憧れのパリ4日間詰め込み女子旅②~ルーヴル美術館・ヴェルサイユ宮殿~
パリ旅行の2日目について投稿していきます。
1日目はこちらをご覧ください。https://note.com/lively_murre766/n/n2273cb776160
2日目
朝食@cafe de fleur
こちらもぜひ訪れたかった場所。
多くの芸術家・著名人に愛された歴史的なカフェです。

朝8時ごろ伺いましたがテラス席は既に満席。
店内の座席はまだ空きがあり、そちらに案内いただきました。
ウェイターの男性は気さくで日本語がお上手な方でした。

濃厚なホットチョコレートに生クリームを溶かしていくと
まろやかに優しくなっていきます。
とても大きく見えますが、クロワッサンはほぼ空気(褒め言葉)。
「カレーは飲み物」の次に浸透してほしい概念。
バターの香りと軽い生地の層がほろほろとほどけていく感じがたまらない。
ショコラショーに浸して食べるのもまたおいしい。
オニオングラタンスープは意外にもやさしい塩味。
朝は少しひんやりしているので、温かいスープが身体にしみる。
「早起きは三文の徳」というけれど、ほんとうになんだか得した気分になる。
三文って現代の価値にすると100円くらいみたいだけど、それよりはるかに贅沢な感覚。
とくに海外旅行では「元を取らなきゃ精神」があるので、普段だったらできないけど、早起きして行動できるんですよね。
きっと普段から朝活できたら、毎週末この贅沢な気持ちを味わえるんだろうけど…。普段できないからこそこういうときがさらに特別に感じられるんだろう。
朝の新鮮な空気がひんやりとして清々しくて気持ちよくて、身体の内側に熱いホットチョコレートが入ってくる。
外側と内側で温度差があるのが好きなんですよね。
この感覚ってなんていうんだろう。
共感覚的に言うと、こたつの中で雪見だいふくを食べるときとか、アップルパイとバニラアイスクリームを一緒に食べたときの贅沢な気持ち。
ルーヴル美術館
優雅な朝食のあとはカフェから徒歩でルーヴル美術館へ。

ルーヴル美術館は、もともと1190年頃フィリップ2世が要塞として建設し、16世紀、フランソワ1世がルネサンス様式の宮殿へ改築しました。
こちらのピラミッド入口からではなく、ちょうど向かい側にある小さな凱旋門の近くの地下入口からが混雑しないという口コミを見てそちらから入りました。
9時のチケットで9時半に到着しましたが、それでも入り口からの列は長く伸びていて、入場できたのは10時過ぎ頃。


ルーヴル美術館はアルファベットのAのような形の建物になっており、目当ての作品は南側のドゥノン翼に集中していたので、ドゥノン翼→シュリ―翼→リシュリュー翼の順番で回りました。

