
🦖【発達凸凹】しりとりが「知能戦」に変わる日。小学生男子の「か」攻めに、母の語彙力が底をついた話
「ねえ、しりとりしよう!」
夕飯のあと。 キラキラした瞳でそう言われて、私は完全に油断していました。
この平和な遊びが、 “か”という音に支配された心理戦になるなんて。
🚗 逃げ場のない「カ行」しりとり地獄
最初は、のどかなスタートでした。
「りんご」 「ごりら」 「らっぱ」
親子のほほえましい時間。 ところが、私が元気よく 「……パンダ!」 と返した瞬間。
息子、ニヤリ。
「だんぷかー!」
出ました。 重量級。
かわいい動物ゾーンから一気に、働く車ワールドへ突入です。
ここから、小学生男子のスイッチが入ります。
母:「じゃあ、カラス」
爆凸:「すいか!」
母:「……カメ」
爆凸:「めだか!」
・・・・・。
お気づきでしょうか。 逃げても逃げても、 絶妙な角度で
“か”
が戻ってくるのです。
私が「カ」から始まる言葉をひねり出すと、 息子は間髪入れずに「か」で終わる単語を投げ返してくる。
まるで、母の語彙力を試すかのように張り巡らされた、見えない包囲網。
たまに「か」以外の出口が見つかり、 (よし、連鎖から逃れた…!) と胸をなでおろした瞬間。
すかさず飛んでくるのは、マニアックな車シリーズ。
「クラシックカー!」 「キッチンカー!」 「オープンカー!」
……語彙力どうなってるの?
いつの間にそんな単語覚えたの!?
もはやこれは、しりとりではありません。
小学生男子による高度な知能戦です。
🔥 脳内辞書の「カ行」が燃えている
「か……か……」
脳内の辞書を必死にめくる私。 カメラ。 カレンダー。 カマキリ。 もう総動員です。
私の脳内では、摩擦熱でカ行のページだけが燃えていました。
(もう無理……脳みそを休ませて~~~!)
▼脳が沸騰しそうな時は、こちらの記事で5分休憩を。
そして、限界を迎えた私にトドメの一撃。
「えー? ママもうないの?」
余裕のドヤ顔。 ……くーーっ。
💡 小学生の語彙力と戦略思考の成長
悔しい。 でも。
ふと思うんです。 かつては「パトカー」くらいしか言えなかった子が、今は相手の出方を読んで、特定の音で追い込む“戦略”を立てている。
あれは偶然じゃない。 ちゃんと考えてる。 ちゃんと成長してる。
布団に入ってスヤスヤ眠る寝顔を見ながら、 「まあ、あんなに楽しそうだったし、いっか」
……あ。 “いっか”にも、また「か」がいる。
思わず苦笑い。
明日からは、 語尾が「か」にならない単語をこっそり検索しておこう。
月明かりの下で、 静かにリベンジを誓った母なのでした。

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