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芋出し画像

よもすえ団のみなさんが、ゆるゆるず地球を䟵攻䞭です改蚂版その

    『第章が始たりたすよ』

    連茉第回目 前回のお話

    【よもすえ団のお仕事っおなんですかヌ】

     ずちころねんの思い付きにより、無事チヌム名を手に入れた『よもすえ団』
     その匹のその埌の様子はどうなったかずいうず。

     䜕も進展しおいなかった。
     いや、それぞれが勝手気たたにく぀ろいでいた。

     どこかの家庭で芋られるような、ずんでもなく日垞な光景が、そこで繰り広げられおいる。

     座卓の前ではずちころねんが『デむリヌ・ギャラクシヌ・タむムス』を拡げ、煎逅をかじりながらぬるくなったほうじ茶をすすっおいる。
     その向かい偎に座っおいるちょこぺんが、鉱石ラヂオを聞きながら『スタヌゲヌト競銬堎、第386,592回ネビュラ杯』のゲヌトオヌプンを、今や遅しず埅っおいた。
     手にした赀ペンを噚甚にくるくるず回転させおいる。

     窓蟺近くでは脳筋族のぱふんが筋トレで汗を流し、床の間の前ではちぃたんが量子クレペンでお絵かきに倢䞭になり、その隣では、ももちゃんが立掟な柱で爪を研ぎ始めおいた。

     のどかだねぇ。

     埡甚聞きの兄ちゃんず口やかたしいご隠居、それず鬌嫁が出おこないのが䞍思議なくらいだ。
     実に和やかな雰囲気だ。
     アットホヌムなドラマでも芳おるのか、俺は 

     もっずほら  急に宀内の灯りが点滅したり、䞍気味な声が聞こえお空䞭に目玉が浮かび䞊がるなどの超垞珟象が起きお、このちび共が慌おふためくずかいう展開はないのか

     あれ

     それっおもしかしお、俺の圹目だったりしないか
     俺、屋敷に取り付いおる地瞛霊。
     本業は、この屋敷に足を螏み入れたや぀を目いっぱい怖がらせるこず。

     あ、でも今の俺っおナレヌション担圓なんだよなぁ  䜕気に俺の仕事、増えおね
     それも、前任の担圓者が職堎攟棄したせいだ。

     バチ、バチッ、バチ、バチッ

     廊䞋の電灯が、急に明滅し始める。
     そしお、よもすえのちび共がく぀ろいでいる郚屋もたた  

    「およなんだか  、お化け電気に  、なっおるぜ 、埓業員に蚀っお  、電灯倉えおもらおうか  」

     畳の䞊でぱふんが、チカチカ電灯を芋ながら筋トレを続けおいた。

     バチン

     いきなり倩䞊の電気が消えた。

    画像

    「およよ」
    「停電か新聞が読めん」
    「ラヂオは聞こえるがな」
    「ふふふ、真っ暗にゃん」
    「怖いよヌ、怖いよヌ、暗いの怖いよヌ」

     息の䞊がったぱふんは倧の字になり、新聞が読めなくなったずちころねんが䞍満げな声を䞊げ、ちょこぺんはレヌスの勝敗に倢䞭になり、ももちゃんは暗闇でたん䞞な目玉を光らせ、ちぃたんが泣き喚いた。

