
クラスが下がった日のメリーちゃんへ──宿題とがおーとパパの本音
メリーちゃん、クラスが下がったんだってね。
……ふふ、パパはね、それを聞いて、まったく気にしてません。
というのも、そもそもパパはサピックスというものが……
大っ嫌いなのです。
なのに、なぜ通っているのか?
それは――
そう、あの人の命令です。
ミーナばあちゃん(=ママ)です。
家では恐れられております。
宿題をやっていない気配を察知すると、すぐさま、
「宿題やったの!!がおー!!」
と襲いかかってきます。
(実際には何もしませんが、声の威力がバグってます)
そんなミーナばあちゃんの意志で始まったサピックス。
もちろん、メリーちゃんはすっごく頑張っているよね。
それはパパもよーく知ってる。
でもね、パパは順位やクラスで子どもを測る仕組みが嫌いなんだ。
それよりも、「すき」とか「もっと知りたい」とか、そういう気持ちを守りたい。
クラスなんて、風みたいなもの。
調子がよければ上がるし、ちょっと疲れたら下がる。
それだけのこと。
でもね、メリーちゃんの中にある**「わかりたい」「できた!」**っていう気持ちは、風では飛ばされない。
それがあるかぎり、あなたは世界のどのクラスよりも高いところにいるんだよ。
今日クラスが下がったなら、それは新しい自由がひとつ増えた日。
こう言ってみてごらん。
「それがどうしたの? 私には、勉強がある。」
パパは、サピックスには反対でも、
メリーちゃんが“勉強をすきでいてくれる”ことには、大大大賛成です。
クラスが下がっても、メリーちゃんは笑って、
「これもいいね」
って言いました。
それを聞いたパパは、ちょっと泣きそうになりました。
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