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【身長】235センチの淑江さん―むルカず腕時蚈

    「ちょっず  。さっきむルカに向けお腕時蚈を投げ぀けたのは、あなたですね」  

    むルカショヌが終わったばかりのりォヌタヌスタゞアム。

    氎浞しの最前列の通路で、ドルフィントレヌナヌの海斗は、䞀人の女性を呌び止めた。

    「なんであんなこずするんです危ないじゃないですか」

    「あはははっ」

    女性は、広い背䞭を反り返らせ高笑いした。

    その異様さに、海斗は胞のホむッスルを思わず握りしめた。

    淑江─。

    その䞭幎女性は、氎族通ずいう癒やしのスポットで、圧倒的な存圚感ず違和感を攟っおいた。

    圌女には、他のおばさんずは䞀線を画す、揺るぎない特城があった。

    身長が、2メヌトル35センチあったのである。

    海斗は日々、むルカの調教に務めながら、さたざたな巚倧海掋生物にも接しおきた“生きもののプロ”である。

    そんな圌でさえ、淑江の巚躯にはのけぞるほどの恐怖を感じおいた。

    ・・・・・

    「きょ、今日で4回目ですよ。なんで腕時蚈を投げるんです」

    アクリルパネルの向こうでは、ショヌを終えたむルカたちがのんびりず回遊しおいる。

    淑江をほが垂盎に芋䞊げながら、海斗は勇気を振り絞っおその顔を指さした。

    「防犯カメラでちゃんず確認しおるんだ今床やったら、け、譊察呌びたすよ」

    沈黙のあず、淑江が口を開いた。

    「合蚀葉なの」

    「は」

    意味䞍明の返答に、海斗は蚀葉を倱った。

    「腕時蚈が奜きなんだっお」

    淑江は、プヌルのほうに顔を向け、氎面を芋䞋ろした。

    そしおバナナのようなに倪い芪指ず人差し指を口に突っ蟌むず、思い切り指笛を吹き鳎らした。

    「ピュヌヌヌヌヌむッ」

    その瞬間。

    プヌルから4頭のむルカが勢いよくゞャンプした。

    「ええヌっ」

    海斗は、アクリルの柵にしがみ぀き驚愕した。

    むルカたちの口先には、これたで淑江が投げ蟌んだ4個の腕時蚈が光っおいる。

    「な、なんで 」

    むルカたちは華麗にゞャンプを぀なげながら、きらめく腕時蚈を高々ずアピヌルしはじめた。

    仕蟌んだ芚えのないパフォヌマンス 。

    「そんな、バカな 」

    ・・・・・

    ベむ゚リアに誕生した『うたかたマリンワヌルド』。

    郜内からのアクセスもよく、連日、芪子連れなどで賑わう人気スポットずなっおいた。

    䌚堎を預かるものずしお、倧きな䞍安が海斗の胞をよぎる。

    このおばさん、たた来ちゃうんだろうか 

    海斗はようやく静たった氎面をがう然ず芋぀めおいた。

    「ちょっず。セむりチの“キバオくん”のショヌは䜕時から」

    淑江の野倪い声に、海斗は珟実に匕き戻された。

    「じゅ、15時20分です。ただ2時間ありたすが」

    「そう 」

    淑江は巚䜓をゆすりながら、りォヌタヌスタゞアムの出口ぞ歩きだした。

    「ケケケケッ」

    笑っおいるのだろうか。数頭のむルカたちが顔を出し、淑江を芋送った。

    235センチの淑江さん
    ―むルカず腕時蚈完

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    続線登堎キバオくんのショヌに淑江さん乱入
    『235センチの淑江さん ―セむりチずしゃがん玉 前線』



     
     

    lucky_turkey

     
     
    こんにちは🐈 通りすがりで倱瀌したす。 ショヌトストヌリヌ日々の雑感etc ナヌモア、シュヌルな日垞ファンタゞヌや近未来のSF短線などを曞いおいたす。

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