私がルーヴル美術館で楽しみにしていた彫刻の1つにいきなり出会うことができました。↓

ある国の王女プシュケは神々しいほど美しく、あまりの美しさに、人々は美の女神ヴィーナスへの礼拝を忘れ、プシュケを崇めるようになります。
激怒したヴィーナスは、息子の愛の神アモル(クピド)に「あの娘を、世界で最も醜い怪物の虜にしてしまえ」と命じました。
母の命を受けたアモルでしたが、プシュケを一目見た瞬間にその美しさに心を奪われ、彼女に恋をしてしまいます。アモルは母を欺きプシュケを人里離れた宮殿へと連れて行きました。
宮殿でプシュケの夫となったアモルは、「決して私の姿を見てはならない」という厳しい条件をつけました。アモルは毎夜、暗闇の中だけで彼女を訪れました。姿は見えなくても優しく完璧な夫との生活に、プシュケは幸せを感じていました。
しかし、プシュケの幸せを妬んだ2人の姉たちが「お前の夫は、正体を隠していつかお前を食らう恐ろしい大蛇に違いない。夜中にランプで正体を確かめ、短剣で刺し殺しなさい」と彼女を唆します。
不安に駆られたプシュケは、ある夜、夫が寝静まったあとにランプの灯りを灯してしまいます。そこには光り輝く美しい愛の神アモルの姿がありました。驚き見とれた拍子に、ランプの熱い油がアモルの肩に一滴、落ちて、アモルは目を覚ましてしまい、約束を破られた悲しみから空へと飛び去ってしまいました。
失意のプシュケは夫を探し求め、ついに怒り狂う義母ヴィーナスの元へとたどり着きます。ヴィーナスはプシュケを奴隷のように扱い、人間には不可能な4つの試練を課しましたが、プシュケは見事にすべてをクリアします。
4つ目の試練では、冥界の女王から冥「美(化粧水)」を分けてもらい、箱に入れて持ち帰るよう命じられます。
地上に戻ったプシュケは、ヴィーナスに届ける前に「美(化粧水)を使えば、夫アモルに再び愛されるほど美しくなれるかもしれない」という誘惑に駆られ、決して開けてはならないと言われていた箱を開けてしまいます。
しかし、箱の中に入っていたのは美ではなく、「冥界の深い眠り(死の睡眠)」でした。プシュケはその場に倒れてしまいます。
そこへアモルが駆けつけ、プシュケの体を覆っていた眠りを箱に戻し、愛の接吻(あるいは矢のひと突き)によって彼女を目覚めさせました。これが、この彫刻が捉えた決定的な瞬間です。
その後アモルは最高神ユピテル(ゼウス)に仲裁を頼み、ヴィーナスもついに2人の結婚を認めました。プシュケは神々の飲み物「ネクタル」を与えられて女神(魂の女神)となり、アモルと正式に結ばれました。のちに2人の間には、「喜び(ウォルプタス)」という名の娘が生まれます。
この一連のストーリーは「人間の魂(プシュケ)が、真の愛(アモル)と結びつき、神性を獲得して不滅の存在になるまでの成長プロセス」を描いた壮大な哲学・心理学的メタファーの物語です。
最初の宮殿での生活は、何不自由ない楽園でしたが、夫の姿は見えず、ただ感覚的に満たされているだけの「無意識の陶酔」のステージでした。
姉たちに唆されたとはいえ、彼女がランプを灯した背景には、「愛する相手の正体を正しく知りたい、理解したい」という、人間の理性や自己意識の芽生えがあります。
暗闇の中の甘い関係(無意識)から、光(意識・知性)を当てることで、楽園は一度崩壊します。しかし、相手を真に知ることでしか、対等な関係は築けません。ランプの油によるアモルの火傷は、「知ることには痛みが伴う」という通過儀礼を象徴しています。
また、最後の失敗(箱を開けてしまう)でプシュケは深い眠りに落ちますが、これはエゴ(自我)の死を意味します。
試練を乗り越えようとボロボロになったプシュケの姿を見て、アモルもまた「自分を無条件に求めてくれた彼女の愛」を確信し、精神的に成長します。そして、自らの意思で彼女を救いに来ます。
最後にプシュケが神の飲み物ネクタルを飲んで女神になるのは、「人間の魂は、愛による数々の試練と苦しみを経て初めて、神聖で不滅なもの(永遠の幸福)へと昇華される」というプラトン哲学的な結末を表しています。
のちに生まれた娘が「喜び(ウォルプタス)」と名付けられたのも、「愛(アモル)と魂(プシュケ)が正しく結ばれたときにのみ、真の喜びが生まれる」という美しいメッセージが込められているからです。
とても甘美なルーヴル美術館の幕開け…!!


話には聞いていたけれど、同じ展示室に飾られているほかの絵画と比べると小さい~~~。前には人だかりがありましたが、隙間を縫うようにしてあっさり最前列で見ることができました。



私がルーヴル美術館で一番楽しみにしていたのがサモトラケのニケ。
いや、かっこよすぎない!!!???
通常の絵画の展示室の先にこの階段が見えた瞬間、ハッとしました。
置かれているというより、まさに今降り立ったかのような動きを感じる圧倒的な存在感。

発掘されたときから首から上と両腕がなかったようですが、制作当時はどんな顔だったんだろう。
顔や腕がない方がより、人ならざるもの・神への畏怖を掻き立てていて、むしろこの状態が完成形ではないかと思えてくる。

世界史の教科書で見たやつだ~~~~


「目には目を、歯には歯を」で有名ですよね。
全てのエリアをサーッと通りましたが、じっくり作品を観ようとしたら数日かかるといわれているだけありますね。
最後は予約していたルーヴル美術館内のル・カフェ・マルリーへ


