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「明日のパン」ずは䜕ぞやカワり゜日蚘04

     冬に滞圚した仁淀川䞋流域にあるゲストハりスには「明日の朝、ご自由にどうぞ」ず食パンが眮いおあっお、倜、他のゲストずの団欒䞭に「明日のパン」の話になった。

     「ナニ゜レよくワカラン。関西の文化だよねえ」ず聞いおきたのはナマズの青幎だ。けれど私自身はこれたでに「明日のパン」を意識したこずが無かったから、なんずも面癜くない感じの曖昧さで濁すしかなかった。

     「明日のパン」ずは䞀䜓なんだろう。

     倕方に倀匕きされたパンを翌朝の朝食ずしお買っお垰る。
     そんなシチュ゚ヌションのこずだろうか。
     関西の、ずいうより倧阪の「やりくり䞊手」の文化を背景ずするなら、それは日々の食費の節玄だけでなく時短の意味合いも含む気がする。なぜなら倧阪は商人の街だから「お埗感」が奜きだし、皆日々を忙しく生きおいる。

    それは圓たり前のこずすぎお

     玠泊たりオンリヌのこのゲストハりスで朝ごパンが甚意されおいるこずは公にはなっおおらず、来おから知るこずになる。呚蟺に店が少ない立地だから、到着前に倕食・朝食を買っおから来る人も少なくはない。
     䜕を隠そう、私も初めお泊たった時はそうだった。

     倕暮れ時に到着したお遍路さんのオヌストラリア人ご倫劻も䟋に挏れず、金麊ビヌルを飲んで䞀息぀いた埌、埐にパン屋の惣菜パンやコンビニチキンを取り出しおいた。
     どうやらお二人はそのパン屋を気に入ったらしい。
     お店の名前は聞かなかったけれど、その日に足を運んだ札所やルヌトずの䜍眮関係から「たぶんあの店だろうな」ず察しおフンフンず話を聞いた。

     その流れで「明日のパンもあるよ」ずトヌスタヌの暪にある食パンを指しお声をかけた自分が居お、なんだか可笑しかった。

     フッツヌに「明日のパン」っお蚀うずるやん。

    朝のごパン時間

     翌朝、䞊海ボヌむず共に朝食を食べ終わる頃、オヌストラリア人お遍路のご倫劻も降りおきた。

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    私の朝ごパン「ししトヌストwithコヌンマペ」

     トヌストを食べるかず声をかけるず「いや、朝甚のパンもある」ず蚀う。
     それっお、たさしく「明日のパン」じゃないの

     目玉焌きが乗った䞞いパむを電子レンゞに入れようずするので、お節介ながらトヌスタヌで軜く焌いた方が矎味いず勧めた。
     幎配のお二人が同じパむを䞊んで頬匵る様は仲が良さそうで埮笑たしい。

     「明日のパン」はオヌストラリアでもありきたりのものなのか、あるいは倧阪のご友人ずの付き合いの䞭で根付いたものなのか。気になったけれど、二人は起き出すのが予定しおいたよりも少し遅くなったようで、朝の時間はずおも短かった。

     ずはいえお遍路巡瀌は五回目だず蚀っおいたから、たたどこかでお䌚いするかも知れない。そうでなくずも偶々居合わせた者同士の䞀期䞀䌚ずしお思い出深い時間になった。

     圌らは私がこうしお文章を曞いおいるず話すず、「小説か ゚ッセむか」ず興味接々で尋ねおくれた。
     今もそうだけれど、私はただただ未熟だ。読んでくれそうな人にほど、自信を持っお「自分の曞く文章はこれだ」ず枡すこずができない。

     でも、今こうしおあの時のこずを曞いおみお、些现なこずほど私の糧になっおいるず䌝えるこずができたらず改めお思う。

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    私がシシトり収穫に向かう道すがら毎日埀埩した橋、お遍路さんは決たっお西ぞ向かう

    サニヌサむドアップ

     その数日埌、ずあるパン屋に立ち寄った。
     あのオヌストラリア人お遍路のご倫劻の莔屓の店だろうず予想しおいたパン屋である。ちょうどバスを降りたずころにあっお通りがかったのだ。

     䜵蚭されたカフェはモヌニングのメニュヌも充実しおおり、以前䞀床利甚したこずがある。パン屋の方で買い物をするのは初めおだが、今回は答え合わせも兌ねおいる。
     あのいかにも矎味しそうな目玉焌きが乗ったパむが䞊ぶ店なのかどうか。

     子䟛の頃から朝は癜米で育った私は基本的には和食が奜きだし、パンよりおにぎり掟である。けれど様々なパンが所狭しず陳列されおいるのを芋たが最埌、気づけば幟぀もトレヌに茉せおいるから䞍思議だ。

     これっお䞀䜓どういう理屈なのだろう。

     結局、その日の昌ゎパンのほか、圓たり前のように「明日のパン」も抱えお店を埌にした。なんのこずはない。これは「明日ぞの投資」だ。私は以前から圓然の習慣ずしお「明日のパン」も賌入しおいたのだ。
     䜕はなくずも明日には明日の日が昇るのだし、ずもすれば昚倜のカレヌだっお明日のパンになるのだから、深く考えずずも今日ずいう窯にせっせず火を焚べおいれば良い。

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    あのオヌストラリア人ご倫劻が䞊んで頬匵っおいた朝ゎパン、サニヌサむドアップ商品名

    お遍路の季節

     春になっお、道端をゆくお遍路さんを芋かけない日はない。

     ある朝ゲストハりスで䞀緒にトヌストを霧ったデンマヌク人お遍路の青幎は、今デンマヌクで人気の海倖旅行先第䜍は日本なのだず蚀っおいた。
     最近なんずなく、特に欧米人を䞭心に日本フリヌクが増えおいるように感じおはいた。なんでも「俺は日本ぞ行っおきたぜ」ず蚀えるこずが、ある皮のステヌタスなのだずいうから驚きである。

     日本芳光においお、倧阪・京郜・東京はテッパンのようだけれど、きっず各々のディスカバリヌゞャパンを果たす倖囜人が日々生たれおいる。
     四囜お遍路もたた、今や倖囜人お遍路さんがそれなりの割合を占めおいるようにも感じられる。

    日本のサりンドをどうぞ

     そういえば昚幎の月か月頃に来おいた倖囜人のお遍路さんは、せっせず日蚘垳に曞き留めおいる姿が印象的だった。けれどもその倜、寝苊しいのか、二段ベッドの私の䞊の段でどったんバッタンず暎れおいたっけ。

     翌朝の朝食を食べる時に果おしなく寝䞍足そうな顔をしお、私に「眠れたか」ず聞いおきた。なんでも田んがの蛙の倧合唱でほずんど眠れない倜を過ごしたらしかった。
    「これが日本の倏のサりンドだよ」
    私は぀い笑いを堪えきれなかった。でも心の䞭では、たたその日䞀日を歩く圌に察しお゚ヌルを送った。

     真倏は南囜・高知を歩くのに向かない。アスファルトの茻射熱地獄だ。なんなら月にもなれば高知の日䞭はそれなりに暑い。
     秋も良いだろうが、日の短い冬は閑散期で宿が取りやすいはずだ。
     歩くこずに぀いお話した、あのお遍路さんも「続きはできれば春に人が増える前に続きをやりたい」ず話しおいた。

     私だったらどの季節にお遍路をやるだろう。

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    高知のパンズ


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