
偏食の息子と私の、1年間にわたる「給食作戦会議」。
「今日、給食食べれたよー!」
嬉しそうに報告してくれる長男。
年少クラスから入園した幼稚園も、来月で1年。
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振り返ると、本当に偏食だった。
「いつも何食べてるの?」って、子連れで集まるたびに心配されるくらい。
ミルクはよく飲む子で、赤ちゃんの頃は特に困らなかった。
問題は、離乳食を始めた生後6ヶ月から。
ペーストは全部出す。
お茶も水も、口に入れるけど出す。
そのうち、スプーンを見ただけで発狂。
周りの子たちは、どんどん食べられるものが増えていくのに。
なんでうちだけ、って思ってた。
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ベタっとした食感が嫌だったのか、固形に近づくと少しずつ食べるようにはなった。
それでも偏りはすごくて、
1歳の頃は、
だいこん、にんじん、かぼちゃ、おにぎり。
ほぼローテーション。
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10ヶ月から通い始めた小規模保育園。
先生たちは息子の苦手をすぐに把握してくれて、ほぼマンツーマンみたいな安心感だった。
給食も、
嫌いなものは食べない。
好きなものは食べる。
無理せず過ごしていた。
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そんな中で、初めて食べた”お肉”。
まさかの、ローソンのからあげくん(チーズ味)。
私の大好物で、5個全部食べる気だったのに。
食べるのが嬉しくて、欲しいだけあげた。
結果、私の取り分は2個。
で、次に買ったら食べない。
なんで。
レッドにすればよかった。
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そこから幼稚園へ。
環境は一気に変わって、マンモス園。
給食の時間、息子の机に苦手なおかずが置かれた瞬間
泣いたらしい。
先生も驚いた様子で、その日のことを教えてくれた。
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私は先生に伝えた。
小規模保育園で手厚く見てもらっていたこと。
だからこそ、少しずつ挑戦できたら嬉しいこと。
そして息子には、
「食べられないのはいい。でも、泣くだけじゃ伝わらないよ」
「ちゃんと先生に言えるようになろうね」
と話した。
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それから始めた、ちょっとした習慣。
夜ごはんのときに、翌日の給食メニューを一緒にチェックすること。
「これは食べられそう?」
「これは無理そう?」
「これは頑張れそうじゃない?」
2人で作戦会議。
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お迎えに行くと、息子が教えてくれる。
「これ食べれた!」
「これは残した!」
「ちゃんと先生に言えたよ!」
少しずつ、でも確実に変わっていった。
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気づけば、
ブロッコリー、きゅうり、チーズ、ほうれん草、お魚。
家では絶対に食べなかったものまで、どんどん食べられるようになっていた。
そして「全部食べれた!」の日が増えていった。
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そんな中で、最近いちばん驚いた出来事。
年長さんのリクエスト給食。
オムライス、チーズバーガー、カレーライス。
どう考えても子どもが大好きなメニュー。
なのに、うちの息子。
オムライスもチーズバーガーも嫌い。
まさかの、王道を拒否。
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前日、いつものように作戦会議。
「明日オムライスだよ」と言うと、涙目。
チーズバーガーの日も、ぐずぐず。
「一口だけでも食べてみたら?」と言っても、首を振る。
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少し迷って、
「お弁当にする?」と聞いた。
そしたら息子、
少し考えて、
「……がんばる」
って言った。
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そしてお迎え。
「どうだった?」って聞いたら、
「おいしかった!」
って、満面の笑み。
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またひとつ、
食べられるものが増えた日。
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そういえば、これも驚いたこと。
息子、アイスもかき氷も食べられなかった。
あんなに子どもが好きそうなものなのに。
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でも、夏。
みんなでかき氷を食べた日。
ちゃんと食べられたらしい。
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そして昨日は、
年少さん最後のアイスパーティー。
手作りのアイスだったみたいで、
「これね、こうやって作ったんだよ!」って
楽しそうに話してくれた。
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食べられたことも嬉しいけど、
“楽しかった”って話してくれるのが、もっと嬉しかった。
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お芋掘りでとってきたじゃがいもも、
「早く食べたい!」って言ってくれた日があった。
前だったら、たぶん食べなかったと思う。
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そして今日。
「給食食べれたよー!」って。
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たぶん、誰かにとっては普通のこと。
でも、うちにとっては、
ここまでの全部がつながってる。
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今日は修了式。
年少さん、よくがんばりました。
noteでは、他にも長男の療育、3人の育児の日常や増築を決めたキッカケなどを書いてます。
よければ、他ものぞいてみてください🙏
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