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Photo byyakkuru1019

7ヶ月の末っ子兄へ初めての反撃。



    我が家のアイドル、末っ子いとちゃん。
    いつもニコニコ、最高のファンサと癒しをくれる存在である。


    誰もいとちゃんを傷つけることはできない。

    そう、次男以外は。

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    次男は、とにかく末っ子を触りたがる。
    生物的本能なのか、ただ触ってみたいだけなのかは分からない。

    優しく頭をなでなでしていることもある。

    その時の姿は、優しいお兄ちゃんと可愛い妹との仲睦まじい姿そのものだ。

    この瞬間を写真に残したい!すぐにスマホを構える。
    もちろん、あとで誰かに見せて「可愛い!仲良し!」と言われる未来を期待している。

    親のささやかな承認欲求である。

    しかし、シャッターを押そうとしたその瞬間。

    次男の攻撃が始まる。

    髪を引っ張る。ほっぺを引っ掻こうとする。

    一言で言うと、やばい。

    いや、本当にやばい。

    写真どころではなくなり、私はギャン泣きの末っ子を救出する。
    だって、いとちゃんはアイドルなのだ。
    推しを守るのはファンとして当然の行動である。

    すると今度は次男が泣く。

    「推し変したの?!」と言わんばかりの勢いである。

    いやいや、あなたも十分可愛いのよ。
    そう思うが、1歳9ヶ月にその理屈は通じない。

    そんな次男に振り回されながら、抱っこするとすぐ泣き止む7ヶ月の赤子に癒される日々を送っていた。

    そしてある日、その瞬間は突然やってきた。

    また次男の攻撃が始まる。

    しかし、もうこっちも慣れたものだ。
    38年生きてきた母の経験をなめてもらっては困る。

    末っ子が泣く前に。次男が攻撃する前に。

    そう思い、私は腰を上げた。

    ……重たい。産後さらに重くなった腰を、よっこらしょと持ち上げたその時。

    末っ子が次男の髪をー

    がしっ!!!

    そう、初めての反撃である。

    小さな手で髪を掴み、絶対に離さないという強い意志が伝わってくる。しかも無表情である。

    その姿を見て、私は思った。

    「そっちが狂ってるなら、こっちも狂うしかねぇんだよ」

    どこかの映画の主人公のような覚悟を、末っ子から感じた。

    やばい。

    38年生きてきても、この光景は初めてである。そして老化のせいか、体も瞬時に動かない。

    「次男、痛がってる?!」

    そう思い確認すると——

    次男、固まっている。

    初めての反撃に動揺したのか、掴まれた部分の髪を触り完全フリーズ。


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    え?仕返ししないの?

    驚きを隠しつつ、とりあえず母らしく声をかけてみる。

    「いとちゃん、あおちゃん痛い痛いなっちゃうから髪の毛掴むのはダメだよ〜」

    そう優しく言って二人を離す。

    そのあと末っ子はというと、

    「あたち、なにもしてないよ?」

    と言わんばかりのニコニコ笑顔。

    一方、次男はしばらく放心状態。

    我が家の兄妹関係は、どうやら新しいステージに突入したらしい。


    他にもカオスな3人育児の日常を書いているので、よければのぞいてみてください。


    お風呂って戦場ですよね。

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    4歳・1歳・0歳の3人育児に奮闘中。 長男の療育、騒がしい日常、築6年の「増築ログ」を書いています。 ビールが好き。 でも今は、子どもに隠れてリンゴを盗み食いする毎日。 1日の終わりの一杯を糧に、笑いながら進んでいます。

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