予約時のメッセージで希望していた通り、ピラミッドが見えるテラス席に案内いただくことができました。
通常のご飯系メニューもありますが、朝食でかなりお腹いっぱいだったため、レッドベリーのパブロバと、ナポレオンという名前のマンゴーベースのモクテルをいただきました。
このパブロバがおいしすぎた…!!!!
サクサクと軽いメレンゲに、甘さ控えめでレアチーズのように爽やかな生クリームと甘酸っぱいベリーのソース。
苺やラズベリー、ブラックベリーがこれでもかというくらいてんこ盛り。
ショートケーキを食べているような満足感がありながらとても軽くて、ぺろっと食べてしまいました。
ヴェルサイユ宮殿
ルーヴル美術館をあとにしたのち、友人が近くのMerciでお土産を買ったあと、オルセー美術館駅から電車でヴェルサイユ宮殿へ。

旅行前、既にインストールしていた地下鉄チケット購入アプリ(Île-de-France Mobilités)で上手くチケットが購入できず、駅でPASMOのような物理カードを購入しチャージしながら使いました。

駅で電車を待っていると、同じくベンチで座っている隣のフランス人女性から、「日本人ですか?」と日本語で話しかけられる。
少し会話をしたのち、その女性もはじめてヴェルサイユ宮殿にこれから行くところであると言っていた。
私たちは、「パリの地下鉄では話しかけられて油断している隙に携行品をすられる」という事象を行く前から聞いていたため、正直会話も上の空で気が気ではなかった。
電車が来るとその女性は私たちとは別の車両に乗り込んでいった。


幸い持ち物は何もなくなっていない。
そしてヴェルサイユ宮殿の駅で降りるとその女性もヴェルサイユ宮殿に向かって歩いていくのが見えた。
どうやら本当に普通の人だったみたい。
警戒せざるをえないのは仕方ないけど、疑心暗鬼で話してしまったのが心苦しいな。
この女性に限らず、パリの人は日本人に友好的な人が多かった。
「ありがとう」「おいしい?」など日本語で話しかけてくれる。
私たちの運が良かったのかたまたまなのか、人種差別なども旅行中一度も経験しなかった。
旅行者の立場だからかもしれないけど、みんな優しくて、とても素敵な思い出がたくさんなので、その点でもまた訪れたい都市です。
ヴェルサイユ宮殿近くの駅からヴェルサイユ宮殿までは、同じく駅から出た人がたくさん向かっていくので、その人たちの波に乗っていけばあっという間に到着。

ヴェルサイユ宮殿のチケットも事前にKLookで購入しておきました。
時間指定のチケット列でしたが、入場まで少し並びます。
ヴェルサイユ宮殿は、
・1661年「太陽王」ルイ14世が大規模に増築
・政治と宮廷文化の中心になる
・ルイ15世が一部を繊細優美なロココ様式に改装し小トリアノン宮殿を建設。
・1789年フランス革命で王族はパリへ強制送還。
・1919年ベルサイユ条約調印式
・1979年ユネスコ世界遺産に登録された場所です。



各所の説明がなんとフランス語のみ。
せめて英語でも書いて欲しかった…!!
オーディオガイドが必須ですね。
宮殿全体を見て、お見上げ売り場でNINA'Sのマリーアントワネットの紅茶を買っておしまい。
庭園を見ても良かったのですが、西日がものすごい暑かったので撤退しました。(笑)
夜ご飯@ober mamma
ヴェルサイユ宮殿からパリ市内に電車で移動したのち、タクシーで予約していたober mammaへ。
もともと日本人もよく訪れているpink mammaに行こうとしていましたが、
パリ市内からアクセスのよい店舗であるがゆえに人気で予約がとれず、
同じ○○ mamma系列で、お目当ての同じトリュフパスタが食べられるober mammaに行きました。

昨日に引き続きトリュフパスタ。
トリュフの香りは昨日行ったBambiniの方が強かったのですが、ober mammaはこの初めて見るくねくねした麺がかなりもちもちで好み。
薄めでトロトロのピザはもはや飲める。
夜ご飯ののち、電車でオペラ駅に戻り、ホテルに帰る前にギャラリーラファイエットグルメ館に寄りました。
本当はギャラリーラファイエット本館に行きたかったのですが、なんと営業時間を勘違いしており、既に閉店していました。
この旅唯一のやらかし。
ギャラリーラファイエットグルメ館では、

・メゾン・ド・ラトリュフのトリュフマスタード
・アンジェリーナのマロンペースト
・Lu(日本でいう森永みたいなフランスのメーカー)のお菓子
・ボンヌママンのマドレーヌ
を購入し、ホテルに戻り就寝しました。
2日目はこれでおしまい。
3日目以降ものちほど投稿します。
