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Photo byfuten_seisuke

考えると混乱する「人称・視点」。二人称小説って結局なに?

    豆島 圭

    ちょっと悩んじゃったことをツラツラと書いています。

    👧私は一人称


    私は、ほとんどの小説を一人称で書いています。

    私は 僕が 俺も 儂が アタシも オイラも 俺様も……

    最初に小説を書くとき、耳元で「一人称で書くべし」と誰かが囁いていた気がしたからです。
    ところが、あらためて複数のサイトを漁っていると
    「三人称で書くのがおすすめ」
    と書かれています。
    ええっ?(;゚Д゚) そうだったの?

    一人称のデメリットとしては、「自分が」知らない・見てないことは書けない、ということ。
    そうなのよね。苦労する。
    だから、「Aさんの章」「Bさんの章」と分けて、それぞれ一人称で書くこともあります。(要は「多視点」というのかしら)

    同じ章の中で切り替えるにしてもコロコロ変わると読みにくいので、ある程度長さをもたせたり、区切りをつけたりして、全体で2~3人まで、など。
    (そのうちの一人が「信頼できない語り手」だと混乱して面白いと思っていたりもする)
    読み手が「視点が変わってる」と分かるようには書いているつもりです。

    👪おすすめは三人称

    上記で書いたオススメの「三人称」とは、「三人称一視点」と思われます。

    一人称と同じく「視点」は「ひとつ」。
    その人から見えないことは書けません。

    え? 
    一人称と何が違うの。
    サイトによっては、「私は」が、「豆島は」に変わるだけ と書いてある。
    では、なぜ一人称ではなく三人称をススメるの?
    読み手が分かりやすいのかしら。•́ω•̀)?

    ん? まてよ?
    私の小説は、一人称と三人称が混ざっているのか?
    読み直したら、確実にありました。
    冒頭、三人称(ぽい)で状況説明、一行あけて一人称とか。
    それは違和感なく、物語にスッとつながっていると思っています……が。
    そもそも「私は」って書いているけど、「私は~~した」って書き方は、一人称として変なの?
    私の心の声だけを書かないといけないの?
    いや、違うよね。違うと言って。でも違うなら違うで、「一人称と三人称一視点」の違いがよく分からなくなってきた。
    本当に、「私は」が「豆島は」に変わるだけなら、何の得があるのか。

    👼おすすめされない「神視点」

    これはよく言われますね。
    作者視点というか、物語のすべてを知っている人の目線。
    すべてを俯瞰したような目から書くのは、絶対ダメではないけれど、難しいのでヘタに手を出すな!と。

    ですが、たとえば物語の最初や最後のナレーションのような感じならばアリと思います。
    ファンタジーみたいなものは特に。壮大な物語の始まりを感じる!時があります。

    👧👦憧れの二人称

    いつかは書いてみたいなと、なんとなく思っていた二人称小説。
    検索にかかった 榎本メソッド小説講座 さんの中に、「2人称で書かれた例文」として、以下の文章が挙げられていました。

    「おまえさんは知っているかい? 大昔、この村には2つの神が住んでいたことを。ここに住んでいるやつらはみんな嘘だと言っている。ただの言い伝えだと。しかしわしは知っているんだ。この村に住んでいた神のことを。初めて見る顔だから、特別に教えてやろう。」

    これって、あれみたいじゃん。そう。「静かな奈落」シリーズ。
    あれって、二人称の小説だったの?

    意識してなかったです。
    「君」に呼びかけている、自分の気持ちじゃん?
    もし、「君は驚いているね」とか「君が転んだよ」とか書いたとして、でもそれは「自分から見た君」な訳で。
    一人称と何が違うのか?
    二人称の小説って、そういうこと?

    分かんなくなっちゃった ┐(´∀`)┌

    もういちどググってみる。少し光が見えた。
    「二人称小説」の「君・あなた」は、どうやら「読者」のこと?
    となると、読者が転んでないのに「転んだよ」と書くのは二人称小説ではないことになりそう。
    完全に、読者に呼びかける系の話のことかな?
    となると、これですね? 

    やっぱり二人称小説はかっこいい。でも長編は難しそう。
    言っていることが違うなら違うと、だれか教えてくれ~

    ※ 追加情報(コメント欄より引用)
    「語り手がはっきりと明かされない小説が二人称の文体」だと思っていた、という情報をいただきました。

    そちらのほうが、二人称っぽい気がします。
    とはいえ、それってどんな文章なのか、さっぱり分かりません(;´Д`)

    人によって、少し捉え方が違うようです。
    正解・不正解、というわけではなく、多少の幅がある気がします。
    しかも、どの人称で書いても、混在していたとしても、小説の書き方としては「間違いではない」という点は、間違いないと思います。念のため。


    👤結論


    でも結局、結論はコレだと思うんです。
    ↓ こちら記事の最後に太字で書いてあります。

    視点はブレてはいけないということではないので、自然に書けていければいい。ただし、初心者はそれがうまく処理できないので、まずはブレないように書くことをオススメする。

    公募ガイド社さんのことば

    「自然に書けていければいい」
    読み手が、読んでいて何の違和感もなく、書き手の思っている世界を再現できていたり、どっぷり感情移入できれば良いわけですよね?

    ということで。
    私の小説を読んでいて、視点が分からない! 違和感! などあれば、その時に教えてくださるとありがたいです。

    👼おまけ

    ショートショートを書きました。
    この記事が微妙に前フリになっています(*´ω`)


     
     
     
    2022年〜小説公募開始。読む書く共に「重い・イヤミス」好き。noteでは創作大賞2024ミステリー小説部門で中間選考通過。2023,2024ベストレビュアー賞受賞。 春ピリカグランプリ個人賞受賞。高田純次同盟会員No.3。アイコン画は橘鶫さん作。

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