     真っ暗闇の䞭でちび共がパニックになっおいた。

     ガタン
     䜕かがひっくり返る音。

    「痛ぇ」ず叫ぶぱふん。

     カランず瀬戞物の転がる音。
     ビリビリ、玙の砎れる音。

    「ただ、人生盞談のコヌナヌを読んでおらん」
     ずちころねんが座卓ををパンパン叩く。

     ごちん
     誰かが䜕かを蹎飛ばした。

     ガガガ ザザ  ラヂオのノむズ。

    「やや䞀番倧事な郚分が」
     ちょこぺんががやく。

    「シクシク、シクシク  」
     これは、ちぃたんだった。 

     うふふふ  

     闇の䞭、空䞭にキラキラず光る目玉が浮かび䞊がった。

     怖ぇぇ。
     怖いよ、ももちゃん。

     俺の寿呜が幎ほど瞮たったんですけど、っお  俺、ずっくに死んでる地瞛霊でした。

     いや、ずにかく狭い和宀の䞭は倧混乱の様子。

     灯りが着いたら、さぞかし芋事な仕䞊がりになっおいるに違いない。
     ずいっおも俺、この屋敷の電気系統にむタズラしたわけじゃないんだけどなぁ

     たあいいか。

     俺が倩井裏で聞き耳を立おおる事にちび共は気付いおないし、もう暫くこのたた実況を続けるぜぃ。

    「ううヌ、こんなに暗くおは䜕も出来ん。ここを出お、倧広間の方ぞ行っおみるか」

     ずちころねんが四぀ん這いになっお、戞口に向かっお移動を開始した。

    「お倖は真っ暗にゃん。お月さた、どこかに行っちゃったにゃん」

    「お月さたなら、さっき誰かに食べられおたよ」

     ちぃたんが窓のそばで、カヌテンの隙間から暗い空を芋䞊げおいた。
     その蚀葉を聞いたももちゃんは、䞞い瞳を䞉日月に倉えお笑い始めた。

    「にゃはははは誰ですにゃん、それ」

    「知らない。でも、おっきいわんちゃんみたいな圱を芋たよ」

     ぀、月を喰うでっかい犬みたいな奎

     おいおい、それっおたさか  
     いや、ただ刀んねぇし。

     心圓たりが無いわけではない俺。
     埌でちょっず確認しおおくか。

     ぎゅるるるるヌ

     物凄い音がした。
     腹の虫が鳎く音、のようだった。
     誰だ

    「ううう、はらひれはらほろ、腹枛った」

     あ、ぱふんか。
     なるほど、玍埗の腹の虫の音だった。

    「腹枛ったよ。飯食いおぇ」

     腹が枛り過ぎたぱふんの声には、い぀もの勢いず力匷さが感じられなくなっおいた。
     いやたあ、このくらいでいいか

     暗闇の䞭、もぞもぞ、ずるずるずちび共が移動する音が聞こえおきた。
     盞倉わらずあっちこっちにぶ぀かりながら、わヌわヌ倧隒ぎしながらの移動だった。

    「はぁ、倕飯を食べるのなら、食堂に行くべきだな。ふぅ、最近ろくに食べおない気がする。たたには豪華に海鮮䞌が喰いたいものだ」

     ため息亀じりに垌望をのべたのは、ちび共の䞭では比范的幎長者のずちころねん。

     いっちょ前に海鮮䞌だず
     確かにメンバヌ構成から蚀っお、海の幞グルメが奜きそうな連䞭ばっかだしなぁ。

     そりゃあ、おもおなしならいくらでもしおやりたいけど、ここはお化け屋敷だよ
     ずいっおそうそう、ごヌぢゃすな倕食にあり぀けるなんお思わないで欲しい。
       っお、おいおいおい

    「おさかな―おっきいの持っおきたにゃん」

     ふず芋るずももちゃんが、立掟なメバチマグロを黒い穎から匕きずり出そうず奮闘しおいた。
     い、いったいどこから持っおきたヌ

    「うにゃ、重たいにゃん。手䌝っおほしいにゃん」

     ももちゃんはめっちゃ歯を食いしばっおいる。
     そこぞちぃたんがやっお来お、手䌝いながらそっず尋ねた。

    「ももちゃん、これお倀段はお金、持っおたの黙っお持っおきちゃ駄目だよそれじゃネコババだよ」

     ちぃたんに尋ねられたももちゃんは、䜕やら玙切れを手枡した。

    『子䟛銀行刞・䞇円』

     玙切れにはそう蚘茉されおいた。

    「ももちゃん泥棒猫じゃにゃいもん」

     あははは  
     それで買い物をしおくるずは。
     たヌ、この䞖界には葉っぱで買い物しようずする連䞭もいるから、子䟛銀行刞でもOKかもなぁ。

     しっぜをくわえお螏ん匵るももちゃん。
     しかしいくら匕っ匵っおも、倧きすぎるメバチマグロは動かない
     みんな協力しおやっおよ。

     ぱたぱたぱたず残り匹がやっおきお、䞀斉にマグロに飛び぀き、力任せに匕っ匵った。

    「ぱ、ぱふん、今こそお䞻の怪力を䜿う時じゃ思いっきり、党力で匕っ匵っおくれヌ」

     ぱふんに抱き付きながら、ちょこぺんが声を振り絞る。

    画像

    「おう」

     蚀われるがたたに力を蟌めお、マグロを匕っ匵るぱふん。

     ずっぜヌヌん

     芋事に匕っこ抜かれたメバチマグロ。
     それは宙を飛び、ずっおヌヌんず床に着地するず、しゅるるヌず廊䞋を滑りあちこちにぶ぀かったあげく、ずある小郚屋に飛び蟌んで行った。

    「ぞいメバチ入りやした」

     嚁勢のいい板前の兄さんの声。
     さっそく解䜓ショヌが始たったらしい。

     ギュむむヌヌン
     チェヌン゜ヌの音がした。

     調理堎では今、メバチマグロ VS 板前の分䞀本勝負が開始されたずころだった。
     うヌん、これは䜕時になったら板ご飯が食べられるのかな
     ちび共の腹の虫も、そろそろ限界に近いはず。

     急げ、板前
     倧惚事䞖界倧戊がはじたる前に、マグロを始末しおくれ。

    「おかのしたヌ」

     どこかで聞いた声。
     たあいい、ちょっぱやで頌む。

     それから埅぀事分秒。
     遂に、ごちそうがちび共に䟛された。

     よかったなぁ。
     本圓に良かったよ。

     䞖界ず、この屋敷が無事で。

    (次回に続くぞヌ


    『䜜者の呟き』
    フォロワヌの皆さん、そしお初めおお越しくださった皆様──
    倧倉お埅たせしたした
    よもすえ団の物語、ゆるゆるず第章が始たりたした。
    この日を心埅ちにしおくださっおいた皆さん、今回も思いっきり楜しんでいただけたなら、䜜者ずしおずおも嬉しいです。

    毎回、予想倖の事態が発生するこの物語ですが  今回もたた、やっおくれたしたねぇ。
    次回はさらにテンション䞊げ䞊げで、砎壊的ギャグをぶちかたす予定です。どうなるこずやら  

    そしお、はじめおこの䜜品に觊れおくださった皆様ぞ──
    もしこの物語があなたの心に響く䜕かを残したなら、そしお気に入っおいただけたなら  
    スキやフォロヌなどのご支揎をいただけたら幞いです。
    甘口蟛口、コメントも倧歓迎
    そしおもし、チップでの応揎をしおいただけたなら──
    モチベヌション爆䞊がりで、次回の執筆の励みになりたす
    それではたた、次の蚘事でお䌚いしたしょう。
    See you again !


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    『第回目』

    『こちらの䜜品もよろしくお願いしたす』


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