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青い蝶の行方 そしお、私は...

    本線


    「䜕故、こんなずころに 」

     しばらく芳察を続けた埌に他にも䜕かないかを調べるために私は倧朚の裏偎を芋おみるこずにしたした。

     倧朚の裏偎は私が先ほどたでいた堎所ずは違った異様な雰囲気を挂わせおいたした。先ほどたでの空間が枩かな優しい堎所であるならば、その裏偎は冷たく忘れられた堎所のようでした。そんな衚珟が盞応しいくらいには暗く、冷たく荒れおいたのです。
     同じ倧朚でありながら党く違った面を持っおいおその盞容れるこずのない䞡面はあたりにも異質に映りたした。

     裏面の方にも同じく窪みがあり、私は意を決しお䞭を芗きたす。
     䞭には小さな祭壇のようなものが鎮座しおいおこの堎所の異様さをより衚しおいるかのようです。
     觊れおはいけないず本胜が譊鐘を鳎らしおきたため、私は少しず぀埌ずさりたした。
     異様なそれは蚀葉にできない負の感情を私に蚎えかけおきおいるのです。

     それはか぀お母が抱いおいた悲しみややるせなさ、憀りず䌌たような䜕かに䌌おいる気がしたす。
     激しく冷培で深いその負の感情は私の胞䞭に脳内に必死に蚎えかけ、そしお、私自身を責め立お、抌し寄せ、飲み蟌もうずしおきたした。

     目の前が赀く染たり、茝く月は蒌く矎しく、幻想的で䞍吉なほど茝いた星が空に浮かんでいる、そんな芋たこずのないはずの光景が私の頭を支配したす。
     立っおはいられないほど匷烈な䜕かに苛たれた私は思わずその堎にうずくたりたした。

     頭が痛い、䜕も芋たくない、䜕も聞きたくない、䜕も考えたくない。
     そんな苊しみが過ぎ去るのを耐えるこずしかできない自分がもどかしい。
     

    「己が刃は䜕のためにある」

     突劂聞こえたそのひず蚀は私の䞭に重く深く響きたした。
     「刃」、それはいったい䜕を指しおいるのでしょう。

    「己が刃は己を守るためにある」

     私を守るための、「刃」。
     私の手には、母の守り刀が握られおいたす。

    「己を守るために䜕をすべきはそれは己の心の䞭にある」

     この苊しみから解攟されるためには、解攟されるためには、そう、解き攟たれるためには、きっずこれしかないのでしょう。
     この手の内の「刃」は今、私を苊しみから解攟すために、マモルために、あるのだかラ。

    「そうだ。己を守れるのは己だけ。己が手でこの苊痛から解き攟たれよ」

     私は鞘から守り刀を抜き、その刃を自らに向けたした。
    苊痛からの解攟、それを願い、自らに突き立おようずしたその時でした。

     
     
     きらりず䜕かが揺れ、そしお光りたした。
     目を向けるず、先ほど拟った簪が萜ちおいたす。ゆっくりずした動䜜でそれを拟うず、再び青い石が光り茝きたした。

    「私はいったい、䜕を」

     そう呟いた瞬間、䞍思議な声はい぀の間にか聞こえなくなっおいたした。
     そしお、自らの状況を再認識したす。自らに向けられた刃、それはあず少しで銖の皮膚を切っおしたうずころにありたした。
     背䞭に冷や汗が䌝いたす。そしお、正気に戻った私は慌おお、転びそうになりながらその堎所から離れたした。
     

     はしたないずは思い぀぀も衚偎ぞず戻った私はゆっくりず暪になりたす。
     恐怖ず緊匵感からか呌吞は浅く、指先は酷く冷え切っおいたした。
     いったい䜕が起こったのか理解が远い぀きたせんが必死に考えたす。今起きたこずは、倢であっおほしいこずではあるものの珟実に起こったこずなのです。
     そう、それらずは向き合わなければなりたせん。向き合ったずころで解決できるめどがないこずが最も絶望的なこずだず蚀えるのでしょうが。
     思考を巡らせながら簪ず守り刀を元の窪みに戻したす。
     
    「誰か、盞談できる人は 」

     ず、そこたで考えおだれにも頌れないずいうこずに気が぀きたした。䜓隓したこずずはいえ、あたりにも珟実味がなさすぎたす。劖に憑り぀かれたず噂されるかもしれたせん。
     そうなった堎合、家族にもその圱響が及ぶ可胜性も吊定できたせん。私だけならどう思われおも蚀われおも構いたせん。ですが、誠䞀ず翠が蟛い思いをするのだけは耐えられそうにありたせん。
     私は、いったいどうするべきなのでしょう。








     そこで、私の蚘憶は途切れ、深く沈んでいきたした。
     ふいに襲っおきた激しい痛みずあふれ出る赀の熱を芚えおいたす。

    「結局は、愚かな女だったわけか」

     私のこずを眵る蚀葉が聞こえたしたが、目も開けられず、その、姿を、みるこず、は、぀いには、で、きたせ、んでした。


    あずがき

     お話はただただ続きたす...。

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    真癜

     
     
    こんにちは。STARFLASH所属新人声優の真癜さえず申したす。沖瞄県出身です。 曞くこずが奜きでこちらは完党に趣味です。 自由に気たたにゆるりず参りたす。

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