可愛い女の子が翔太の向かいに座っていま
    した。

    画像

    翔太の横の男の子が、その場を盛り上げよ
    うとしていましたが、その努力も虚しく終
    わってしまいました。

    カフェを後に、その女の子たちは去って行
    ってしまいました。

    その去って行く後ろ姿を、複雑な心境で
    翔太は見送っていました。

    翔太の男友達が、「せっかく麻衣ちゃん達
    に声かけてお茶に誘ったのに、翔太全然話
    さないし」と、翔太をなじりました。

    「勇人と違って、俺、女の子に慣れてない
    し」と、翔太が言い返しました。

    『またまた、翔太の「片思いシンドローム」
    が出ちゃったの?』と、ユヅキはあきれ返
    っていました。

    なんとなく予想が付きましたが、ユヅキは
    翔太の麻衣ちゃんとの出会いの記憶を見る
    ことにしました。




    一浪した後、僕は専門学校に通うことにな
    りました。

    その専門学校は、男子校から来た僕にとっ
    ては、ハーレムのような世界でした。 

    なんといっても全校生徒の8割が女性だっ
    たからです。

    なのに、おくての僕は、彼女が出来ないま
    ま二年生になっていました。

    二年生になり、クラスメートも大半が入れ
    替わりました。

    その新しくなったクラスの女子の中に、と
    てつもなく可愛い女の子がいることに僕は
    気づきました。

    画像

    それが、麻衣ちゃんでした。一浪してた僕
    にとって、麻衣ちゃんは一歳年下の子にな
    りました。

    その出会った日から僕は、寝ても覚めても
    麻衣ちゃんのことが頭から離れなくなって
    しまいました。

    麻衣ちゃんに「スキ」と告白出来ないのに、
    僕は、親友の勇人には麻衣ちゃんのことが
    「スキ」だと言い続けていました。

    そんな僕に、学校帰りのある日チャンスが
    突然やって来ました。

    勇人と二人で学校を出た所で、目の前に
    麻衣ちゃんが友達と歩いていました。

    麻衣ちゃんに気付いた勇人は、「お茶に誘
    ってみよか?」と、言うなり二人の方へ走
    って行ってしまいました。

    勇人が、二人と交渉していると麻衣ちゃん
    が、僕の方をチラッと振り返って見ました。

    麻衣ちゃんと、面と向かって話したことが
    なかった僕は、その視線を浴びただけで
    タジタジになってしまいました。

    勇人が、二人をお茶に誘うことに成功し僕
    たちは近くのカフェに行くことになりまし
    た。

    『それで、ここでお茶をしていたってこと』
    と、ユヅキは、翔太の麻衣ちゃんとの出会い
    の記憶を見て悟りました。

    記憶を見て悟ったユヅキは、翔太と勇人の側
    に立ってつぶやきました。

    『翔太は、また難しい女の子を「スキ」にな
    ったみたいね』

    『麻衣ちゃん、確かに可愛い顔しているのに
    男の影がないのが気になるわ』

    『もしかしたら、「アイドル症候群?」ちや
    ほやされる快感とされなくなる恐怖が彼女の
    心を支配しているのでは』

    『だとしたら、麻衣ちゃんは一人の男になび
    こうとはしないもんだよ』

    画像

    『翔太と麻衣ちゃんの結果は見えたようね』

    『麻衣ちゃんの次はどんな女の子を翔太は
    「スキ」になったの?』


    恋愛小説「想い出つづる」アニメ絵付き(6話)へつづく



     
     
    人生の意味、目的、価値、そしてどのように生きるべきかを、歴史小説を通して学んだ私なりの考えを記述して行きます。生き方に迷った時や、人間としてどうあるべきかを思い悩んだ時の指針となる「生きるための知恵」が伝わればと思っております。

    あなたへのおすすめ