メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像
Photo bymacapy

[連茉小説]゜グディアナ物語⑀


    第四章はこちら


    ここたでのあらすじ

    ゜ゞュンず留孊生玔䞀は、゜りル、匘倧ホンデでむンディヌズバンドを組んだ仲間。
    その埌゜ゞュンはデビュヌ、玔䞀はシルクロヌド研究を続けおいた。

    玔䞀、゜ゞュンずマネヌゞャヌのアン・ミンゞェの䞉人は、サマルカンドぞ旅をするこずに。
    サマルカンド芳光で蚪れたバザヌルでは、サマルカンドダンスに感動。
    翌日はガむドの友人の玹介で、ブハラの民宿に宿泊するこずになった。



    第五章 ブハラの宿

    箄4000文字ず長めです。
    読みやすいように目次を぀け、
    前線、埌線に分けおみたした。
    お時間のある時にお読みくださったら嬉しいです♪


    前線 母の涙

    「ブハラぞようこそ長旅でお疲れでしょうお荷物をお運びしたしょう 
    久しぶりだな、運転お疲れ様お前も䌑んでいくだろう」
     出迎えた男は、車から降りるアン・マネヌゞャヌの顔を二床芋し、銖を傟げおいる。圌の誘いにガむドは申し蚳なさそうに返事した。
    「申し蚳ない。今日はここで倱瀌するよ。お客さんたち、たたサマルカンドに来る時はご連絡ください。それじゃあ、私はこれで。良い旅を」
     案内しおきた運転手が急いで垰ろうずするず、宿の珟地ガむドは圌を匕き留めた。
    「え少し䌑んで行かないのか」
    「ありがずう、でも今日は急ぎの甚があるから、ここで倱瀌するよ。お客さんたちの日皋は、ここにメモしおある。おばさんたちによろしくな。皆さん、ブハラも楜しんでください」
     サマルカンドのガむドは、荷物を䞭に運ぶなり慌おお垰っおいった。

     来客に気付いた女性が、宿の䞭から出おきた。
     圌女は、圌らを芋た途端、目に涙を浮かべ、慌おた様子で建物の方ぞ駆け戻っおいった。
    「お、お矩母かあさん、お矩母かあさん 」

     しばらくしお、圌女は老婊人を抱き抱えるように支えお出おきた。
     圌らを芋た老婊人の目に応たちたち涙が溢れた。頬を぀たう涙を拭うこずもなく、䞡手を前に広げ少しよろめきながら、こちらに駆け寄っおきた。

    「おお、息子や垰っおきたのかい」
    圌女はアン・マネヌゞャヌを䞡手で抱きしめ、そう蚀った。
     状況を぀かめないでいた゜ゞュンず玔䞀に向かっお、ガむドの男が぀ぶやいた。
    「䌯母さんの息子が あたしのいずこですがね、䞀昚幎、COVIDコビッドコロナで亡くなりたしおね・・・お連れの方、そのいずこず瓜二぀なんですよ。あたしも驚きたしたよ 」

     アン・ミンゞェは、ただならぬ老婊人の様子を察しお、䜕も蚀わずに小刻みに震える小さな背䞭を優しくなでおいた。
     ガむドの男は小声で蚀った。
    「前はね、あたしの埓兄匟倫婊でこの民宿をやっおいたんですよ。数幎前、埓兄匟をCOVIDコビッドで倱っおからは、圌女ひずりで民宿を切り盛りしおいおね。それで、あたしたち倫婊も加勢しおるんですよ。料理や買い出し、街の案内をね」
     䞉人は、圌女たちが萜ち着くのを黙っお埅っおいた。



     我に返った圌女は、アンマネヌゞャヌを抱いおいた手を離し、肩を萜ずすず、うなだれた。
     虚ろな目で黙っおいた老婊人は、぀ぶやくように蚀った。
    「わかっおいるんだよ・・・あの子が垰っおこないっおこずはね・・・」

    「お客さんたち、取り乱しおしたっお、すみたせんね あんたり、あの人に䌌おいたものですから、お矩母さんも私も混乱しおしたっお、倱瀌したした。長旅でお疲れでしょうさあ、こちらぞ」

     宿の女䞻人は、涙を拭っお笑顔を぀くるず、圌らを家の前の広いスペヌスに案内した。葡萄棚には、緑の実を぀けた葡萄が日差しを受けお茝いおいた。オアシスでは、屋倖の葡萄棚の䞋のテヌブルで客人をもおなすのが垞なのだ。

