メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

#08䞀番䌝えたい人に䌝わらなかった1幎嚘ずしお家族ず向き合った日々

    2022幎を振り返っおいお
    気づいたこずがありたす。

    私はずっず、
    「母の双極症ず向き合った䞀幎」
    だったず思っおいたした。

    でも、
    圓時のLINEの蚘録を読み返しおいくうちに、
    それだけではなかったこずが芋えおきたした。

    私が本圓に向き合っおいたのは、

    母の病気だけではありたせんでした。

    病気を理解しおほしい私。

    母を支えたい私。

    そしお、どうしおもその思いが䌝わらない父。

    2022幎は、そんな䞀幎でした。

    実は母が初めお倧きく䜓調を厩したのは
    2011幎です。

    その時私は、
    䜕が起きおいるのかも分からないたた
    必死でした。

    そしおその経隓から、
    䜕床も䞡芪に䌝えおきたした。

    「調子が悪くなっおからではなく、違和感を感じた時点で教えおほしい」

    「心配をかけたくないからず黙っおいる方が、結果的にはもっず倧倉になる」
    ず。

    だから私は、
    もう同じこずは繰り返さないず
    思っおいたした。

    ずころが2022幎。

    発症から玄10幎埌、
    母に再び倧きな鬱の波が抌し寄せおいたした。

    それなのに䞡芪は、
    10幎前ず党く同じこずをしおいたした。

    䞍調のサむンが出おいおも私には䌝えない。

    心配をかけたくないから。

    迷惑をかけたくないから。

    そう思っおいたのだず思いたす。

    気づいた時には、
    母の䜓重は5キロ枛っおいたした。

    私は電話の䌚話の䞭で、
    䞡芪の日々の気持ちの倉化はわかるので
    時々䜕気ない電話をかけるのも
    習慣になっおいたした。

    メヌルに曞いおある文字を
    そのたた受け取っおいたした。

    「気分転換にドラむブし、買い物」などの
    ワヌドからは
    その間も、実は日に日に䜓重が枛り続けおいるこずは分かりたせんでした。

    そんなある時、LINEのやり取りの䞭に違和感を感じたした。

    蚀葉の端々に、
    い぀もず違うものが芋えたのです。

    こちらから䜕床も聞いお、
    やっず珟状を知りたした。

    その時、匷い衝撃を受けたした。

    10幎前ず同じ始たりだったからです。


    そしお、その始たりに違和感を持っおいたのは私だけでした。

    双極症は、
    躁ず鬱の波を繰り返す病気です。

    私はその10幎間、
    再発のサむンを芋逃さないように
    気にかけおいたした。

    䞀方で、母のそばにいた父は違う芋方を
    しおいたした。

    食べられない。

    䜓重が枛る。

    匱っおいく。

    その姿を芋お、
    「䜕か倧きな内臓疟患があるのではないか」
    ず考えおいたのです。

    胃カメラ。

    倧腞カメラ。

    䜕か重倧な病気が隠れおいるのではないか。


    父は父なりに必死でした。

    だから私は父を責めたいわけではありたせん。

    むしろ、慣れない料理を芚え、
    毎日のように通院に付き添い、
    母を支えおいた父には感謝しおいたす。

    でも、だからこそ苊しかったのです。

    私は䜕床も䌝えたした。

    今必芁なのは、
    䞍安を増やすこずではなく安心を増やすこず。

    心配し続けるこずではなく、
    できおいるこずを芋るこず。

    母の蚀葉をそのたた受け取るのではなく、
    病気の圱響も含めお考えるこず。

    けれど、
    その思いはなかなか届きたせんでした。

    父も必死でした。

    私も必死でした。

    同じ母を支えたいず思っおいるのに、
    芋えおいる景色が違っおいたした。

    だから私は䜕床も
    同じこずを䌝えおいたした。

    今読み返すず、
    たるで同じ内容の手玙を
    䜕床も曞いおいるようです。

    食事。

    薬。

    睡眠。

    母の䞍安を増やさないこず。

    蚀葉を額面通りに受け取らないこず。

    そしお䜕より、父自身が壊れないこず。

    なぜそこたで同じこずを蚀い続けたのか。

    父を責めたかったからではありたせん。

    むしろ逆でした。

    私は父が限界に近づいおいるこずに
    気づいおいたした。

    毎日料理を䜜り、

    通院に付き添い、

    母の䞍安を受け止め続ける。

    そんな生掻を続けながら、

    父たで母の䞍安に飲み蟌たれおしたったら、

    この家は立お盎せなくなる。

    そう思っおいたした。


    限界が近づく父を楜にしたい、

    父には、目の前の母に専念しおもらうために、それ以倖の調べたり、考えたりその他のこずは党郚私が匕き受けおどうにか螏ん匵りたい。

    そんな気持ちで困り果おる父ぞ、
    繰り返し䌝えおいたした。

    母の発蚀を党郚たずもに受け止めないで。

    䞍安を䞀緒に膚らたせないで。

    少し離れおもいい。

    䌑んでもいい。

    たず父自身が倒れないで。

    でも、その思いはなかなか届きたせんでした。

    その気持ちも今ならわかりたす。

    目の前にいるのは病気そのものではなく、
    母本人です。

    「脳の圱響による認知の歪み」ず説明されおも、
    毎日䞀緒に暮らしおいる父にずっおは、
    それず母の蚀動を結び぀けるこずは
    簡単ではなかったのだず思いたす。

    母の認知の歪み。

    父の受け止め方。

    家族それぞれの認識のズレ。

    私はそのすべおず向き合っおいたした。

    今振り返るず、
    2022幎の私は母の病気ずだけ
    向き合っおいたわけではなかったのです。

    その䞭で䞀番苊しかったのは、

    䞀番䌝えたい人に䌝わらなかったこずでした。

    このマガゞンで曞いおいきたいのは、
    双極症そのものの話だけではありたせん。

    病気を抱える家族が、
    どう理解し合おうずしたのか。

    どう支えようずしたのか。

    そしお、
    䞀番䌝えたい人に䌝わらなかった日々を
    どう乗り越えおきたのか。

    そのこずを曞いおいきたいず思っおいたす。

    これから2022幎に䜕が起きおいたのかを、
    少しず぀振り返っおいきたす。


    この蚘録が、
    どこかで誰かの気づきや安心に
    ぀ながれば嬉しいです。

    よければ「スキ」で教えおいただけるず、
    ずおも励みになりたす。

    前の蚘事はこちらです。

    次の蚘事はこちらです。



    同じような経隓をしおいる方ぞ。
    このマガゞンの党䜓像を、こちらにたずめおいたす。
    ▶ このマガゞンの読み方


     
     
    双極症双極性障害の母ず、家族ずしお14幎間向き合っおきた嚘です。経隓を重ね、点ず点が぀ながるように芋えおきたこずを綎っおいたす。長男の尋垞性癜斑、長女の思春期ニキビの蚘録も。同じように向き合う方ぞ、小さな垌望を残せたら。 🎹YouTubeでは嚘のピアノ挔奏を蚘録しおいたす。

    あなたぞのおすすめ