
“来年履こう”を手放した日
空間を圧迫していた洋服たちを見直し処分したその次の日。
私が目についたのが、靴箱に入りきらない量のスニーカー、ローファー、サンダル、ブーツ。
そして用途ごと季節ごとに揃えられた鞄たち。
今まで洋服に圧迫されて、それらの量に気づけなかった自分がいた。
これまた、セレクトショップが開けそうだ。
着用するのは私1人。
おそらく、これらの量は5〜6人分に相当するであろうことに頭がくらついた。
去年セールで買って、「来年履こう」としまい込んでいたサンダルやブーツも15足以上出てきた。
まだタグ付きのものまである。
“来年の自分”に期待して増やしていたけれど、履くのは結局、今の私ひとり。
さすがにこれは履ききれないな、とようやく現実を認めた。
そうだ!私が2026年の今年に履くものだけを残そう。
そして鞄は、いつもサッと手に取るものが、きっとお気に入りなのだと思う。
それ以外は手放そうと、心が決まった。
洋服の整理で耐性がついたのか、決意するまでそう時間はかからなかった。
今回のルール
①履き物の色は、黒と白、各2足
②履き物の種類は、スニーカー、ブーツ、雨の日用の合皮の靴
③鞄は、季節ごとの用途の鞄は処分
④鞄のサイズは、毎日使っているミニサイズとビックサイズを残す
これ以外は保留なし。
さぁ、今の自分のために始めよう!
処分は気が重たくなるものだけど、今回は私の心と身体は軽かった。
最初に着手したのは、迷いの少ない鞄から。
ハウスダストアレルギー持ちなのに、なぜかフェイクファーの鞄が、たくさん。買った年の冬は可愛かった、暖かそうで手触りに癒された。
でも、今手に取るとマスクを2重にしたいほど埃っぽかった。
ソッとゴミ袋に入れた。
夏のカゴ系バッグ。涼しげで可愛かったけど、使っていると肌にささくれが刺さってチクチクしてたな。
シーズンオフになると気づいたデメリットが脳裏をよぎる。
私は、キャンパス生地で多機能ポケットがたくさんある鞄が大好きだ。仕事へ行く時も、買い物もこれがあれば平気だ。
日々の自分のお気に入りにやっと気づけた気がした。
そして、お次は、くつ関係。
箱から出してもいないスニーカー、ブーツ、サンダル。目を背けたい量に向き合った。
去年のセールで買った、今年の夏や冬に“咲く予定”だったものたち。
私は、それを1足ずつ履いてみた。
足が痛い、重たい、体型に合わないごつい形、
なんじゃこりゃ、、と去年の自分に言いたかった。
全部履いてみた結果、履きやすいサンダル黒とアイボリー。
スニーカーは、黒と白。
雨の日ように合皮の黒い靴。
靴箱から溢れていた靴たちが5足になった。
玄関に空白ができた。
玄関からの視界が広がった。
なんだか、深呼吸できるようになった。
45リットルのゴミ袋が大活躍している。
50枚入りを買ったのだが、最後に残るのは何枚くらいなんだろう。
使ったゴミ袋の分、私は軽くなれるだろう。