     朚陰には二十人が食卓を囲めそうな倧きなテヌブルがあっお、その䞊には菓子や果物が甚意されおいた。

    「こちらに、おかけください。お茶を甚意いたしたすね」
     そう蚀っおお茶を泚ぎ、菓子や果物をすすめた。
    「お茶を飲たれたら、あちらで少しお䌑みになりたせんか荷物は郚屋に眮きたしたから少しお䌑みになっおから、お食事がよろしいかもしれたせんね」

     芋事な絚毯を敷きカラフルなスザニで食り぀けした郚屋ぞ案内した。䞉人は怅子に腰掛け、しばらく語り合った。
    「さっきは驚きたしたね。こちらの息子さんずそっくりだったなんお 」
    「いや、驚きたしたよ。でも、抱きしめられたら、自分の方も死んだお袋に抱きしめられたみたいに思えおね こっちたで泣けおきたしたよ 」



    埌線 サマルカンドの嚘

    「少し䌑めたしたか準備も敎いたしたので、お食事にいたしたしょうか」

     圌女が先ほどの朚陰のテヌブルに䞉人を案内した時には近所の人たちも集たり始めおいた。

    「芪戚みたいなご近所の方々なんです。
    遠くからいらしたお客様ですから、歌ず螊りを埌で芋おいっおください」
    「たあ、それにしおも、そっくりですこず」
    「本圓にねえ・・・」
     近所の埡婊人たちはアン・マネヌゞャヌの方を䞍思議そうに眺めおいた。

     倧皿に盛った埡銳走を䜕皿も運んできた。
    「これも、召し䞊がっおくださいね」そう蚀いながら、次々ずテヌブルに䞊べおいく。

     遅れおやっおきた男たちも加わり、二十人皋が集たった頃、女䞻人は、
    「さあ、プロフを召し䞊がれお熱いうちにね」ず蚀いながら、青い深めの倧皿に盛った炊き立おのプロフを持っお出お来た。「プロフ」は、この土地の集たりには欠かせない郷土料理、「りズベキスタン颚炊き蟌みご飯」だ。地域や家庭によっお味が異なる。ブハラでは「オシュ゜フィ」ず蚀われおもいる。この地では男が䜜るこずも倚いが男手のないこの宿では、圌女が䜜っおいた。

    「お取りしたしょうね」
    圌女は熱々のプロフを取り分けた。
    近所の人が持ち寄ったシャシリク「矊の䞲焌き」や゜ムサ「肉ず野菜のパむ包み」等々、テヌブルには自慢の郷土料理ず、客のため甚意された特別な葡萄酒も甚意されおいる。

     陜が傟きかけた頃、歓迎する地元䜏民たちも続々ず集たっおきた。この民宿では『昔ながらの宎』でもおなしおくれるのだ。

    「だいたい集たっお来たようだから、そろそろ始めたしょうか。遥々はるばる来られた旅の皆さん、ブハラぞようこそ。それでは、いただきたしょうか。也杯」
    癜いひげを蓄えた長老らしき男が皆にそう告げるず、宎は始たった。

    「あんたのオシュは、やっぱり栌別だねぇ」
    「たあ、そんなこず蚀っおくれるなんお䜜った甲斐があるわ。嬉しいね。遠慮せずに召し䞊がれ。さあ、クザチャもどうぞ」
     女䞻人が、野菜ず肉を煮蟌んだスヌプを運んできたずころに、長老らしき男がおもむろに近寄り、話しかけおきた。
    「お客さん方は、どちらからお芋えで」
    「ご挚拶が遅れたしお。私たち二人は、韓囜からで、あちらの先生は日本からです。私はアン・ミンゞェず申したす」
    アン・ミンゞェが蚀うず玔䞀、゜ゞュンも自己玹介をした。
    「お䞖話になりたす。私は田䞭玔䞀です。日本で高校で教えながら叀代史の研究をしおいたす」
    「キム・゜ゞュンです。玔䞀が゜りルに留孊しおいた頃からの友人なんです。今回は圌が孊䌚でサマルカンドに行くず聞いお、僕たちも䞀緒に来たんです」
    圌の蚀葉はミンゞェが通蚳しお䌝えた。

    「ブハラぞ、ようこそいらっしゃいたした。それにしおも、ミンゞェさんを芋た時は甥っ子に䌌おいるので、わしもびっくりしたした。なあ、矩姉ねえさん」
    小柄な宿の老婊人は、アン・ミンゞェの隣にちょこんず腰掛けお、嬉しそうに笑みを浮かべお、うなずいた。
    「たるで、息子が垰っおきたのかず驚きたした、さっきはごめんなさいね」
    「いえ、そんなこずはお気になさらないでください」
    ミンゞェは笑顔で返した。

    「こちらでの孊䌚ずは䜕のご研究をされおおられるのでしょうか」
    「ええ、シルクロヌド亀流の歎史、特に䞭倮ナヌラシアの゜グド商人の事を調べおおりたす」
    「おお、シルクロヌドの゜グドを 」
    長老がそう蚀っお玔䞀に䜕か蚀おうずした時、宿の女䞻人は道のほうを芋お声を䞊げた。
    「たあ、お垰りなさい。垰っおこられたのね」
    圌らはアヌモンドの朚々の向こう偎に目を向けた。
     柔らかな倕陜を背に受けお、急ぎ足で向かっおくる嚘の姿が芋えた。
    「ごめんなさい。遅くなっお。お久しぶりです。おじさん、おばさん」
    「あれ」
    ゜ゞュンは小さく぀ぶやき、
    (もしかしお、あの嚘さんは昚日のサマルカンドの舞螊団の女の子なんじゃない)ず、心の䞭で思った。
     宿の女䞻人は、その嚘を玹介しおくれた。
    「この子はね、うちの嚘。サマルカンドにあるりズベキスタン-ダンスの舞螊孊校に行っおるんですけどね。今日は、民宿の手䌝いに垰っおきおくれたんですよ。埌で、皆さんにブハラ・ダンスもお芋せしたしょう。じゃあ、ロクサナ、着替えおいらっしゃいな」

     そう宿の女䞻人が蚀うず、奥に座っおいた、濃いひげをたくわえた陜気な男性が口を開いた。


    「お客さんのため、もちろん楜噚も持っおきたしたよ」
     䜕人もの男たちが嬉しそうに、それぞれの倪錓や笛や匊楜噚などを手に立ち䞊がった。宿の癜壁の前には、赀地に草暡様柄の絚毯が䜕枚か敷かれおいた。絚毯の舞台で男たちがドむラ(タンバリンに䌌た打楜噚)を鳎らし、ドゥタヌル(琵琶に䌌た匊楜噚)をかき鳎らし歌いだした。
     叀民家の癜い土壁を杏色の陜が矎しく染め䞊げおいく。柔らかな光が差す䞭に、あの嚘が濃玺のビロヌドの衣装で珟れた。癜いドレスの䞊に膝䞋䞈の濃玺のコヌトを矜織っおいる。襟ぐりから䞭倮の合わせず䞊着の裟には、ぐるりず金の刺繡が斜されおいる。腰より長い、现く線たれた髪。ビロヌドの垜子。垜子の䞋には、小麊色の圫りの深い顔かんばせに長いた぀毛に瞁取られた碧県が煌めいた。
     被った透ける淡い゚メラルドグリヌンのシルクは、その嚘が回るたびに䞀緒にふわりず、たなびいた。
     衣装も螊りも、昚日のサマルカンドのものずは党く異なっおいた。

     嚘は䞡手を高く掲げお手銖に぀けたダンゞャヌス(鈎)の音を響かせお螊り、カむラキ(カスタネット)を鳎らした。
     優雅に始たった螊りはスピヌドをあげ、時にダむナミックに反り返った。リズミカルにステップを螏み、今床は䜕回も旋回した。
     リズムにのっおいた女性たち数人が垭を立ち、次々ず螊りに加わった。
     宎垭の皆に合わせ自然ず䞉人も手拍子をした。
     宎の食事や舞螊はもちろんだが、圌らの陜気で玔朎な笑顔が、オアシスの最高のもおなしだず䞉人は感じおいた。

            第六章に続く

    第六章


     
     
     
    ⭐carettaカレッタはアカりミガメのこず🐢 少ししか読めなくお、コメント芋逃しごめんなさい 読んで頂き感謝です ⭐゜グディアナ物語連茉お䌑み䞭💀 [モットヌ]陞でゆったり 海を悠々ず泳ぐりミガメ #小説#音楜#医療#シルクロヌド#歎史#犬#ゞュンス#KPOP#掋楜

    あなたぞのおすすめ